歌词:今昔夥鬼惨夜

トラック情報
今昔夥鬼惨夜 恋色桜牙 (2023-06-25) サークル：幻妖雛 アレンジ：市姫，HOT ROD ボーカル：市姫 作詞：市姫 原曲：恋色マジック，魔女達の舞踏会　～ Magus，メイガスナイト

• 歌詞の言語：日文

	おぞましきたる異形のモノノ怪(け)　有象無象に降り立つ
	極月(ごくげつ)の目見(まみ)に睨(ね)めるは誰ぞか　渾(すべ)宵(よい)は我が物
	脅(おびや)かそうか触(むしば)む都(みやこ)　骸(むくろ)は幾も足りぬぞ
	成れど此の世は極楽浄土か　生くる者を喰らいに
	ぎしりと
	絵にも描けぬ地の底の嗚咽(おえつ)　生きとし生ける根こそぎ
	諸行無常の響きは在らぬか　鐘の音(ね)すら聴かぬか
	怨み残せし現世(うつしよ)嗤(わら)えど　幾許(いくばく)も降り積もりて
	深き業罪(ごうざい)我が身焼かれど　鮮血浴び邪鬼化す
	膝に添いしなだれては甘え頬包む手をなぞる
	惜しまれぬ傾慕(けいぼ)にもたれし現(うつつ)
	咲き乱れる紅梅(こうばい)のみが赦されし　吐息吹きかけやう　然(さ)すらば傀儡(くぐつ)となれ
	眼差し手向けしや哀れみの花弁か　脆く儚く散る　沁(し)み返る香に酔う
	けたりけたりと皆嘲け笑う　毒牙にかけて喰らおか
	月のみがただ黙(もく)と佇みて永久(とこしえ)の身見下ろす
	ぞろりぞろりと途絶うことは在らず我先と爪(つま)を掲ぐ
	畏(おそ)るることを知らぬ妖(あやかし)は己(おの)が心の儘に
	そなたも躍(おど)れ
	巡り廻る腐食の念や留まらぬ　我を満たす贄(にえ)も辞世に悔やめ詫びれよ
	共に血を交わせし忌み子の科(とが)を背負う
	天を仰ぐことは久遠(くおん)のこと在らずに
	情のこと如き葬りきれぬ
	絆のみが我が肝を揺るがす
	張り裂けし叫びに神も人も赦されじ罪、背負いし者
	かごめかごめ　鬼は何処におる？
	いつやいつや　喰ろう側に成るか
	誓いし言(こと)忘るることや無かれと　黄泉の國の淵も離るることは無きままで
	赦されぬ罪(ざい)とて　仇(あだ)を成し殺(あや)めやう
	幾度時を経ても　人に生まれようとも
	楔と成りて