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东方外来韦编/2024/ZUN访谈

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  • 该内容于杂志中页数:036-037
  • 翻译:


コロナ禍と東方とZUN
(2020年からを振り返って)
100年に一度のパンデミックが
起こった2020年。
全ての人間が様々な影響を受けたこの期間、
クリエイターZUN氏はどのように
見て、感じ、過ごしてきたのだろうか。
改めて振り返ってもらった。
——
コロナ禍でいちばん印象的だったことは?
ZUN
やっぱり「お酒=悪」にされてしまったことです。営業しなかったお店は補助金が出て、営業したお店はお客が集まった。今思うと、あれってなんだったんですかね? 僕はそれに抵抗して、いろいろなイベントに出る際もこっそりお酒を持っていってた。でも紙コップに入れたりして、何を飲んでるかはわからないようにしてて(笑)。抵抗のメッセージですね。振り返ると、今はコロナのあんなにおかしかった状況が抜けてきて、いろいろ忘れつつありますよね。それにしても、社会の分断がかなり進んだように思います。個々人で過ごすように、籠るように推奨されて。
——
コロナ禍を通して、自分の創作にとって変化はありましたか?
ZUN
それはもちろん変わります。創作は僕にとってほぼ日記なので、そこに出てきたものが出来上がる。コロナになったらコロナに合わせたものを作る。
——
「虹龍洞」、「鬼形獣」を作った時点で「次はこうしよう」っていうイメージがあったうえでの制作でしたか?
ZUN
そういうのは毎回無いよ(笑)。「虹龍洞」はコロナに対する内容ですから。コロナで思いついたようなものです。
——
アビリティカードは?
ZUN
あれもコロナになってから……というか、単にゲームとして流行りの要素ですよね。いわゆるローグライク系がすごく流行っていたから、僕もそういうのをやってみたいなと思ったんです。そういう流行に、その時しかないストーリーを乗せた作品を作りたかったんですよね。
——
「虹龍洞」ではカードの登場と流通が語られたと思ったら、洞窟があるよって突然言われて4面で入ったのに窒息して即追い出される。何か予定変わったりしたのかな? と。
ZUN
でも「鬼形獣」も似たような流れでしたよ。「地獄に行こう」からの「お前は地獄に行くんじゃないよ」って言われる。僕はそういう事はします(笑)。がっつり決まった綺麗なストーリーとかではなく、一般的な整合性ではなく、東方としての組み立てですよね。だから、作品としてそこにあるものが東方としては一番「正しい」ものなんです。そこはまだ生きてるというか、これから作る作品に影響が出かねないので、今の時点ではあまり詳しくは言えないかな。
——
まだまだ拡がるものはあるってことですね。
ZUN
1作品の中では全然解決してないですよね。将来こういうふうにしたいから、ってああいうキャラクターたちを入れたわけじゃ無かったりするので、僕としては「勝手に仕込まれる」感覚って言ったらいいのかな。
——
なるほど?
ZUN
キャラクターが重要というよりも、存在していないとシリーズ全体を通して面白くないな、っていうキャラだったりする。
——
急に陰陽玉を作ったキャラが出てきたと思ったら、その後特に触れられないっていう。
ZUN
なんなら洞窟に行かないくせにタイトルが「虹龍洞」ですから。むしろ洞窟がメインじゃないのって。そういう作り方はしてます。Steamでの販売が先になっちゃいました。CD版も後から出したので、ちょっとレアかもしれない。そう思うと、僕の中ではいいきっかけでした。将来的にはダウンロード販売がメインになるかもしれない、脱CDのきっかけとなった、オンラインで世界中で売れますよってなった1本目の作品が「市場はどこにいった?」っていうテーマだってところなんか、まさにそこで出さなければいけないじゃないですか。その感じが面白くってね。
——
リモート化、オンライン化が進んだタイミングでしたものね。
ZUN
まさに市場のために、市場はここにある!っていうことをあのゲームの中で出していくことが好きだった。勝手に手に入ってくるカードはどこで売られたのか? コロナになってから考えた内容ですから、この状況を活かせるストーリーとは何なのかを考えてね。ゲーム業界は巣ごもり需要で儲かりましたけれど、あくまでもそれまで開発していたものでの話です。新しいものが生み出しにくくなった。人と合わなくなったタイミング、コロナ中ではあまり新しいものは生まれなかった気がします。ヒットしたもののフォロワーばかりでね。でもそこから、今盛り上がっているゲーム業界の中に新しいものを作ろうとする若い人がきっといてくれてるんじゃないかな。僕は個人で開発しているから、東方の続編だからコロナっぽい作品を出せたというか、コロナのタイミングじゃないと出せない、見たことのない世界でこういうことをやってみるっていうのは僕としてはいい思い出と言っていい。
——
21年22年はZUNさんが言ってきた「日記みたいなゲーム」が輝くタイミングでもあった気がします。
ZUN
時事ネタっていう言い方をするけど要は日記なんですよね。「バレットフィリア」なんて、もはやコミケ以外の何でもない。コミケに参加するためにコピー本を作るのと一緒。
——
そのおかげか、ZUNさんが即興でメロディラインを弾いてる感じがすごく音楽にある。
ZUN
基本は即興ですよ。「バレットフィリア」はストーリーが無いから、こういう感じで音楽を作ろうというよりは、できるものをやっちゃおう!というノリでした。例えば夜9時から作り始めて、寝る時間……遅くても深夜1時・2時には寝たいな、みたいな感じで作っていくんですよ。「バレットフィリア」は何をやってもよかったので、僕の中からふわっとそのまま出やすかったのかもしれない。
——
ゲームはいつもより運要素が絡みますよね。
ZUN
本来はローグライクといえばああいうノリだよなっていう感じで作ったので、ランダム要素が強いです。でもぶん投げではなく、ちゃんとプレイできるようにしようと。場合によってはけっこうつらいことにもなるけど(笑)。「虹龍洞」はストーリーモードがメインだからあくまでローグライク「風」だけど、「バレットフィリア」はがっちりランダム要素が入ってきてる。まあ作ろうとしてから完成まで1か月無いですからね。コミケがどうなるかわからない状況だったので、記念のコミケに参加できるんだったら作るしかない、むしろ新作を作らないと失礼だ!って考えて作ったんです。そういう切羽詰まってというか、イベントが近づいて頑張って作るのは好きなんです。それに対して出来の良し悪しはわりとどうでもよくて、参加するのがやっぱり楽しいですよね。ゲームを提供する側として一番大切なことは、本当はユーザーを楽しませることかもしれないけど、そこを考えずにゲーム作りを楽しんじゃうんですよね。楽しみたい。作りたくてしょうがない。面白いかどうかはどうでもよくなってる。
——
振り返って、いかがですか。
ZUN
この3年間があって、その前の事はもうあまり思い出せないですね。変わってるのかもしれないけど、その前はどうだったのかなって。酒量が増えた? やってることは変わらないかもしれないけど、コロナ禍が無かったらどうだったかもわからないですよね。だから、コロナで変わったかどうかがわからないかな。
——
なるほど。プラスに思えたことなどは?
ZUN
家に籠もってても問題なくなったし、家にいる人が自然になりましたよね。平日昼間に家にいるお父さんでも普通になったのが良かったね。それ以外にも、家にいる人間が許されるようになった。ステイホームだね。それまで当たり前のようにやらなければいけないことが、違ってても許されるようになった。そこはいい部分だったと思います。
——
違いを認められる世界に近づいた?
ZUN
ちょっと外れてる人間だから、そういう人間がすごく外れてる人間だと思われない、ちょうどいいくらいで許されるようになったかな? って。逸脱してるからって石を投げられるわけじゃなくなった、危害を与えない逸脱者はいい逸脱者だよねって。それに対して全て光を与えてくれる――そう思って曲(※「逸脱者たちの無礙光」)を作ってたと思うと、少し泣けてきますね。音楽的なことはよくわからないけど、いままでのコードじゃないんです。初めて、考えずにコードを弾いたものが表れてるんですよね。ほとんどがアドリブで組みあがってる。これまで東方で聴いてきたようなメロディじゃなくなってるんです。技術の曲ではなく、センスの曲になってきたんですね。ラスボスでそういう曲にするのはちょっと勇気が必要だったけど、締切はあと数時間後みたいな状態だったし……切羽詰まっていたからこそ、会心の出来になったのかもしれないですね。
——
わざと自分を追い込んでいたのではなく?
ZUN
時間をかければ良い曲が作れるわけでもないと思いますしね。ずっと頭を使えばいい曲ができるかもしれないけれど、その時の感情があってこそかな。全員のヨクナイ人たちにあたえる光の曲だなーって、そういうイメージで作っていた。すべてのキャラクターに光をあたえるような宗教的な曲ですね。あの時はメロディを作る時間も無くて、3音だけで作ろうとしてたんですよ。チャン、チャン、チャン、の3音で全部表現しようとしてた。ラストまでその3つの音がどう変化していくかという曲になっているんです。ちょっと先に行くと哀しい音が出る。でも未来に行くところもあって……あんな曲、なかなか作れないですね。地獄からしたら、地獄の宗教団体のボスが出てくる話ですよね。地上も救ってやろうか?って出てきたけど、霊夢がいるからいいか、任せるかって。地獄の何もない寂寥感は、僕の中では今の時代にあってると思うんです。なんなら旧地獄は物がありすぎて困ってるけれど、旧地獄には何もなくてね。でも地獄は今の時代は一番のファンタジーで、憧れる世界なんですよ。
——
現実では、地獄のような状況がちらほら……。
ZUN
いがみあってる世界は、本当の地獄ではないんです。東方だとそうなっている。人間たちが喧嘩している世界は生きている世界であって、幻想の世界ではないんですよね。何もないところに、残されたのは夢だけなんです。切ないけれど、その寂寥感はちょっとだけ憧れる。何もないけれど全てを破壊しようみたいな暴力性はなくて、全てを受け入れるやさしさがあるんです。残無は霊夢にも同じものを見たから、手を引いたんですよね。残無がいれば、畜生界の人たちもうまくまとまれる。