东方文花帖（书籍）/八云蓝/中日对照

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八云紫

东方文花帖（书籍）

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报纸

第百二十季　皐月の一	第百二十季　皋月之一
三途の河幅の算出に成功	三途河的河宽计算成功
○月○日、数字の魔術師が三途の河の河幅を算出し、関係者を驚かせた。三途の河と言えば、あの世とこの世の間に流れる河の事である。この河は幅が一定ではなく、何らかの条件で極端に長さが変わることで有名である。その為、河幅の計測は不可能とされてきた。	○月○日，数字的魔术师算出了三途河的河宽，让相关的人都非常吃惊。说到三途河，就是存在于这个世界和那个世界之间的一条河。这条河的有名之处就在于其河宽不是固定的，一旦满足一定的条件河宽也就会随之发生极大的变化。因此，要计算河宽几乎被认为是不可能的。
数字の魔術師が暇つぶしに……	数字的魔术师为了打发时间……
その偉業を成し遂げた数字の魔術師は、八雲藍（式神）。普段から数字にはめっぽう強く、複雑な計算式も瞬時に答えを導き出し、周囲を驚かせる事もある。なぜ、今回三途の河幅を計算しようと思ったのかという問いに対して、暇つぶしに、という馴染みやすい返答を頂いた。	完成了这个伟业的是八云蓝（式神）。平常就对数字方面的东西很擅长，就算是复杂的算式也能够在瞬间算出答案，经常让周围的人觉得惊奇。当问到她为什么这次想到要去计算三途河的河宽的时候，她给出的却是“打发时间”这样一个简简单单的答案。
気になる三途の河の河幅だが、この計算式を理解するにはある程度の専門知識が必要となる為、この記事で数式まで詳しくは説明しない。興味がある方は本人に直接聞いてみる事をお勧めする。概要はこういった感じである。	虽然三途河的河宽很让人在意，不过因为理解那个算式需要一定程度的专业知识，所以该报道就不对算式进行详细说明了。对此有兴趣的人推荐亲自去向当事者本人询问。关于概要如下所述。
「三途の河は、普通の河ではなく過去を流れる河。その為この長さは目に見える長さとは異なり、その距離の算出には故人の歴史の概念が必要となる。河幅は、人によっては一瞬で終わったり何時まで経っても渡れない事もある。このファクターは人間には知られていないが、船頭さんへの渡し賃だと言われている。渡し賃が多ければ多いほど、距離は短いと言うわけだ。それは綺麗な反比例の曲線を描き、渡し賃が０に近いときは限りなく無限大に近づき、渡し賃が多ければ幅は限りなく０に近づく」	「三途河不是普通的河而是流淌着过去的河。因此其长度和眼睛所能看到的长度不同，要算出其距离的话必须要对那个死者的历史有概念才行。河宽根据每个人的过去有可能在一瞬间完结，也有可能过了很久都无法渡过。而这个因子虽然人类可能不清楚，但其实就是给摆渡人的渡船钱。给的钱越多，距离就会缩得越短。二者间呈现完美的反比例关系，摆渡费接近零时河宽会趋于无限大，而随着摆渡费增加河宽则趋近于0」
また、あの世の財産はこの世の財産と同じ物ではなく、人間が亡くなった時に自分の財産をあの世に持っていく事は出来ないという。その為、渡し賃の量はさらに別のファクターが絡んでくるらしい。ここから先の計算は故人の歴史というファクターも絡み、何千式にも及ぶ方程式を解く必要があるという。	还有就是那个世界的财产和这个世界的财产是不同的，人在死后是无法将自己的财产带到那个世界里去的。因此，渡船钱的量似乎又牵涉到了其他的因子。在这之后的计算就要牵扯到死者的历史，据说必须要解数千次的方程式才行。
算出に成功したと言っても、あまりにも複雑すぎてこれを証明できる者は居ない。正しいのかどうかも判らないが、少なくともこれを有効利用できるとは思えない。	虽然说是计算成功了，但因为方程式过于繁杂所以还没有人能够给予证明。虽然还不知道是否正确，但我至少认为不会有什么太大的用处。
（射命丸　文）	（射命丸文）
今回の偉業を達成した八雲氏（式神）	达成了这次伟业的八云氏（式神）

其他内容

紙面から	版面
３	3
夜の湖に蜃気楼出現？　原因は不明	夜里湖面出现海市蜃楼？原因不明
１９	19
空を飛ぶ妖怪受難 黄砂と花粉のダブルパンチ	飞在空中的妖怪们的灾难，黄沙与花粉的双重打击
２３	23
竹の子のシーズン到来	竹之子的季节到来

采访

藍「正しいよ？」	蓝「是正确的哦？」
文「うーん。これほど役に立たない偉業は久しぶりに見ました」	文「嗯…。如此没用的伟业已经很久没遇到过了」
藍「最初から、暇つぶしにやった、って言ってるじゃない」	蓝「我从一开始不就说了，是“为了打发时间”才做的吗」
文「それにしても数字に強いのですね。私にはさっぱりです」	文「话说回来你真的很精通数字呢。我是一点都看不懂」
藍「はい、数千式の方程式」	蓝「给你，数千个方程式」
文「げ－」	文「哇—」
藍「こっちは証明」	蓝「这个是证明」
文「うげげげげ」	文「呜哇哇哇哇」
藍「私は式神ですから、この位のことは夕飯前さ」	蓝「因为我是式神的缘故，这种程度的东西对我来说是很简单的」
文「……暇つぶし、っていつもこんな事考えてるのですか？」	文「……打发时间，话说回来你一直都只想这些东西吗？」
藍「他にも霧が幻想郷を包み込むのに十分な粒子の数を計算してみたり、北極星にたどり着くのに掛かる時間を計算してみたり」	蓝「其他的还有诸如计算要让雾包围幻想乡的话需要多少的粒子，要到达北极星的话需要多少时间」
文「よっぽど暇なんですね」	文「你还真闲啊」
藍「時間だけなら腐るほど。紫様は寝てばっかりですから……」	蓝「时间的话多得都要烂掉。因为紫大人基本都在睡觉……」
文「式神が数字に強いって言ってましたが、そういう物なのですか？」	文「你说过式神比较精通数字，是那样的吗？」
藍「数字というか、方程式が式神そのものだからねぇ。拡散も収束もしない方程式が生きた立体を無限に生み出すように、紫様が作った方程式は私の力を無敵の物に変える。だから方程式通りに私も動く」	蓝「要说数字的话，因为式神本身就是方程式呢。就如同那既不会发散也不会收敛的方程式所无限产生出的活生生的立体一般，紫大人所做出的方程式将我的力量变成了无敌之物。所以我才会遵循方程式行动」
文「そういう物なのですか。決められた行動をとり続けるのは私には窮屈過ぎて出来そうにないです」	文「原来是这样啊。按照决定好的方针行动下去对于我来说似乎有点过于无趣，看来我是做不到了呢」
藍「今の何倍も速く飛べるようになっても？　何倍も強い力が出せるようになっても？」	蓝「即使那能够让你用比现在高数倍的速度飞行，即使能够让你拥有比现在强数倍的力量也一样吗？」
文「速くても決められた通りじゃあ意味が無いです。自由に飛べてこそ意味があるのです」	文「就算飞得再快但一切都被决定好了那就没有意义了。能够自由地飞行才是其意义的所在」
藍「何倍も特ダネが見つかるようになっても？」	蓝「就算能找到比现在多数倍的新闻材料也一样？」
文「ぐう」	文「呜」
藍「……私が貴方を式神にしてあげようか？」	蓝「……让我来把你变成式神如何啊？」
文「勘弁してください……って貴方が式神でしょう？」	文「这个就不用了……等等你不就是式神吗？」
藍「私は式神だけど、式神を使うことも出来る。現に式神を操っているのさ」	蓝「我虽然是式神，但是也可以使役式神。目前已经有操纵的式神了」
文「それは驚きですねぇ」	文「那还真是让人惊奇呢」
藍「そうでなかったら、私が三途の河幅を求める理由が判らないだろう？」	蓝「要不然的话，我能够解出三途河的河宽的理由不就没有了吗？」
文「ああそうか、式神を使うから方程式に強いって事ですね、って貴方は方程式で動く身でありながら方程式を操ることに……」	文「啊啊这样啊，因为使役式神所以才精通方程式啊，你的意思就是说你在按照方程式行动的同时也能操纵方程式……」
藍「そう」	蓝「是的」
文「自分で新しい式を考え、それを解いてしまうような式を作ってしまう。貴方の操り主は……貴方より数字に強い？」	文「自己想一些新的算式，然后做出用来解开它的式子。操纵你的主人……比你更精通数字？」
藍「言うまでもなく、比べものになりません。紫様の方程式なんて、私には解くことも理解することも出来ません」	蓝「这是不用说的，我们完全无法相提并论。紫大人的方程式，就我来说无法理解更无法解开它们」
文「なんて恐ろしい……」	文「多么可怕啊……」
藍「ゆかり様だったら三途の河の河幅どころか、無間の底の深さすら求めてしまう。北斗七星が北極星を食べるまでの時間だって求めてしまう。それも一瞬で。普段は寝てばっかりだけど、いったん口を開けば誰も考えつかない事を命令する」	蓝「要是紫大人的话就不会停留在三途河的河宽上，而是去求那无尽之深渊的深度了。也会去求北斗七星吞食掉北极星所要花的时间。而且只需要一瞬间。平常虽然基本都在睡觉，不过一旦开口的话就会命令一些谁都想不到的事情」
文「もう異次元の話です。そんな力のある妖怪もまだ居たのですね……」	文「话题已经扯到异次元去了。拥有那种力量的妖怪现在竟然还存在呢……」

简介

八雲藍　（やくも　らん）	八云蓝
紫の式神で、主人が寝ている間に代わりに活動している。	身为紫的式神，在主人睡觉的时候作为代理展开活动。
式神ながら、自分で式神を使えるほどの力を持つ。	即使作为式神，其自身也拥有操纵式神的能力。
出演作：『東方妖々夢』『東方永夜抄』	出场作品：『东方妖妖梦』『东方永夜抄』

注释

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