东方文果真报/后记/中日对照

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あとがき	后记
どうもー、ＺＵＮです。「東方文果真報」を読んで頂き有難うございます。キャラ増えたんなら素直に設定資料集を出せよ、という声が聞こえて来る気がしますが、公式で行う二次創作の様なこのスタイルこそ、東方らしい本なんじゃないでしょうか。	大家好～，我是ZUN。非常感谢购读《东方文果真报》。“角色增加了就老老实实出设定集呀”，感觉能听到这样的声音，但是这种像是官方在进行二次创作的风格，不才是东方风格的书籍吗。
今回のスタイルは「週刊誌」。大きなテーマは、文による捏造と煽動です。ニュースが、ＳＮＳやまとめサイトなんかで広がることが増えてから、実際にニュース記事を読まなくなってきた気がします。つまり、見出しだけで読者に内容を想像させて、それをＳＮＳやまとめサイトで拡散する。最終的に多くの人が元の記事も読まずに、ニュースを脳内補完して侃々諤々の議論になる。最近はこんな手法が当たり前になっています。	这次的风格是「周刊志」。大的主题，是文所进行的捏造和煽动。这是因为，新闻现在更多的是通过SNS和综合信息网站扩散开来，感觉已经不怎么会去读实际的报道了。也就是，仅凭标题就让读者想象内容，并通过SNS和综合信息网站扩散。造成的结果就是很多人没有读过原本的报道，将新闻内容脑内补完之后就开始高谈阔论。最近这样的手法成了普遍性的。
その読者の頭の中で補完させる手法が定番の現代では、反覆される刺激的で否定的なニュースが多く広まる傾向にあります。炎上なんかもその一つですね。そしてしばしば、感情的、保守的な方向へと流されていく。それがもはや個人レベルでは無く、国際情勢にまで影響していると感じる昨今です。	在这种让读者在脑中补全的手法成为了主流的现代，反复的刺激性的否定的新闻有着更加扩散的倾向。网络上的集中围攻批判就是其中一种。如此反复多次之后，舆论就更倾向于感性的、保守的方向。这已经不仅仅是个人级别的现象了，感觉现今这一现象甚至已经影响到了国际形势。
そんな緊迫した社会情勢をゆるーく幻想郷風にパロディにしようと作ったのが、この本です。文から見た記事の中にはいくつかは捏造というレベルの物もありますが、写真と大まかな出来事は事実です。見出しの付け方でこんなにも印象が違う、といった形を目指しました。しかし、文の取材だけでは新しいキャラを全て出演させる事は難しく、結局発売中止という形で月の民の存在を示すことになりました。	把这紧迫的社会形势幽默地用幻想乡风格表现出来的，就是本书了。文的报道中虽然有几篇达到了捏造的级别，但是照片和大致的事件都是真实的。我想要实现的感觉是，仅仅是标题的起法就会给人造成如此不同的印象。但是，仅在文的取材中就让所有新角色登场是很难的，所以最终就以中止发售的形式示意了月之民的存在。
しかし、週刊誌って若い人は殆ど読まないですよねぇ。この本の読者だって、多くの方は定期購読していないと思います。この本を作るに辺りいくつか週刊誌を読みましたが（特に編集の小此木さんと）、殆ど「芸能人のスキャンダル」「政治ネタ」「健康ネタ」「グラビアネタ」位に絞られるんですね。今回はその辺を参考に記事を構成しました。それぞれの記事には元ネタがあるものもあるので、これはアレのことかなー、なんて想像しながら読んで貰えると幸いです。いろいろな所で某国の大統領に引きずられました（笑）。	不过，年轻人基本都不看周刊志呢。我想这本书的读者，大多数也都没有订阅什么周刊志吧。在做这本书的时候我也去读了好几本周刊志（特别是和编辑的小此木先生一起），基本上都能分类为「艺人丑闻」、「政治」、「健康」、「美女照片」这几种内容。这次的报道内容的构成也参考了这些。书中的有些报道还都是有原型的，“这是说的那件事吧～”，请一边这样思考一边阅读吧。好几个地方都把某国的总统拉出来了（笑）。
イラストを描いて頂いた相生青唯さん、唖采弦二さん、あずまあやさん、雨宮徳久さん、ALISONさん、水中花火さん、TOKIAMEさん、nyanyaさん、柊暁生さん、火鳥さん、匡吉さん、水炊きさん、漫画を描いて頂いた葉庭さん、漫画や週刊誌を彩る広告などを描いて頂いたあらたとしひらさん、みんなに無茶苦茶な設定の記事を具現化して頂き、有難うございました。あと、一緒にギリギリまで無謀な本に挑戦した小此木さんも有難うございます。	为本书绘制了插画的有相生青唯先生、唖采弦二先生、あずまあや先生、雨宮徳久先生、ALISON先生、水中花火先生、TOKIAME先生、nyanya先生、柊暁生先生、火鳥先生、匡吉先生、水炊き先生，绘制了漫画的葉庭先生，绘制了漫画和周刊志广告等的あらたとしひら先生，各位把我破天荒设定的报道呈现了出来，在此表示非常感谢。同时，对一直到极限为止都陪我一起挑战如此无谋的书籍的小此木先生也表示非常感谢。
さてさて、またゲームなり本なりＣＤなり2軒目ラジオなりで会いましょう。	那么，就让我们在游戏或书籍或CD或第二家广播再见吧。

上海アリス幻樂団　ＺＵＮ（新幹線で隣のおじさんが、週刊誌の袋とじを開けて真面目な顔で眺めてました）	上海爱丽丝幻乐团　ZUN（新干线上身边的大叔，在把周刊志的封袋拆开了看的时候还一本正经的）