东方醉蝶华/第五十七话

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第五十六话

东方醉蝶华

第五十八话

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	東方酔蝶華 ロータスイーター達の酔醒	东方醉蝶华 食莲人们的醉与醒
	妖怪之山 大量鸟类在空中盘旋

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	第57話　酒を守りて、万方を遣る　前編	第五十七话
	原作：ZUN　漫画：水炊き

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	博丽神社 博丽灵梦和雾雨魔理沙在交谈
博丽灵梦	……『鳥の地獄』？
雾雨魔理沙	そうだ 聞いたこと無いか？

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雾雨魔理沙	山の麓にある森でさ 狂ったように鳥が騒いでいるんだ これは伝承に聞く『鳥の地獄』に違いない
博丽灵梦	だからその鳥の地獄って？
雾雨魔理沙	『空を翔る翼　地を走る虫 生を失う事　一日にして幾千万に及べり』

P5

雾雨魔理沙	この業界ではまあまあ有名な伝承だぜ
博丽灵梦	どの業界？
雾雨魔理沙	ま　おそらくは 森の中に鳥を殺す何かがあるんだ
博丽灵梦	またまたぁ あんたはいつも大袈裟なんだから ただ鳥が騒いでいただけでしょ？ 何か死体でも落ちて腐っているだけよ
雾雨魔理沙	いや　そっちだとしたらもっと問題な気もするが でも

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雾雨魔理沙	この世には上を飛んでいる鳥が死んでしまうような石だってあるんだ 森の中に何かあっても不思議じゃない それに この『鳥の地獄』の伝承ってのは変わっていてな
博丽灵梦	あん？
雾雨魔理沙	鳥が落ちる場所には 常に酒の香りがする池があるって言うんだ

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	几只鸟在神社庭前落下 魔理沙尴尬地笑了
	鲵吞亭
酒客A	……へー　お前 米を肴に酒飲めるんか？

P8

酒客B	何かおかしいかよ 正直　合わんだろうよ 酒だって米で出来ているんだ 炊いた米が合わない道理はない 豆腐の入った味噌汁だって美味しいだろ？ 豆腐も味噌も同じ豆だ
	奥野田美宵从两人中间递出一个碗，然后打开了左手托着的小罐
奥野田美宵	そんなお米好きなお客さんに 試して貰いたい物があるの

P9

	美宵想要把罐子里的东西倒出来，没想到太过粘稠无法倒出
奥野田美宵	おや やっぱりすごい粘り気ね
	美宵用铁勺把里面的物体舀出来
酒客B	なんじゃいそりゃ
奥野田美宵	サービスよ 呑んでみて
	酒客A面露难色
酒客A	呑んでって とても飲み物には見えんぞ

P10

酒客B	食べ物にも見えないな 軟膏か何かか？
	酒客A端起碗闻
酒客A	お？ この匂いは……
	美宵在后面偷笑
奥野田美宵	さ。 どうぞ どうぞ
	两人用筷子夹起一点碗里的不明物体
酒客A	間違いない 酒の香り？

P11

	二人尝试后放松了表情
	深夜，蚕喰鲵吞亭
二岩猯藏	これは 煉酒じゃないか？

P12

二岩猯藏	随分と懐かしいもん引っ張り出してきたのう
奥野田美宵	これ煉酒って言うんですか？
二岩猯藏	おいおい　知らないで見せたのかい？
奥野田美宵	へ～
二岩猯藏	これはな随分と古いお酒の一つじゃよ ……懐かしいのう
伊吹萃香	強がり言うなよ お前みたいな獣が呑むような酒じゃない

P13

伊吹萃香	煉酒って言うともっと上等な奴が呑むもんだ
二岩猯藏	ふん 鬼よりは上等じゃろ
	伊吹萃香抢过美宵手里的碗
伊吹萃香	鬼は下等なほど強いんだよ 私にとってはなから上等な煉酒なんぞ口に合わんわ
	萃香挖了一大勺往嘴里送
伊吹萃香	…！ …なあ… こんなもん…
	萃香享受地吃起来

P14

二岩猯藏	今風の煉酒なら外の世界でもたまに見かけるが これは本当に昔ながらの煉酒のようじゃな
	猯藏提来一壶热水
二岩猯藏	……これはこれで美味しいが 昔ながらの煉酒の呑み方は これをお湯で割るんじゃよ
	猯藏把热水倒进炼酒碗里

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	猯藏端起碗品尝
二岩猯藏	ま 味は薄くなるが最高じゃ
奥野田美宵	あら お客に間違った呑み方を教えちゃったわ
奥野田美宵	てへ
二岩猯藏	ところで この古くさいお酒 何処に手に入れたんじゃ？

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二岩猯藏	もう造っているという話も聞いた事ないし 造り方を知っている奴もそうそういないじゃろ
奥野田美宵	それはですね 猿の恩返しとい言うか 何というか……

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	妖怪之山
	妖怪の山の麓には人間は疎か 天狗や河童も近付かない 『聖域』と呼ばれている森がある

P18

	背景为坂田合欢
	排他的な文化を持った妖怪達が棲んでいるようだが 全容は判っていない 中にいる妖怪達もお互いの行動を意識していないようだ

P19

聖域の斉天大聖 孫　美天

圣域的齐天大圣 孙美天

P20

美天立在树枝上眺望

注释

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