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东方文花帖(书籍)/西行寺幽幽子/中日对照

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报纸

第百十九期 皐月の三
第一百一十九期 皋月1之三
桜の木の下に、謎の花びら
樱花树下的谜之花瓣
  ○月○日16時頃、未だ咲いていない桜の木の下に桜の花びらが蒔かれていた事が、幻想郷の住人の報告により発覚した。まだ桜が散るはずもないし、よく調べてみると幻想郷にはない種類の桜であることが判明した。不審に思い、桜の木の下で見張りを続けたところ、三日目にしてついに容疑者とおぼしき人物に遭うことが出来た。
  ○月○日16时许,由于幻想乡居住者的报告,发觉了在还未开花的樱花树下被撒满了樱花瓣的事件。此时不但没到樱花凋零的时候,仔细调查还可以发现那些种类的花瓣并不存在于幻想乡当中。本报记者觉得很可疑便在樱花树下蹲点守候,三日后终于遇到了可能是嫌疑犯的人物。
新しい宗教団体の仕業か?
是新的宗教团体所为吗?
容疑者は、冥界のお嬢様である西行寺幽々子 (亡霊)。発見当時は、使用人をお供に二人で歩いており、お供が大きな籠に桜の花びらを大量に入れ、持ち歩いてことから今回の事件との関連性があると言われた。容疑者は以下のように述べている。
嫌疑犯是冥界的大小姐西行寺幽幽子(亡灵)。被发现时她正和仆人一起走着,她的仆人则拿着一个很大的筐,从里面装满了樱花瓣来看,似乎和这次的事件有一定的联系。嫌疑犯的表述如下。
  「何してるかって? それは見ての通り幻想郷に春を返して回っているの。この桜の花びらを蒔かれると、目の前の桜もすぐに咲くでしょう」
  「你问我在干什么?就像你看到的那样在把春还给幻想乡啊。只要撒下这些樱花瓣的话,眼前的樱花很快也就会绽放的了吧。」
  さらに、その桜の花びらは何か特別な物なのか、と訊ねると
  进一步的,当问到那些樱花瓣是不是什么特别的东西的时候,她回答到:
  「勿論、特別な花びらですわ。だって、これを蒔けば幻想郷が春になるのですもの」
  「当然,是特别的樱花瓣啦。因为播撒这些的话就能让幻想乡当中充满春了。」
  と述べ、使用人に荷物を持たせたまま花びらを掴み、上に向かってばらまいた。まだ桜は咲いていなかったが、まるでここだけは春が訪れたかの様にゆっくりと花びらが舞い、容疑者も花びらの舞い落ちる中でくるくると舞を踊っていた。
  如上所述,她让仆人拿着筐子,自己则抓起一把把花瓣向空中撒去。虽然樱花还没有开放,但是仿佛只有这里已经有春天到访一般。樱花瓣缓缓的飘落着,嫌疑犯也站在飘舞的花瓣中翩翩起舞。
  理解に苦しむ事件だったが、蒔いている花びら自体はどこから持ってきたのか自然の物だったので、特に危険性は無いと思われる。今年は春の訪れが例年になく遅れ、桜も未だ咲かず、幻想郷の住人全てが焦れていた所だった。陽気な亡霊は春が待ちきれず、今回の様な行動で偽りの春でも楽しもうとしたのだろう。
  真是一个让人难以理解的事件,不过因为不知从何处拿来的樱花瓣是自然界的产物,所以大概不会有什么太大的危险性。今年春季的到访比历年都要迟,樱花也还没有开放,所有幻想乡的居民都非常的焦急。乐天的亡灵因为等不及春天的到来,所以才用这样的方式来享受虚伪的春日吧。
  ただ、自然の桜の花びらをどうやって手に入れたのか、これは何処の桜の花びらなのか、またなんて言う種類の桜なのか、これは未だ謎のままである。
  只是,自然界中的樱花瓣她究竟是用什么方式得到的,这究竟是何处的樱花瓣,又是什么种类的樱花,这一切依然包围着谜团。
(射命丸 文)
(射命丸文)
  インタビューに答える西行寺氏(亡霊)
  接受采访的西行寺氏(亡灵)

其他内容

紙面から
版面
2
桜の開花 今年は大幅に遅れる
今年樱花迟迟未开
7
幻想郷初のラジオ 試験放送失敗
幻想乡首次无线电广播宣告失败
34
34
妖精のいたずら? 見えない雨が局所的に大豪雨
妖精的恶作剧? 局部的隐形暴雨

采访

幽「あら、この記事の亡霊は雅な事をしたのね」
幽「哎呀,这篇报道里的亡灵做的事情真是雅致呀」
文「自分で言わないでください」
文「不要自己夸奖自己啊」
幽「ああこの記事って私? 私は春を返していただけですわ。現にこの後すぐに桜も咲いたでしょう?」
幽「啊啊这篇报道里写的是我?我只是把春还回去而已呀。现在来说在这之后樱花立刻就盛开了吧?」
文「返した、って借りてたみたいな言い方するのですね」
文「还回去,你这么说就好像之前借过了一样呢」
幽「借りてたのですわ。あの巫女に」
幽「借过了呀。向那个巫女」
文「巫女? ここで何で巫女が出てくるのでしょうか。あ、また別の記事になりそうな…」
文「巫女?为什么会在这里提到巫女啊。啊,似乎又要有别的报道出现了…」
幽「気になるのなら、取材してもいいわよ? 気が済むまで、ねー」
幽「要是在意的话,让你采访也没关系的哦。一直到你觉得满意为止,怎么样~」
文「いえ、結構です」
文「算了,不用了」
幽「しかし新聞はネタの新鮮さが命、じゃないのかしら? 古すぎますわ」
幽「但是就报纸来说,素材的新鲜程度才是生命不是吗?这个也太老了呀」
文「古くても面白い物は面白いのです。そうでなければ真実を見落とすかもしれません」
文「就算老但有趣的东西依然还是有趣的。不这么做的话,很有可能会遗漏掉一些真相」
幽「そうして、新しくて面白いものを見逃していくのね」
幽「那么做,结果最后漏掉了新鲜而且有趣的事情了呢」
文「温故知新。古きをたずねて新しきを知るのです」
文「温故知新。从对老东西的探索当中去发掘新事物」
幽「誰が古いのよ」
幽「谁是老东西呀」
文「誰も貴方の事とは言ってませんが」
文「谁也没有说那是在说你啊」
幽「失礼ねぇ。私だってぴちぴちの霊なのに」
幽「真失礼呀。我现在明明还是个朝气蓬勃的灵呢」
文「話を戻しますが…なぜ桜の花を撒いていたのですか? 私は真実を知りたいのです」
文「言归正传…你为什么要去撒樱花呢?我想要知道真相」
幽「そう真実は一番面白いもの。面白さは人によって違うから…真実もまた違って見えるのね。例えばこの二つのおまんじゅう…」
幽「那所谓的真相正是最有趣的东西。是否有趣是因人而异的…所以真相也能从不同的角度去理解。比如说这两个大馒头…」
文「おっと、話をはぐらかされるところでした。今はこの記事の真実について聞いているのです」
文「啊啊好险,刚刚差一点就又跑题了。我现在在问的是关于这篇报道的真相」
幽「せっかちねぇ。去年のことなんて、もう昔過ぎて忘れたの」
幽「你真急性子啊。那都是去年的事情了,我早就给忘掉了呀」
文「さっき何か話そうとしてませんでした?」
文「刚刚你难道不是正准备说些什么的吗?」
幽「もう何年も花を咲かせて居ない枯れ木に、魔法の灰を振りかけて花を咲かせたっていう花咲なんとかっていうお話、知っている?」
幽「关于一个给好多年都没有开过花的枯树撒上魔法之粉,使其开花的故事,你听过吗?」
文「花咲じいさんですか?」
文「开花爷爷的故事吗?」
幽「失礼ね。そんなに歳じゃないわよ」
幽「真失礼呀,我还没到那个岁数呢」
文「いや誰も貴方の事とは言っていませんが」
文「不是,谁都没有说那是在说你的啊」
幽「あの時蒔いていたのは、愛情の籠もった魔法の花びら」
幽「那个时候我所播撒的,就是充满了爱情的魔法花瓣」
文「灰じゃないんですね」
文「不是灰吗?」
幽「灰だったかしら?」
幽「是灰来着吗?」
文「まさか、あの時貴方が花びらを蒔いていたのは、あの花びらで桜を咲かそうとでも?」
文「难道说,那个时候你播撒花瓣的目的,是想用那些花瓣来使樱花盛开吗?」
幽「私は巫女に借りていた春を、何倍にもして返していただけ。借りたものは返すのが当然じゃなくて?」
幽「我只是把从巫女那里借走的春加倍地奉还而已。借走的东西要奉还难道不是天经地义的吗?」
文「…そもそも、あの桜の花びらはどこから持ってきたのですか? あの時はまだ何処の桜田って咲いていなかったでしょう?」
文「…但说起来,那些樱花瓣,你是从哪里拿过去的呢?那个时候不管是何处的樱花都还没有开放不是吗?」
幽「あの後、幻想郷の桜も咲いたじゃないの。花びらはその前借り分なのよ。だから返さなきゃならなかったんだけど。そういえば、このおまんじゅう食べないの?」
幽「那之后,幻想乡的樱花也没有盛开。我提前先借走了那些春。樱花瓣就是那提前被借走的部分。所以说才必须奉还。话说回来,你不吃这些大馒头吗?」
文「もう! 記事になりそうにないし。訳の分からない事件はこれっきりにしてください!」
文「受不了了!这样也成不了一篇报道。以后不要再弄些让人摸不着头脑的事情了!」

简介

西行寺幽々子 (さいぎょうじ ゆゆこ)
西行寺幽幽子
亡霊の姫君で、死を操る能力を持つ。
亡灵的公主,有操纵死亡的能力。
庭師の妖夢に春度を集めさせ、妖怪桜「西行妖」の封印を解こうとした。
为了试着解开妖怪樱「西行妖」的封印,幽幽子命令园艺师妖梦去收集春度。
天真爛漫な性格の持主。
拥有着天真烂漫的性格。
出演作:『東方妖々夢』『東方萃夢想』『東方永夜抄』『東方花映塚』
登场作品:『东方妖妖梦』『东方萃梦想』『东方永夜抄』『东方花映塚』2

注释

  1. 皋月:五月的别称。
  2. 初刷后的版本增加了“『東方花映塚』 ”。
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