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东方文花帖(书籍)/八云紫/中日对照

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报纸

第百十九季 葉月の三
第一百一十九季 叶月1之三
妖怪が行う動物虐待の実態
妖怪所做的动物虐待的现状
  ○月○日26時頃、突然狐の悲鳴に近い鳴き声が聞こえた。只ならぬ様子だったので眠い目を擦り現場に向かった。するとそこで一匹の狐が一人の妖怪の尻に敷かれているという、衝撃の動物虐待の現場を偶然目撃してしまった。私も烏天狗と言う身の為、非常に心が痛む事件である。
  ○月○日26时左右。突然听见附近有狐狸的惨叫声传来。因为感觉事情不一般,所以我就揉了揉睡眼赶往了现场。没想到在那里偶然目击到了一只狐狸被一个妖怪坐在屁股底下的、震撼的、虐待动物的现场。因为自己也是鸦天狗的缘故,我对这件事情也感到相当的心痛。
  動物虐待の犯人は、八雲紫(妖怪)。他に類を見ない一人一種族で、出所不明、神出鬼没、正体不明の妖怪である。いつも派手な服装と気持ちの悪い笑顔の為、会う度に少し圧倒されてしまう。犯人は動物虐待の事実についてこう述べている。「動物虐待? あら、私がいつそんなことしたのかしら?今、狐を踏みつけて虐めている?あぁ、この藍の事ね。これは虐待じゃなくてちょっと勉強させただけよ。それに藍は狐に見えるけど式神よ。動物じゃないわ」
  动物虐待的犯人是八云紫(妖怪)。是一个没看到过其他同类的、一人一种族的,来历不明、神出鬼没、不知底细的妖怪。因为一直都是一身华丽的服装和那让人不舒服的笑容,所以每次见面都有点被压倒的感觉。犯人对于动物虐待的事实做了如下的阐述。「动物虐待?哎呀,我什么时候做过那种事情了啊?你说我现在正踩着一只狐狸虐待她?啊,你说的是蓝啊。这不是虐待只是稍微让她学习一下而已哦。而且蓝看起来是狐狸其实是式神哦。不是动物啊」
牧歌的な幻想郷を襲う、静かな恐怖
袭击田园般的幻想乡,无声的恐怖
  犯人の言葉は支離滅裂であり、常人には理解しがたい内容であったため私の方で理解できるように解釈した。犯人の言い分は以下の通りである。虐められていた藍と呼ばれた狐は、動物ではなく式神である。式神は動物ではなくあくまでも道具であり、道具は良く使い込むほど愛があるのだと言う。だから良く使ってあげているのだと。 ただ愛でているだけではそれは本当の愛では無い、これは愛の形だと言い自分の傘で狐の頭をバンバン叩いていた。「いい? 式神はあくまで決められた事だけを行えば良いの。今日の貴方は勝手に人間と戦ったでしょう? 私はそんなこと命令したかしら。貴方は目の前で如何なる事が起ころうとも、どのような危険が身に迫ろうとも、私の言った通りに動けばいいの。それが一番貴方の為になるのだから」
  因为犯人的话语支离破碎,当中有着一般的常人可能难以理解的部分,所以就由我来解释了一下。犯人的申辩如下。被虐待的,被称作蓝的狐狸不是动物而是式神。而式神不是动物,说白了也不过是一个道具,道具的话越是多用就说明对其的爱越深。所以才经常地使用。但只是表现出爱来的话那不是真正的爱,用自己的伞砰砰地敲着狐狸的头这正是「爱的形式」。「明白吗?式神不管怎么样只需要照着决定好的动作行事就可以了。今天你随便的就和人类战斗了吧?我曾经有那么命令过你吗?你不管眼前发生了什么事情,不管有什么危险在逼近自己,只需要按照我所说的去做就可以了。因为只有那样对你来说才是最好。」
  犯人は尚も理不尽な事を述べ、虐待を正当化させようとしていた。私も半分動物の身であるが故、この事件をこれからも追求していこうと思う。
  犯人依然在陈述着不讲道理的事情,企图将虐待正当化。因为我也有一半是动物,我打算今后对此事继续追踪报道。
(射命丸 文)
(射命丸文)
  あくまで虐待を否認する八雲氏(妖怪)
  彻底否认虐待的八云氏(妖怪)

采访

紫「ふーん。で?」
紫「嗯。那么?」
文「動物の虐待は許しませんよ」
文「动物虐待是不可原谅的哦」
紫「畜生の虐待なんてしてないわ。それに貴方はこの記事を書いたのでしょう? なら理解しているはずじゃないの」
紫「我可没有虐待畜生哦。而且这篇报道是你写的吧?那样的话不就应该已经理解了吗」
文「貴方の言っていることは良く判りません。私が目撃した行為は虐待以外の何物でもありませんでした」
文「你所说的事情我不太明白。但我所目击到的情况除了虐待以外其他什么都不是」
紫「物事を一面からしか見られないってのはね、想像力と分析力の欠如を意味するの。それでは目の前に答があっても本質は見抜けやしない。答の裏側しか見えないから。実際貴方、良く記者が務まってるわね」
紫「只能从一个方面去看事物呢,那就意味着欠缺想象力和分析能力。那样一来即使眼前就有答案也无法看透其本质,因为你只能看到答案的背面。实际上你啊,作为记者来说很合适呢」
文「貴方の言っていることが判らなくても、真実は見れば判ります。私は真実を伝えるだけですから」
文「就算不明白你所说的话,只要看到真相就能够明白。因为我要传达的只有真相」
紫「見えても節穴じゃ真実なんて判らない。それじゃ新聞も半端なままよ」
紫「对事实视而不见的话那就不会明白什么是真相的。那样的报纸也不过是半吊子的东西而已」
文「『文々。新聞』は中途半端などではありません!」
文「《文文。新闻》不是什么半吊子的东西!」
紫「それはともかく、藍の名誉の為にもう一度説明してあげるとね、あれは虐待じゃなくて教育。藍は式神なんだから、私の決めたとおりに動かないとその力が十分に発揮できないの。それなのに勝手に命令を無視して人間と戦ったりしたのよ? だから叱っていたの」
紫「先不管那些了,为了蓝的名誉我再把情况说明一次,那不是虐待而是教育。因为蓝是式神的缘故,如果不按照我所决定好的方式行动的话就无法发挥全部的力量。但她却还是无视命令随便地和人类战斗了哦?因此我才会训斥她」
文「……戦わないと危険だったんじゃないのですか?」
文「……如果不战斗的话那不会很危险吗?」
紫「ううん。戦ったから危険なのよ。判る? 藍は狐じゃなくて式神なのよ」
紫「不会的,正因为战斗了才会危险啊。明白吗?蓝不是狐狸而是式神啊」
文「そこが判らないのです。一体、何が違うというのですか」
文「就是那里不太明白。究竟,这有什么不一样」
紫「式神は私の決めた通りに動くことで私並の力を出すことが出来るのよ。だから私の命令だけを遂行していれば、絶対に負けることは無いの。勝手なことをされると、その力は比較にならないほど弱まってしまう。そんな状態で戦うのは馬鹿としかいいようがない」
紫「式神就是要按照我所决定的方式去行动才能获得和我一样的力量啊。所以只要遵从我的命令的话,就绝对不会输掉。如果擅自乱来的话,其力量就会被削弱的和以前无法相比。用那种状态战斗的人只能说是白痴」
文「それでも勝てると踏んだから戦ったのでは?」
文「但是假如在那种状态下打赢了的话呢?」
紫「より確実に勝てる手があるっていうのにわざわざ危険な手を使うと? それじゃ藍が危ないじゃないの。だから少し厳しく教えてやらないと、藍の為にならないじゃない」
紫「你的意思是说即使有更有效率的手段但还是要故意去冒险?那样的话蓝不就危险了吗。所以说才稍微严格地教育她一下,这不正是为了蓝好」
文「……」
文「……」
紫「それに時々、藍も自分が式神だってことを忘れてるような気がするわ。でもそれはとても危険なこと。自分の本質を把握していなければ、力は容易に明後日の方向に向いてしまう。寝てる間はほったらかしだから無理も無いけど。流石に誰が主人なのかは忘れるような事はないみたいだけど」
紫「而且,有时蓝似乎会忘记自己其实只是个式神这件事。但那则是非常危险的事情。假如不能把握好自己的本质的话,力量很容易就会散往四面八方。虽说因为我睡觉的时候都不管她所以这是没办法的事情。不过亏她好像还没忘记究竟谁才是主人这件事」
文「それって結局、虐待に怯えてるだけなんじゃないですか?」
文「结果,那还不是因为害怕被虐待吗?」
紫「実力の差よ。あと人徳」
紫「是实力的差距啦。还有就是人品」
文「そんな自分に都合の良いことばっかり言っても騙されませんよ」
文「就算你那样一直说对自己有利的话我也不会受骗的」
紫「理解力も無いのね」
紫「连理解能力都没有呢」
文「義憤に燃えているだけです。いかな理由があれど虐待など許せマン」
文「只是心中燃起了义愤之火而已。不管有什么理由虐待行为都是不可原谅的」
紫「あらあら、貴方も可愛いわね」
紫「哎呀哎呀,你也满可爱的呢」
文「な、何を」
文「说、说什么啊」
紫「理解できないなら、貴方も試してみる? 私の式神になって。そうすれば貴方も理解できると思うわ」
紫「假如无法理解的话,那你也试试如何?成为我的式神。那样的话我想你也会明白的」
文「動物虐待反対!」
文「反对动物虐待!」

简介

八雲紫 (やくも ゆかり)
八云紫
古くから幻想郷に住む妖怪で、境界を操る能力を持つ。
许久以前就居住在幻想乡的妖怪,拥有操纵境界的能力。
幽々子とは旧知の仲で、用事を頼まれることも
幽幽子的旧友,常被叫去帮忙
昼間は寝てばかりいるが、強大な力の持ち主。
习惯昼伏夜出,拥有强大的力量。
出演作:『東方妖々夢』『東方萃夢想』『東方永夜抄』
登场作品:『东方妖妖梦』『东方萃梦想』『东方永夜抄』

注释

  1. 叶月:日本历八月
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