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彗星アポロ

来自THBWiki
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本页是关于东方Project
二次创作同人专辑的词条

专辑信息

基本信息
封面图片
名称 彗星アポロ
译名 彗星Apollo
制作方我楽多東京封面图片
首发日期2016-05-08 (第十三回 博麗神社例大祭
类型EP
编号GRKT-0004
分级指定一般向
碟数1
音轨数7
总时长28:14
风格类型古典,Rock,其他电子
售价会场售价:700日元
通贩售价:900日元
官网页面http://garakutatokyo.tumblr.com/post/143460047626/%E4%BE%8B%E5%A4%A7%E7%A5%AD13%E6%96%B0%E8%AD%9C-%E5%BD%97%E6%98%9F%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD-%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%85%AC%E9%96%8B
通贩信息
官方通贩蜜瓜

Staff

Arrangement

Vocal

Lyrics

Story
沢田
Album Artwork
りょう

曲目列表

01彗星アポロ04:34
编曲YNY
演唱ともえ
作词YNY
原曲
02P03:14
编曲幽島香
原曲
03日々月々04:18
编曲幽島香
原曲
04ラヨークシニクの親愛03:18
编曲鍋島なべお
原曲
05Stellasphere03:14
编曲YNY
原曲
06Carpe diem04:22
编曲鍋島なべお
原曲
07believe in tomorrow05:14
编曲YNY
演唱ともえ
作词YNY
原曲

剧情

II. P
晴れ渡る空。新月と太陽の下で、私と貴女は出会った。
意識がはっきりとする前から、すべては始まっていたんだと思う。
色とりどりの弾幕、そして、妖しい松明の光。一目見て、魅せられた。
もっと見たい。もっと近くで。もっと、もっと。貴女に近付きたい。
私の心は、そうやって形作られていった。
人形の身で、意思を持った。私はそーいう存在。
「・・・・・・とりあえずあんたは人形とでも呼べばいいのね?」
貴女は、妖精。アメリカ色。自由の象徴。まるで、あの大空を自由に飛び回る鳥みたい。
「あたい? あたいはクラウンピース」
「じゃあピーちゃんね」
弾幕が私の顔面にめり込んだりしたけど。なんだか、とっても楽しくなってきた。
産まれてきて、よかった。なんて、そんな感想。人形だけどさ。
だけど、素直にはなれない。気持ちを伝えるのって、怖いよね。人形に一目惚れされても
困るだろうし。
「私を抱くなんて三万年早い!」
「遠いなぁ・・・・・・」
私の定位置は、ピーちゃんの帽子。
今は、それでいい。えへへ。
III. 日々月々
月には、物がほとんどなかった。
「なにアレ。物置?」
「あたいの家」
貴女と私と、大地と空と。後、かろうじて空気。あとピーちゃんの家。そんだけ。
「や、うん、なにここ。地獄?」
なんて、ちょっとふてくされて。駄々をこねた。
そうしたら、ピーちゃんは綺麗な景色を見せてくれたんだ。
「とう? 悪くないと思うんだけど」
月の上空、宇宙空間から見える、青い星。
私が生まれた家も、私達が出会った森も、全部全部ちっぽけで、はるか遠く。
小さくまとまって、鮮やかに彩られた丸い円い世界。
すぐに気にいった。でもやっぱり、私は素直になれなかった。
「三点」
「辛辣ゥ・・・・・・」
もっと近ければ、なんて言ってみた。燃え尽きちゃう事くらい、私にだって分かるけど。
だから、要らない心配をさせちゃった。
「・・・・・・帰りたいなら、無理はしなくてもいいよ」
人形なのに。私はただの人形なのに。ピーちゃんは、私の意思を尊重してくれる。
私の気持ちなんて、初めっから決まっているのにさ。
楽しいから、一緒にいるんだ。なんて、本当の事だけど。
それじゃあ足りない。伝えきれない。だけど、私の心も、まだまだ足りないから。
私がいつか本当の意味で自律して、ピーちゃんと一緒にいられるようになったら、この慕情おしいも打ち明け
る。そのときには、うまく伝えられるようになるはず。
「だから、精一杯楽しませてよね。楽しくなかったら、アリスにいいつけてやるんだから」
「うん」
「ちょっと、素直に頷かないでよ。もっと、何か言ってくれていいじゃん」
「そうだなぁ・・・・・・ありがと?」
「・・・・・・ばか」
その優しさが、私の心のピースをまた一つ埋めてくれた。
IV. ラヨークシニクの親愛
「お茶入れたわよ」
アリス。私の大好きなご主人様。私を産んでくれた、張本人。お母さん、かな。
うん、大好き。アリスには素直になれるんだ。
「あたい冷たいのがいい」
チルノ。妖精。通称、ちーちゃん。ちょっと馬鹿っぽいけど、実は最強、らしい。
ピーちゃんによると、最強。ポジティブでいい子。よく、蛙を凍らせている。 八カ
「ちゃんと毒入れてくれた? ないの? じゃあみんなの分入れてあげる!」
メディスン。通称、メディ。私の先輩。ちょっぴり捻くれ屋さん。
言葉からも、体からも、毒がにじんでいるけど、実は優しい・・・・・・後輩の私にだけは。
「見て! アリスちゃんのお茶よ!」
「はいはい、そうね、凄いわ」
神綺様とヘカーティア様。アリスのお母さんと、ピーちゃんのご主人様。神様らしいけど、 そこまでピンとこない・・・・・・・なんて言ったら怒られそう。
「露西亜・・・・・・は、飲めないんだっけ」
そして、ピーちゃん。途方もなく、大好きな人。
皆がいて、私がいて。ときどき言い争うこともあるけど、仲良しこよしなこの日常が、本当に楽しい。
そんな皆に追いつきたい――だけど小さな私じゃ、出来ることも限られている。
だから、勉強を沢山することにしたの。
露西亜、って言うくらいだから、ロシアの事くらい知ってないといけないし?
そうやって、賢くなって、いつか伝えたい。「Я тебя люблюロシア語で、愛の言葉を」と。
ピーちゃんにも、この言葉の意味は話してある。何度も。
勿論恥ずかしいから、アリスに言いたい、なんてごまかしてばかりだけど。
鈍感なピーちゃんと、素直になれない私じゃ、伝えるのはまだまだ先だろうけど、 その日まで待っていてね、ピーちゃん!

「ねえ、神綺」
「なぁに、ヘカちゃん」
「・・・・・・もしかして、さ」
「・・・・・・気付いた?」
「まだ仮説の段階よ、だけど」
「 ・・・・・・・どうにか、ならない?」
「調べてみる、けど。魔法は、貴女の専門でしょう?」
「・・・・・・人形の専門は、あの子よ」
「自律人形だっている。きっと・・・・・・何か、できるはず」
「そうよね。大丈夫、よね」

「神綺、とう?」
「・・・・・・ダメ」
「私も、ダメだった」
「皆も、だって」
「ああ、やっぱり・・・・・・魂が成熟するまでの時間と、その魂の寿命は」
「・・・・・・比例する、間違いなく。それも、指数的に」
「じゃあ、どのくらいかしら?」
「・・・・・・とんなによくても、一ヶ月」
「そっか」
「そうよ。あの子は、もう長くない」
「・・・・・・無力、だね」

「ほっといてよ!」
ピーちゃんが、家を飛び出して行く。ああ、私は結局最後まで素直になれなかった。
残り十日。私が死ぬまでのカウントダウン。
笑っちゃうよね。魂が消失するなんてさ。天国にも地獄にも行けなくて、消滅するんだって。
そんなことあるのか、って? えへへ。
・・・・・・嘘みたいな本当の話。アリスの真っ暗な瞳の色が、冗談じゃないって教えてくれた。
冗談じゃないよ、本当。それが三週間前の事。
ごめんね、ピーちゃん。言えなくて。本当にごめん。
知られたくなかったの。だから、私の事なんて嫌いになって、忘れて。
私は一人で消滅を待つから。この慕情こいごころを抱いて、一人。そう、一人で。
「本当にそれでいいの?」
・・・・・・メディは、人形の心が読めるらしい。はた迷惑な話だな、って思う。
全部筒抜けなんでしょう? 私の想いも、願いも、全部知った上で聞いてくる。
決心が鈍っちゃうじゃんか。やめてよ。私を、一人で死なせて。
「・・・・・・そんなの・・・・・・私がっ! 私が絶対許さないっ! 分かってるでしょ! 人形わたしたちの一番の幸せが何かって!」
――そうだ。人形にとっての、一番の幸せ。それは、大切な人の腕の中で死ねること。
突きつけられて、突っぱねられるほど、私は強くない。
ささやかだけど、永遠の幸せ。最後くらい、願ってもいい、のかな。
ううん、ずっと願っていたけど。でも、そんな。一体の人形の我儘で、そんな。
「あぁもう! もどかしいんだよ馬鹿ぁ! どうしたいのかを聞いてるんだよっ!」
涙交じりの絶叫と共に差し出された手を、私は、掴んだ。
私を抱えて、メディは走る。目指すは、ピーちゃんの元。
ありがとう、みんな。ごめんね、みんな。だから、あと少しだけ我儘を通させて。
V. Stellasphere
私は今日死ぬ。
朝の時点で、それが分かった。もう、限界なんだって。
体がきしむ。全身がだるくて、何もしていないのにボロボロだった。
意識を引きとめているのは、私を抱きしめるピーちゃんの存在だけ。
だからこれが、最期の我儘になるかな。
「ねぇ、ピーちゃん。私、地球が見たい」
初めてピーちゃんが月で見せてくれた景色。青い星の姿を、最後に見たい。
そして、私たちだけの空間で、想いを伝えて、それで死のう、なんて。
えへ、ずるいかな?

地球の前で、一人と一体。ピーちゃんの鼓動も、哀しそうな表情も、それを見せないように
隠しているのも、全部、流れ込んでくる。
ねえ、ピーちゃん。私、言いたいことがあるんだ。
届け、この想い。ただひたすらに祈って、捧げる愛の言葉。
「Я тебя люблю」
「なんだっけ、それ」
ばか。
「・・・・・・ああ、そうだ。うん、わかるよ。わかってる、ずっと言ってたもんね」
良かった、分かってくれた――本当に?
違和感がぬぐえない。最後の一言が、なんだか吐き捨てるようだった。
それに私は今まで、この言葉を使っていない。意味を教える時にしか――まさか

「人形は好きな人アリスの腕の中で死ねるのが、一番の幸せ、だったっけ?」

違う。そうだけど、違う。否定する時間はなかった。急に地球が近付いてきたから。
ううん、私達が近づいているんだ。ビーちゃんが、地球に向かって、飛んでいる。何故?
「大丈夫、心配しないで・・・・・・! “アンタの一番好きな人”のところまで、
あたいが絶対届けてあげるからッ!」
“私が一番好きな人”はそう言って、私を幾重にも障壁で包んた。
ピーちゃんの声が、遠く遠くなっていく。今伝えないといけない。のに。私が最後に叫んだ言葉は、
「死なないで」だった。

――イッツ、ルナティックターイム! 狂気の、その先へ!



こんな姿、見たくなかった。
解凍に失敗した冷凍蛙をそのまま丸焼きにしたらこうなるのかな、ってくらい、酷い。
当たり前だよ。馬鹿じゃないの。生身で大気圏突入なんて正気じゃない!
かろうじて人の形を保っているだけなのに、ピーちゃんは空を飛んで、アリスの家まで行こうとしている。
どうしてこんなことに? 私が素直じゃないから?
こんなの嫌だ。最後まですれ違ったままなんて嫌だ。だけど、もうどうしようもない。
アリスの家の前で、ついに、ピーちゃんは倒れ込む。
死なないでよ、ビーちゃん。私が好きなのは――だめだ。耳が、聞こえてないんだ。
偶然通りかかったちーちゃん・・・・・・ チルノが、アリスを呼んでくれた。
駆けつけたアリスの腕の中に、私は押し込まれた。
離れたくなかった、けれど。ピーちゃんの目が、これが幸せだと信じ切っていたから。
ピーちゃんが意識を失うまで、私はかりそめの笑顔を作り続けた。
さようなら、ピーちゃん。
ごめんなさい。
VI. Carpe diem
ピーちゃんは、死んではいない。
だけど、いつ目が覚めるか分からない。いっそ一回んだ方が早いかも、そうアリスは言った。
分かっているのは、どちらにせよもう間に合わないってことだ。
なら、せめてピーちゃんの腕の中で。当然だよね。メディも、アリスも頷いてくれた。
ビーちゃんが目覚めた時のために、メディに私の想いを託す。
「私が本当に好きだったのはビーちゃんなんだよ、ばか」
そして、ピーちゃんの腕へ――と、そのとき、ちーちゃんが、声を上げた。
「あたい、思いついた!」
その声には、確かな自信がこもっていた。
時間の無駄、なんてメディが文句を言うけど。今の私は藁でもすがりたくて、聞いた。
それは、馬鹿げた発想だった。無理だ。成功しても、出来ることが少なすぎる。
ただ、リスクはない。ピーちゃんの腕の中にいられないくらいかな。
・・・・・・今のピーちゃんより、私は博打を選ぶよ。
「人形。あたいに任せろ。なんたって、あたいは最強だから!」
ちーちゃんの根拠のない自信が、今の私にはとても心地よい。
最期の力を振り絞って、宙を飛んだ。
足を震わせながら、それでもちーちゃんはにやりと笑って手を構える。
迫りくる死の前に、小さな希望があると信じて。私は、目を閉じた。
ちーちゃんの発想、それは――

――ちーちゃんが、私を凍らせて時を止める。
蛙を冷凍保存するように、私を冷凍保存する作戦だ。
馬鹿げた案だよね、なんて思いながらそっと目を開けると、そこには、私を見つめるピーちゃんの顔があった。
「ごめんね、露西亜………………」
成功、したんだ。
それは一瞬だった。目を閉じて、開けただけ。だけど、あんなにボロボロだったピーちゃんの傷は治っていて、私を抱いて、大粒の涙をこぼしていた。
もしかして、全部夢なんじゃないか。私も生きていられるんじゃないか、なんて。
そんな、うまくはいかない。最後に無理をしたのも悪かったのかな、本当に時間が無さそうだ。
だから、何度でも言う。
何度でも、伝える。
ずっと前から、一目見た時から好きでした、と。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう、と。
うわごとのように、告白と感謝を繰り返す。どれだけ届いているのかもわからないけど、
せめて、私が私でいられるうちに。
初めて会った日と同じ新月と太陽の下で。
私という存在が消滅していくのを感じながら。私は、永遠の幸せを噛みしめる。
声が出せなくなって、目が見えなくなって、感覚がなくなって。聴覚も、掠れていく。
だけど、怖くない。
ピーちゃんがいてくれるから、平気だ。

「大好きだよ」
聞こえる。
だけど、段々遠ざかっていく。
例えるなら、宙に浮かぶように。
そらへ。へ。そらへ。
「ありがと・・・・・・露西亜」
まだ聞こえる。
声が、私を引きとめる。
かろうじて、私を。繋ぎとめる、絆。
「・・・・・・いかないでよ」
必死に。
多分、私の体を抱いて。
ピーちゃんが、呼びかけている。
——多分。
それも、わからない。
「ねぇ・・・・・・露西―――答え・・・・・・・・・聞こえて・・・・・・・・・————」
言葉が、切り離されて行く。
私も、少しずつ、細切れになって、いく。
何もない場所へ、わたしは、ひとり。
「——————・・・・・・」
……もう。きこえない。
おもいが、くだけて、くずれていく。
あわのように、はじけて、かすれて、とけていく。
だけど、きおくは、さいごまで、はなさない。
じゃあ、ね、さよなら。
ピーちゃん、だいすき、ほんとうに、ありが、とう。
「・・・・・・さよなら」
――えへへ。
さいごは、ちゃんと、きこえた

VII. believe in tomorrow
 むかしむかし、妖精さんがいました。
妖精さんはご主人様たちと月に住んでいましたが、 友達がいなくて、いつもひとりぼっちでした。
ある日、妖精さんが地球に来ると、心を持つ、不思議な人形さんと出会いました。
二人はすぐに仲良くなって、一緒に月へ帰りました。
それから、たびたび二人で地球に来るようになりました。
すると、二人の周りには段々と人が集まるようになったのです。
妖精さんたちはたくさん遊んで、幸せに過ごしました。
しかし、楽しい日々はいつまでも続きません。
運命が、人形さんを連れ去りにやってきました。
妖精さんは周りの人と力を合わせましたが、運命には敵いません。
人形は運命に連れられて、遠いところへ行ってしまいました。
二度と会えないくらい、遠い場所です。
さて、妖精さんはまた一人ぼっちになったのでしょうか?
いいえ、違います。
人形さんがいなくなっても、妖精さんは一人ではありません。
遥か遠くにいる人形さんの事を一緒に思い出してくれる友達が、 妖精さんの周りには沢山いたのです。
そして、今日も。
妖精さんは、沢山の友達に囲まれています。
だけど、きっと、いつまでも。人形さんのことを忘れないことでしょう。
おしまい

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