梦违科学世纪/附带故事

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包含角色信息
作品序号ZCDS-0003
封面角色玛艾露贝莉·赫恩宇佐见莲子

外面

后面
后面
侧封
侧封
前面
前面(Booklet封面)

月の兎、月面探査車
――夢か現か、吉夢か、それとも悪夢なのか。

月兔、月面探查车
——是梦抑或现实、是好梦、还是恶梦呢。

上海アリス幻樂団が奏でる、幻想的で激しい音樂集第三弾

由上海爱丽丝幻乐团奏响,幻想般的激昂音乐集第三弹

Booklet

2-3页
2-3页
4-5页
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6-7页
6-7页
8-9页
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10-11页
10-11页
12-13页
12-13页
14-15页
14-15页
Booklet封底
Booklet封底

内面与碟面

后面
后面
碟面
碟面

故事文本

故事内容

1.童祭

1.童祭

Innocent Treasures
Innocent Treasures
夢違 (ゆめたが) え、幻の朝靄 (あさもや) の世界の記憶を
(うつ) し世は、崩れゆく砂の上に
空夢 (そらゆめ) の、 (いにしえ) の幽玄の世界の歴史を
白日 (はくじつ) は、沈みゆく街に
梦违,将幻之朝雾中世界的记忆
现世,构筑于徐徐崩去的沙土之上
空想的梦,描绘了古老的幽玄世界的历史
白日,照在逐渐沉没的街市里

(夜が明ける。幻の朝靄の中で夜が明ける。 私は幻想の世界で子供達と一緒に遊んでいたわ。 子供達はみんな楽しそうだった。みんな笑っていた)

(黎明即将到来。在幻之朝雾中黎明即将到来。
我在和幻想的世界中的孩子们一起玩耍。
孩子们都非常快乐。大家都在欢笑)

幻か、砂上の楼閣なのか
夜明け迄、この夢、胡蝶の夢
是幻想吗,是空中楼阁吗
在黎明前,这场梦,蝴蝶之梦
(――こんなに笑っている子供を最後に見たのは一体いつだろう。
聴いた事もない不思議な唄、不思議な踊り。どうやら今日は祭らしい。
私も、いつかはこんな子供達の笑顔がある国に住みたいと思ったわ)
(……最后一次看到还能这样欢笑的孩子究竟已是多久之前。
从来没有听说过的不可思议的歌声,不可思议的舞蹈。看来今天似乎是祭祀的日子。
我想,总有一天我也要住进有这些孩子们的笑脸的国家)
夢違え、幻の (くれない) の屋敷の異彩を
現し世は、血の気無い石の上に
空夢の、古の美しき都のお (とぎ)
白日は、 (けが) れゆく街に
梦违,将幻之红屋里闪烁的异彩
现世,构筑于毫无血色的石块之上
空想的梦,描绘了古老的美丽都市的童话
白日,照在越发肮脏的街市里

2.華胥の夢

2.华胥之梦

Paradisiacal Daydream
Paradisiacal Daydream

「――そうそう、それでね。昨日はこんな夢を見たのよ」
「……って、また夢の話なのぉ?」
「だって、今日は夢の話をする為に貴方を呼んだのよ」

「——对了对了,就是呢。昨晚我做了这样一个梦哦」
「……我说,又是说梦吗?」
「因为……今天就是为了说梦里的事情才叫你来的啊」

 私の名前はマエリベリー・ハーン。この冥い街でオカルトサークルをやっているわ。普通のオカルトサークルとは違って、私達のサークルはまともな霊能活動を行っていない。所謂不良サークルなんだけど……。それにサークルって言っても、サークルメンバーは二人だけだけどね。

 我的名字叫玛艾露贝莉·赫恩。在这个冥暗的街市里经营着一个神秘俱乐部(Occult Circle )。和普通的俱乐部不同,我们的俱乐部不进行那些正规的灵能活动,就是所谓的不良俱乐部吧……。而且说是俱乐部,俱乐部成员也就两人而已呢。

「ねぇ、他人の夢の話ほど、話されて迷惑な物はないわよ?」

「我说,你这样像说其他人的事情一样说自己的梦,不会觉得是很令人头疼的事?」

 そんな事はどうでも良いけど、実は私には凄い能力があるのよ。うちの家系は昔から霊感はある方だったみたいだけど……。
 私は、世界中の結界、つまり境目が見えてしまうの。サークルは結界の切れ目を探しては、別の世界に飛び込んでみるのよ。神隠しって奴かしら?

 那些事情都无所谓了,实际上我拥有很厉害的能力哦。我们这个家族从以前似乎就是很有灵感的一族呢……。
 我能够看到世界中的结界,也就是那些境界线。俱乐部活动的内容就是寻找境界线的缝隙,从那些缝隙中尝试着飞到其他的世界当中。就是所谓的神隐吧。

 ……禁止されてるんだけどね。
 ただ最近私は、色んな世界の夢を見るようになってきて――。

 ……虽然这是被禁止的。
 只是最近,我似乎看到了各个世界里的梦——。

「お願い、貴方に夢の事を話してカウンセリングして貰わないと、
 どれが (うつつ) の私なのか判らなくなってしまいそうなのよ」

「拜托了,如果不向你诉说梦里的事情并一起讨论的话,
 我都要分不清哪个才是现实中的我了」

3.上海紅茶館

3.上海红茶馆

Chinese Tea
Chinese Tea

深い緑の向こうにあった物、それは真っ赤なお屋敷だったわ。
お屋敷の周りは、深い緑色と、白く輝く湖……
なんて素敵な景観なのかしら?
こんなに赤いのに、何故か自然にとけ込んでいるわね。
この思い切った色彩は、どこか子供っぽい感じがして……私は大好きよ。

在一片深绿色的那头,有一座鲜红色的房子。
房子的周围环绕着的是深绿色和……闪着银白光辉的湖……
多么美妙的景观啊
虽然如此的鲜红,不知为何却与自然溶为一体。
四周到处是这样的色彩,给人一种孩子般的感觉……我非常喜欢。

ちょっと寄っていってみようかしら?
突然訪れても失礼じゃないかしら?
それに目の前のお屋敷は私を受け入れてくれるかしら?
って、何、夢の中で怖じ気付いているのよ。私ったら。

是不是再稍微靠近一点看看呢?
突然的到访会不会很失礼呢?
而且,我能被眼前的这个房屋(的主人)接受吗?
不过,怎么会,在梦里感到恐惧啊。我也真是。

……あら、お手伝いさんが出てきたわ。
あの人に () いてみようかしら?
こんな素敵なお屋敷のご主人様に、挨拶がしたいって。

……啊,那里的仆人出来了。
我去向那个人问问看吧?
告诉她,我想向这个美丽的房子的主人问个好。

4.ヴォヤージュ1969

4.Voyage1969

1969, from Cape Canaveral
1969, from Cape Canaveral

どこまで行っても同じ風景だったわ。
陽も落ちてしまって、足下もよく見えない……

不管走到哪里都是相同的风景。
太阳也已经落山,脚下的路也无法辨清……

夜の竹林ってこんなに迷う物だったのね。
時折遠くで聞こえる不思議な泣き声。獣なのか、それとも……。
どうしましょう?困ったわ。
このまま竹林で彷徨い続けて飢え死にしちゃうのかしら?
それとも、妖怪に喰べられちゃうのかしら? まだやり残した事色々あったんだけどなぁ。

夜晚的竹林原来是如此容易让人迷路的地方呢。
时不时从远处听到几声不可思议的鸣叫声。是野兽吗,还是……。
怎么办呢?很头疼啊。
难道就要这样在竹林里彷徨下去最后饿死吗?
还是,会被妖怪给吞噬掉呢?还有很多想要去做的事情在等着我啊。

私は、当てもなく彷徨っていたわ。
お腹がすいたら筍でも食べれば良いかなーなんて軽く思っていたし。
――そもそも夢の中だけどね。
でもね私、その時気が付いたの。天然の筍って、どういう物なのか知らなかったのよ。
合成の物しか見た事ないもの。筍は味しか知らなかったの……

我,完全没有目的的彷徨着。
轻松地想着“要是饿了的话就吃点竹笋也不错呢”什么的。
——反正这是在梦里呢。
但是呢我,就在那个时候才发现。天然的竹笋究竟,是什么样的东西我根本不知道呢。
只看到过合成产品的我。原来只知道竹笋的味道而已……

途方に暮れて空を見上げたわ。
満天の星空だった。
初めて貴方の眼が羨ましく思えたわ。
貴方だったら、ここがどこだかすぐに判ったでしょうね。迷わなかったでしょうね。

束手无策的我抬头望了望天空。
满天的星空。
这时的我第一次开始羡慕你的双眼。
如果是你的话,一定立刻就知道这里是什么地方了对吧,一定不会迷路对吧。

そう思った直後だったのよ、すぐ後ろで不気味な笑い声がしたのは!

就在我刚刚这么想的时候,突然从背后传来一阵恐怖的笑声!

5.科学世紀の少年少女

5.科学世纪的少年少女

21st Century Boy and Girl
21st Century Boy and Girl

「これが、 (あか) いお屋敷で頂いたクッキーと、竹林で拾ってきた天然の筍よ」
「うん? 夢の話じゃなかったの? メリー」
 さっきから私の夢の話を聴いて貰っているのは、宇佐見 (うさみ) 蓮子 (れんこ) 。二人しかいないサークルメンバーのもう一人よ。サークル活動の殆どは彼女の行動力から生み出されるわ。蓮子は、空を見るといま立っている場所と時間が判るんだってさ。気持ち悪い。

「这些,就是在红色的房子里得到的蛋糕和……在竹林里拣到的天然的竹笋哦」
「咦?不是梦里的事情吗?梅莉」
 从刚才就一直在听我说梦里的事情的人叫宇佐见莲子。她可是只有两人的俱乐部成员中的另一人哦。俱乐部活动几乎都是在她的行动力之下诞生的。莲子呢,只要看看天空就能判断出现在所处的位置和时间。我很不喜欢这个。

 ちなみに蓮子は私の事をメリーと呼ぶの。この国の人には私の名前は発音しにくいらしいわ。もう私の本名も忘れてるんじゃないかしら?

 另外,莲子称呼我为梅莉。似乎用这个国家的语言发音读我的名字很困难的样子。她不会已经忘记了我的本名了吧?

「夢の話よ。さっきからそういってるじゃないの」
「……夢の話なのに、何でその夢の中の物が現実に出てくるの?」
「だから、貴方に相談してるのよ」

「是梦里的事情啊。刚才我不是就已经说过了吗」
「……如果是梦里的事情的话,为什么梦里的东西会出现在现实当中呢?」
「所以说,才要找你商量啊」

 私には、何が (うつつ) で何が夢なのか判らなくなってきたの。いつも見る夢は大抵妖怪に追われたりして終わるわ。悪夢と言えば悪夢なんだけど……。でも夢の中の物をいつの間にか持ってたりして、もしかしたら今こうやって話している事が夢なのかもしれない……。

 我现在……开始不明白哪里是现实,哪里是梦境了。平日里那些梦大部分都是最后被妖怪追逐然后完结的。要说是恶梦也的确是恶梦没错……。但是,梦中的东西也不知是什么时候就跑到我手上来了,说不定现在我们这样的交谈才真正是场梦……。

「教えてあげるよメリー。それはすでに筍じゃないわ。そこまで成長したらもう堅くて食べられやしない」
 でも、悪夢を吉夢に変えられるとしたら、今の現実より……。
「天然の筍はね、美味しい時は土の下に隠れて身を守っているのよ」

「让我来告诉你吧,梅莉。那已经不再是竹笋了哦。成长到那样的竹笋已经坚固的无法再食用了」
 但是,如果恶梦能够变成好梦的话,比起现在的现实来……。
「天然的竹笋啊,在它还很美味的时候都会藏在土中以保护自己哦」

6.永夜の報い

6.永夜的报应

Imperishable Night
Imperishable Night

私は本気で走ったわ。夢の中なのにね。
何だか判らないけど、さっきの笑い声が明らかに人間じゃない気配だったんだもん。
本能が『逃げろ!』って言っていたわ。

我拼命的奔跑着。虽然只是在梦里呢。
因为即便不知道究竟,但刚才的笑声给人的感觉很明显不是人类。
我的本能告诉我『快逃!』。

でも、竹林は微妙に傾斜が付いていて、私の平衡感覚を狂わせるの。
まっすぐ走っているつもりだったけど、本当はどうだったのかしら?

但是,竹林却微妙的倾斜着,让我的平衡感也随之混乱。
虽然当初是打算笔直地奔跑的,但最后的结果又如何呢?

結構走っている気がするけど、何だか見たことのある景色しか出てこない。
この竹林が無限に続いてるのか、それとも私がぐるぐると回っているのか
……どっちでも同じ事ね。

虽然感觉跑了很久,却不知为何周围出现的总是那些熟悉的景色。
这个竹林是无限延伸的吗,还是说我根本就是一直在原地打转呢
……其实不管是哪个都一样呢。

蓮子みたいな『客観的に見て明確な真実が存在する』という考え方は
いかにも前時代的だわ。

像莲子的『客观的来看明确的真实是存在的』那样的想法
已经是上个世纪的东西了。

真実は主観の中にある。
見たことのある景色しか出てこないならば――ここはそういう所なのよ。

真实与否是存在于主观当中的。
如果出现的是自己熟悉的景色的话——这里就被认为是那个地方。

だから、私は走っているの。
だって、夢というのは現の反意語なんかじゃない。
最近の常識では同意語なのよ。
夢の中だろうと、得体の知れない物からは逃げなきゃいけないの。それが真実だから。

所以,我才会奔跑。
因为,梦境根本就不是现实的反义词。
最近的常识则把两者看成同义词呢。
即使是在梦中,也必须逃避那些不明身份的东西。因为那是真实的。

そんな私の専攻は相対性精神学。
蓮子は超統一物理学だったわよね。最近はの研究、順調かしら?

我所专攻的就是那样的相对性精神学。
而莲子则是超统一物理学。最近在做方面的研究,还顺利吗?

7.夜が降りてくる

7.夜幕降临

Evening Star
Evening Star

でも……不思議ね。
貴方みたいな前時代的な人は、夢と現を正反対な物として考える人が多いけど、
もっともっと果てしなく昔の人は、夢と現を区別していなかったと言うわ。

但是……很不可思议呢。
虽然像你这样的上个世纪的人……的确有很多是把现实和梦境当成相反的东西来对待的,
不过在更更遥远的过去的那些古人们,据说是不区别梦境和现实的呢。

そして今は、夢と現は区別はするけど同じ物。
現の現実と夢の現実、現の私と夢の私、それぞれが存在するわ。

然后到了现在,虽然区别梦境和现实……但却把两者当成相同的东西看待。
现在的现实和梦中的现实,现在的我和梦里的我,各自存在着。

夜の胡蝶が自分か、昼間の人間が自分か……。
今の常識では、両方自分なのよ。

深夜时的蝴蝶是自己吗,白昼时的人类是自己吗……。
以现在的常识来看,两方都是自己呢。

随分と逃げてきた気がしたけど、全く疲れは無かったわ。
まるで空を飛んでいる様に移動していたから? 私は胡蝶になっていたのかしら?

虽然觉得已经逃跑了很久,但却完全没有累的感觉。
是因为我现在的移动就如同在空中飞一样吗?难道是我变成蝴蝶了吗?

でも、そんな夜のもついにゴールのテープが見えて……

不过,这场深夜的终于也要到最后冲刺的阶段了……

――私は走るのをやめた。
だって、少し先の方の竹林が、紅く光っていたんだもん。
その光は禍々しい色で、現実的な光では無かったわ。
そう貴方に判りやすく言えば……
ルビジウムの炎色反応の色が一番近いかしら?

——我停下了脚步。
因为,在前方不远的竹林深处正闪着红光呢。
那光中充满了不吉之色,完全不像是现实中的发出的光。
恩,用你比较容易理解的话说就是……
和铷在燃烧反应时放出的光的颜色很相近吧?

とてもじゃないけど、光る竹、なんていう代物じゃなかったわ。
私は後ろを気にしながら、そうっと光っている方を覗き見たの。

虽然不是很强烈,但是会发光的竹子,那是多么令人激动的东西啊。
我一边留意着背后,一边慢慢的向发光的方向望去。

8.人形裁判 ~ 人の形弄びし少女

8.人偶裁判 ~ 玩弄人形的少女

Doll Master
Doll Master

ああ、私はなんていう物を見てしまったのかしら!
今では絶滅してしまった山犬だって河童だって、3DCGで見られる時代なのに……
それでも目の前にいるあんな大きな生き物は見た事がない。

啊啊,真不敢相信我究竟看到了什么!
现在已经灭绝了的山犬和河童,明明在现在这个时代可以从3DCG当中见到……[1]
即便如此,眼前那样的生物却从来都没有看到过。

山犬より大きいのに、鼠の様な黒い生き物。眼だけが赤く光っている
……いや、兎だったかな? 目が赤かったし。
でも、その眼の付き方がおかしいの。
こう……正面に二つ付いているのよ。そう貴方の眼の様にね。
人間は大抵みんなそうだけど。

比山犬要更大,像老鼠一般黑色的生物。只有双眼放出红色的光。
……不对,是不是兔子啊?眼睛是红色的。
但是,那样的话双眼长的位置又很奇怪了呢。
像这样……在正面长着两只呢。就跟你的双眼一样。
虽然说起来人类大部分都是那样的。

顔の大きさは人間のそれと同じくらいだったわ。
というか人間の顔だったかしら? そう言えば人間の顔だったわね。顔だったのよ。きっと。
人間の顔を持った大きな鼠、貴方、そんな獣知らない?

脸的话基本上和人类的大小相同。
或者说,那根本就是人类的脸?说起来的确是人类的脸呢。脸的话……一定没错。
长着人脸的大老鼠,你……知道有这种动物吗?

――その時、大鼠は聞き覚えのある不気味な声を発したわ。
やっぱり私を追っかけていたのはこの大鼠だったのね。
でも、今は私の方を見ていない。紅い光の方を向いている。

——就在那时,大老鼠发出了曾经听到过的恐怖的声音。
果然,一直追着我的就是这只大老鼠呢。
但是,现在的它并没有往我这里看。而是向着红光的方向。

そう……周りを紅く染めていたのはその大鼠の眼じゃ無かったのよ!
なんと、不気味な大鼠は紅い光に怯えていたわ。
私はその紅く光っている方に顔を向け……

是的……将周围的景色染成鲜红的……根本就不是那只大老鼠的眼睛啊!
竟然,令人害怕的大老鼠在畏惧着那红光。
我把脸……转向了发出红光的地方……

9.夢と現の境界

9.梦境与现实的境界

Wake up Mysterious Girl
Wake up Mysterious Girl

「でね、これがその大鼠と女の子が去った後に落ちていた紙切れよ」
「ねぇ、本当に夢の話なの~?」

「你看,这个就是那只大老鼠和女孩子离开之后落下的纸条哦」
「我说,这真的只是……梦里的事吗~?」

 大鼠と対峙していた紅い光の正体は、なんと女の子だったわ。その女の子が紅く光っていたの。何で紅く光っていたかと言うと、それは一目瞭然で、女の子はね……全身が火に包まれていたの。

 和大老鼠对峙的红光,竟然是一个女孩子呢。是那个女孩子在发出红色的光呢。要是问她为什么会发出红光的话,其实一目了然的,那个女孩子呢……全身都被火包围着哦。

 いや、それは正確な表現じゃあないわね。全身から火を出していた、という方が的確かなぁ。女の子の体から深い紅色の炎が斜め上に広がって、まるで羽を開いた鳥の様に……。

 不对,那样的表达方式并不正确。应该说是……从全身冒出火来会比较准确一点吧。深红色的火焰从女孩的身体里向斜上方扩散开去,就好像……展开双翼的鸟一般……。

 それはね。人の顔の付いた大鼠など比べものにならないほど、禍々しかったわ。大鼠は、その女の子が手を挙げただけで恐れをなしてか逃げていったの。

 那光中闪烁着的妖异与不吉之感,是长着人脸的大老鼠根本就没法比拟的。大老鼠它,仅仅只是看到女孩举起手来就害怕的不得了,最后逃走了。

「だぁからぁ、夢と現なんて同じ物なのよ。いっつもいっつも言ってるじゃない。
 私にしてみれば、貴方と会っている今が夢の現実かもしれないし……」
「まぁまぁ、夢の世界の話でも聴いてあげるから落ち着いて、メリー。
 結局、その女の子は何者だったの? その後どうなったの?」
「知らない。その後は、大鼠が逃げていって……女の子も去っていったわ。
 私はね、ずっと大鼠にも女の子見つからないように隠れていたの。
 大鼠を追っ払って貰ったのにどうして隠れてたの、だって? まぁ……」

「所~以~说,梦和现实是相同的东西哦。我不是一直一直都这么对你说吗。
 在我看来,遇见你的现在也许才是梦中的现实也说不定……」
「好了好了。关于梦世界的故事我已经听你讲过了。
 你也冷静一下吧,梅莉。归根到底,那个女孩子是谁?在那之后又怎么样了呢?」
「不知道。那之后,大老鼠逃走了……女孩也就离开了。
 而我呢,一直都藏在一个不会被大老鼠和女孩发现的地方呢。
 什么?你问为什么大老鼠被赶走之后我还要藏着?这个嘛……」

 その女の子の眼をまともに見てしまったわ。大鼠にも勝るとも劣らない紅い眼――
「――あれは人間じゃあ、ないから」

 我从正面看到了那个女孩的双眼。那是一双毫不劣于那只大老鼠的……红眼——
「——因为她,不是人类」

10.幻想機械

10.幻想机械

Phantom Factory
Phantom Factory

 結局、メリーは夢の世界の話をするだけして、一人で満足して帰って行った。
 私はメリーから手渡された幾つかの品を見つつ、頭の中を整理していた。メリーは夢と現は同じ物だと言っていたが、そんな筈がない。例え昨今の相対性精神学の常識がそうだと言っても、それはあくまでも精神の中での話であって、夢の中の物体が現実に現れてしまっては困る。質量保存の法則が成り立たない。エントロピーはどうなるのだろう。
 私は確信していた。メリーは気が付かないうちに、実際に結界の向こうに飛んでいる。それを夢だと思いこんでいる。今、結界の向こうに非常に近い位置に居るのだろう。まさかメリーが見える能力から操る能力に……なんて事は無いと思うけど。最近、真面目にサークル活動し過ぎたかな。
 このままでは、夢の中で妖怪に喰われてしまうかも知れない。もしくは神隠しに遭うかも知れない。メリーの想いが色んな世界に揺らいでいる。別の世界に居るときに、本人が夢ではないと気が付いてしまえば、もうこっちの世界には戻れなくなるかもしれない。こっちの世界を夢だと思いこんでしまうかもしれない。本人は気が付いていないけど、非常に危うい状態にある。

 结果,梅莉只是说完了她在梦的世界里经历的事之后,就一个人满足的回去了。
 我看着梅莉交给我的那几件物品,整理着头脑中的问题。梅莉虽然说梦境和现实是相同的东西,但那不可能。就算现在的相对性精神学里的常识是那样说,但那最终也只是精神世界里的问题,梦里的物体要是能出现在现实当中那将会很麻烦。质量守衡定律将不再存在,熵(Entropy)将会变成什么样子呢。
 我确信了。梅莉其实是在她自己没有察觉的情况下,飞到结界里面去了。把那里的事情当成了梦境,深信不疑着。现在,应该在离结界的内部非常近的地方了吧。难不成梅莉看的能力变成了操控的能力……虽然我觉得这不可能。最近,可能俱乐部活动真的弄的太多了吧。
 这样下去的话,也许会在梦中被妖怪吞噬也不一定,也有可能会遭遇神隐。梅莉的精神现在正在各种世界之间摇摆着。在另外一个世界里的时候,一旦她本人发现那根本就不是一个梦的话,也许就再也回不到这个世界里来了。也许会坚信这个世界其实才根本就是一个梦境。虽然她本人并没有察觉,但现在的她其实处于一个非常危险的状态。

私のカウンセリングとして考えられる手段は二つ。
これらの品を捨てて、完全に夢、幻だった思いこませる方法。
そうすれば二度と現実には夢の世界にいけなくなるだろう。夢と現は別物なのだ。
もう一つの方法は……
夢ではなく、実際に別の世界にいる事を強く意識させて、夢から眼を覚まさせる方法。
そうすれば、夢の世界で訳も判らないうちに死んだりしない。
ただ……この世界に帰れなくなる可能性もある。
メリーにはどっちが良い?私にとってはどちらが一般解?
……そんなの決まってるじゃない。
我能想出的谈话手段有两个。
把这些东西都扔掉,让她坚信那完全是场梦,是个幻觉这个方法。
那样的话,她就将无法再进入那个现实中的梦境了吧。梦境和现实是不同的东西。
另一个方法则是……
告诉她那并不是梦境,让她强烈的意识到那其实是另一个世界这件事,让她从梦中醒来这个方法。
那样的话,她就不会不明不白的死在梦中的世界里了。
只是……也有可能会无法回到这个世界当中。
梅莉会觉得哪个方法好呢?对我来说哪个才是最好的解呢?
……那种事不是早就定好了嘛。

11.幽玄の槭樹

11.幽玄的枫树

Eternal Dream
Eternal Dream

「もう、いつも蓮子は呼び出しておいて時間に遅れるんだから」
「メリー、たったの3分15秒の遅刻じゃない。惜しいわね」
「惜しいって何? というか、今日は何の用かしら?」
「勿論サークル活動よ。せっかくサークルメンバー全員揃ったんだから」
「二人しか居ないけどね……ってまた何からしき所を見つけたの?」

「真是,每次莲子叫我出来结果都要迟到」
「梅莉,不是只迟到了3分15秒吗,好可惜啊」
「什么叫好可惜啊?说起来,今天有什么事吗?」
「当然是俱乐部活动啊。好不容易才有全体俱乐部成员到齐的日子呢」
「虽然说只有两个人呢……好吧,又发现什么类似的地方了吗?」

 結論は一つしかなかった。メリーが言っていた夢の世界。
 美しき自然とほんのちょっぴりのミステリアス。

 结论只有一个。梅莉所说的梦中的世界。
 美丽的自然和那一丝丝的神秘。

 人里離れた山奥の神社、
 楽しそうにはしゃぐ子供達、
 深い緑、白く輝く湖、
 紅いお屋敷、木漏れ日の下でのティータイム、
 迷わせるほどの広さの竹林、天然の筍、
 人を狂わす満月、
 人の顔を持った人ではない生き物、
 そして禍々しい火の鳥――

 远离人烟的深山中的神社,
 看起来很高兴的在玩耍着的孩子们,
 深深的绿色,闪着银白光辉的湖,
 红色的房子,树阴下的茶会,
 广阔的让人迷路的竹林,天然的竹笋,
 让人类疯狂的满月,
 长着人类的脸却不是人类的生物,
 还有那……妖异的火鸟——

――メリーだけが見ているなんてずるい!

——只有梅莉一个人能看的话太不公平了!

「勿論、別の世界の入り口だったら見つけられるわよ。
 ほらこんなに手掛かりだってあるんだからね」
「手掛かりって……これは私の夢の世界の品じゃないの、蓮子」
「だから、メリーの夢の世界を探しにいくのよ。
 ねぇ、何でこの国の子供達が楽しくなさそうに見えるのか……
 メリーに判るかしら?」

「当然,别的世界的入口的话的确已经被我发现了哦。
 你看,因为有了这么多的线索呢」
「你说线索……这些不是我梦里的东西吗,莲子」
「所以说,我们去探寻梅莉梦中的那个世界啊。
 听我说,为什么这个国家的孩子们看起来不快乐……
 梅莉你知道吗?」

「?」

「?」

「貴方みたいな考えの学者の所為で、
 夢と現を同じ物として見るようになったからよ。
 夢をただの脳が見せる虚像として、現実の一生理現象に組み込んだからよ。
 主観の外に信じられる客観がある。絶対的な真実がある。
 主観が真実だって? 貴方の言っている事は矛盾している。その学説は間違っている。
 その証拠に貴方は主観を認めないで夢にしちゃっているじゃない。
 夢と現実は違う。だから夢を現実に変えようと努力出来る。
 だから――子供達は笑う事が出来たの。
  さぁ、眼を覚ますのよ。
  夢は現実に変わるもの。
  夢の世界を現実に変えるのよ!」

「是因为像你这样想的学者,
 让他们把梦境和现实看成了同一种东西的缘故哦。
 是因为把梦当成单纯的脑所看到的虚象,插入现实当中的一种生理现象的缘故哦。
 在主观之外有着能够相信的客观存在。有绝对的真实存在。
 主观是真实?你所说的事情根本就是矛盾的。那个学说是错误的。
 证据就是,你不正是因为不认同主观所以才会做梦的吗?
 梦境和现实是不同的。所以才能够为了把梦境变成现实而努力。
 所以——孩子们才会欢笑啊。
  来吧,睁开双眼吧。
  梦,是可以变成现实的。
  让我们一起把梦境变成现实吧!」

注释

  1. 河童估计很多人都知道是什么了。关于这个山犬,指的是在古日本曾经栖息过的一种小个子的狼。

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