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梦违科学世纪/附带故事
- 本页面内容为官方音乐CD梦违科学世纪的附带文档(Booklet)的原文与翻译以及光盘的扫图。
光盘扫图
包含角色信息 | |
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作品序号 | ZCDS-0003 |
封面角色 | 玛艾露贝莉·赫恩,宇佐见莲子 |
外面
月の兎、月面探査車 ――夢か現か、吉夢か、それとも悪夢なのか。 | 月兔、月面探测车 ——是梦是现,是好梦,还是噩梦呢。 |
上海アリス幻樂団が奏でる、幻想的で激しい音樂集第三弾 | 由上海爱丽丝幻乐团奏响,幻想般激昂的音乐集第三弹 |
Booklet
内面与碟面
故事文本
故事内容
1.童祭 | 1.童祭 |
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(夜が明ける。幻の朝靄の中で夜が明ける。 私は幻想の世界で子供達と一緒に遊んでいたわ。 | (黎明即将到来。在幻之朝霭中黎明即将到来。 我在幻想的世界中和孩子们一起玩耍。 |
幻か、砂上の楼閣なのか 夜明け迄、この夢、胡蝶の夢 | 是幻想吗,亦或空中楼阁吗 直至黎明,这场梦,蝴蝶之梦 |
(……こんなに笑っている子供を最後に見たのは一体いつだろう。 聴いた事もない不思議な唄、不思議な踊り。どうやら今日は祭らしい。 | (……最后一次看到这样子欢笑的孩子究竟已是多久之前。 从未听说过的不可思议的歌声,不可思议的舞蹈。看来今天是祭典的日子。 |
夢違え、幻の 現し世は、血の気無い石の上に | |
2.華胥の夢 | 2.华胥之梦 |
「――そうそう、それでね。昨日はこんな夢を見たのよ」 「……って、また夢の話なのぉ?」 | 「——对了对了,就是呢。昨晚我做了这样一个梦哦」 「……诶,又是梦的事情吗?」 |
私の名前はマエリベリー・ハーン。この冥い街でオカルトサークルをや っているわ。普通のオカルトサークルとは違って、私達のサークルはまと | |
「ねぇ、他人の夢の話ほど、話されて迷惑な物はないわよ?」 | 「我说,你这样像说别人的事情一样说自己的梦,不觉得很令人头疼吗?」 |
そんな事はどうでも良いけど、実は私には凄い能力があるのよ。うちの 家系は昔から霊感はある方だったみたいだけど……。 | 那些事情都无所谓了,实际上我拥有很厉害的能力哦。虽说我们这个 家族似乎从前就是很有灵感的一族……。 |
……禁止されてるんだけどね。 ただ最近私は、色んな世界の夢を見るようになってきて――。 | ……虽然这是被禁止的。 只是最近,我开始梦见各种各样的世界——。 |
「お願い、貴方に夢の事を話してカウンセリングして貰わないと、 どれが | 「拜托了,如果不向你诉说梦的事情并得到你的建议的话, 我感觉都要分不清哪个才是 |
3.上海紅茶館 | 3.上海红茶馆 |
深い緑の向こうにあった物、それは真っ赤なお屋敷だったわ。 お屋敷の周りは、深い緑色と、白く輝く湖…… | 在一片深绿色的那头,有一座鲜红色的房子。 房子的周围,是深深的绿色,和闪耀的银白的湖…… |
ちょっと寄っていってみようかしら? 突然訪れても失礼じゃないかしら? | 要不要再靠近一点看看呢? 突然的造访会不会很失礼呢? |
……あら、お手伝いさんが出てきたわ。 あの人に | ……哎呀,那里的仆人出来了。 我去向那个人问问看吧? |
4.ヴォヤージュ1969 | 4.Voyage1969 |
どこまで行っても同じ風景だったわ。 陽も落ちてしまって、足下もよく見えない…… | 不管走到哪里都是相同的风景。 太阳也已经落山,脚下的路也无法辨清…… |
夜の竹林ってこんなに迷う物だったのね。 時折遠くで聞こえる不思議な鳴き声。獣なのか、それとも……。 | 夜晚的竹林是如此容易让人迷路的地方呢。 时不时从远处听到几声不可思议的鸣叫声。是野兽吗,还是……。 |
私は、当てもなく彷徨っていたわ。 お腹がすいたら筍でも食べれば良いかなーなんて軽く思っていたし。 | 我,完全没有目的地彷徨着。 轻松地想着要是饿了的话就吃点竹笋也不错什么的。 |
途方に暮れて空を見上げたわ。 満天の星空だった。 | 束手无策的我抬头望了望天空。 满天的星空。 |
そう思った直後だったのよ、すぐ後ろで不気味な笑い声がしたのは! | 就在我方才这么想的时候,突然从背后传来一阵恐怖的笑声! |
5.科学世紀の少年少女 | 5.科学世纪的少年少女 |
「これが、 「うん?夢の話じゃなかったの?メリー」 | 「这些,就是在红色房子里得到的曲奇,以及在竹林里拣到的天然的竹笋哦」 「咦?这不是梦里的事情吗?梅莉」 |
ちなみに蓮子は私の事をメリーと呼ぶの。この国の人には私の名前は発 音しにくいらしいわ。もう私の本名も忘れてるんじゃないかしら? | 顺带一提莲子称呼我为梅莉。似乎对这个国家的人来说读我的名字发音很 困难。她不会都已经忘记了我的本名了吧? |
「夢の話よ。さっきからそういってるじゃないの」 「……夢の話なのに、何でその夢の中の物が現実に出てくるの?」 | 「是梦里的事情啊。刚才我不是就已经说过了吗」 「……如果是梦里的事情的话,为什么梦里的东西会出现在现实当中呢?」 |
私には、何が 大抵妖怪に追われたりして終わるわ。悪夢と言えば悪夢なんだけど……。 | 我现在,开始不明白哪里是 最后被妖怪追逐然后完结的。要说是噩梦也的确是噩梦没错……。但是 |
「教えてあげるよメリー。それはすでに筍じゃないわ。そこまで成長 したらもう堅くて食べられやしない」 | 「让我来告诉你吧梅莉。这已经不再是竹笋了哦。成长到这样的话 已经坚固到无法再食用了」 |
6.永夜の報い | 6.永夜的报应 |
私は本気で走ったわ。夢の中なのにね。 何だか判らないけど、さっきの笑い声が明らかに人間じゃない気配だったんだもん。 | 我拼命地奔跑着。虽然只是在梦里呢。 因为即便不知道究竟,但刚才的笑声给人的感觉很明显不是人类。 |
でも、竹林は微妙に傾斜が付いていて、私の平衡感覚を狂わせるの。 まっすぐ走っているつもりだったけど、本当はどうだったのかしら? | 但是,竹林却微妙地倾斜着,让我的平衡感也随之狂乱。 虽然是打算笔直地奔跑的,但真实的结果又如何呢? |
結構走っている気がするけど、何だか見たことのある景色しか出てこない。 この竹林が無限に続いてるのか、それとも私がぐるぐると回っているのか | 虽然感觉跑了很久,却不知为何周围出现的总是那些见过的景色。 这个竹林是无限延伸的吗,还是说我根本就是一直在原地打转呢 |
蓮子みたいな『客観的に見て明確な真実が存在する』という考え方は いかにも前時代的だわ。 | 像莲子那样『客观来看明确的真实是存在的』的想法 已经是上个时代的东西了呀。 |
真実は主観の中にある。 見たことのある景色しか出てこないならば――ここはそういう所なのよ。 | 真实是存在于主观当中的。 如果出现的都是看见过的景色的话——那么这里就是那个地方。 |
だから、私は走っているの。 だって、夢というのは現の反意語なんかじゃない。 | 所以,我才会奔跑。 因为,梦并不是现的反义词。 |
そんな私の専攻は相対性精神学。 蓮子は超統一物理学だったわよね。最近はひもの研究、順調かしら? | |
7.夜が降りてくる | 7.夜幕降临 |
でも……不思議ね。 貴方みたいな前時代的な人は、夢と現を正反対な物として考える人が多いけど、 | 但是……很不可思议呢。 虽然像你这样带着上个时代思维的人中,有很多人把梦与现认为是相反的东西, |
そして今は、夢と現は区別はするけど同じ物。 現の現実と夢の現実、現の私と夢の私、それぞれが存在するわ。 | 然后到了当今,虽然区别梦与现但却把两者当成相同的东西看待。 现之现实和梦之现实,现之我和梦之我,是各自存在着的。 |
夜の胡蝶が自分か、昼間の人間が自分か……。 今の常識では、両方自分なのよ。 | 夜里的蝴蝶是自己吗,昼间的人类是自己吗……。 按现在的常识来说,两方都是自己哦。 |
随分と逃げてきた気がしたけど、全く疲れは無かったわ。 まるで空を飛んでいる様に移動していたから?私は胡蝶になっていたのかしら? | 虽然觉得已经逃跑了很久,但却完全没有累的感觉。 是因为我现在的移动就如同飞在空中一样吗?难道是我变成蝴蝶了吗? |
でも、そんな夜のとびっくらもついにゴールのテープが見えて…… | 不过,这场深夜的竞跑也终于见到终点线了…… |
――私は走るのをやめた。 だって、少し先の方の竹林が、紅く光っていたんだもん。 | ——我停下了脚步。 因为,在前方不远的竹林深处,正闪着红光。 |
とてもじゃないけど、光る竹、なんていう代物じゃなかったわ。 私は後ろを気にしながら、そうっと光っている方を覗き見たの。 | 无论如何,会发光的竹子,那是多么独特的东西啊。 我一边留意着背后,一边静静地向发光的方向窥视。 |
8.人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 | 8.人偶裁判 ~ 玩弄人形的少女 |
ああ、私はなんていう物を見てしまったのかしら! 今では絶滅してしまった山犬だって河童だって、3DCGで見られる時代なのに…… | 啊啊,真不敢相信我究竟看到了什么! 现在已经灭绝了的山犬和河童,虽然在这个时代可以从3DCG中见到…… |
山犬より大きいのに、鼠の様な黒い生き物。眼だけが赤く光っている ……いや、兎だったかな? 目が赤かったし。 | 比山犬要更大,像老鼠一般黑色的生物。只有双眼放出红色的光。 ……不对,是不是兔子啊? 毕竟眼睛是红色的。 |
顔の大きさは人間のそれと同じくらいだったわ。 というか人間の顔だったかしら?そう言えば人間の顔だったわね。顔だったのよ。きっと。 | 脸的大小基本上和人类的相同。 不如说那根本就是人类的脸吧?这么说起来的确是人类的脸呢。那是一张脸哦。一定没错。 |
――その時、大鼠は聞き覚えのある不気味な声を発したわ。 やっぱり私を追っかけていたのはこの大鼠だったのね。 | ——就在这时,大老鼠发出了曾经听到过的恐怖的声音。 果然一直追着我的就是这只大老鼠呢。 |
そう……周りを紅く染めていたのはその大鼠の眼じゃ無かったのよ! なんと、不気味な大鼠は紅い光に怯えていたわ。 | 是的……将周围的景色染成鲜红的根本就不是那只大老鼠的眼睛啊! 竟然,令人害怕的大老鼠在畏惧着那红光。 |
9.夢と現の境界 | 9.梦境与现实的境界 |
「でね、これがその大鼠と女の子が去った後に落ちていた紙切れよ」 「ねぇ、本当に夢の話なの~?」 | 「你看,这个就是那只大老鼠和女孩子离开之后落下的纸条哦」 「我说,这真的是梦里的事情吗~?」 |
大鼠と対峙していた紅い光の正体は、なんと女の子だったわ。その女の子が 紅く光っていたの。何で紅く光っていたかと言うと、それは一目瞭然で、女の | 和大老鼠对峙的红光的正体,竟然是一个女孩子呢。是那个女孩子在发出 红色的光。说到她为什么会发出红光的话,其实一目了然的,那个女孩子 |
いや、それは正確な表現じゃあないわね。全身から火を出していた、という 方が的確かなぁ。女の子の体から深い紅色の炎が斜め上に広がって、まるで羽 | 不对,那样的表达方式并不正确。应该说是从全身冒出火来,这样描述 比较准确一点吧。深红色的火焰从女孩子的身体里向斜上方扩散开去,就 |
それはね。人の顔の付いた大鼠など比べものにならないほど、禍々しかった わ。大鼠は、その女の子が手を挙げただけで恐れをなしてか逃げていったの。 | 那是呢。是长着人脸的大老鼠根本就没法比拟的,不祥之感。大老鼠 它,仅仅只是因为女孩子举起了手就害怕得不得了逃走了。 |
「だぁからぁ、夢と現なんて同じ物なのよ。いっつもいっつも言ってるじゃない。 私にしてみれば、貴方と会っている今が夢の現実かもしれないし……」 | 「所~以说~,梦与现是相同的东西哦。我不是一直一直都这么说的吗。 在我看来,和你相会的当下也许才是梦之现实也说不定……」 |
その女の子の眼をまともに見てしまったわ。大鼠にも勝るとも劣らない紅い眼―― 「――あれは人間じゃあ、ないから」 | 我从正面看到了那个女孩子的眼睛。那是一双毫不输给那只大老鼠的红眼—— 「——因为她,不是人类」 |
10.幻想機械 | 10.幻想机械 |
結局、メリーは夢の世界の話をするだけして、一人で満足して帰って行った。 私はメリーから手渡された幾つかの品を見つつ、頭の中を整理していた。メリーは夢と現は | 结果,梅莉只是说完了梦境世界里的事之后,就一个人满足地回去了。 我看着梅莉交给我的那几件物品,整理着头脑中的思路。虽然梅莉说梦与现是相同的东西, |
私のカウンセリングとして考えられる手段は二つ。
| 我能想出的作为咨询建议的手段有两个。
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11.幽玄の槭樹 | 11.幽玄的枫树 |
「もう、いつも蓮子は呼び出しておいて時間に遅れるんだから」 「メリー、たったの3分15秒の遅刻じゃない。惜しいわね」 | 「真是,每次莲子叫我出来结果都要迟到」 「梅莉,不是只迟到了3分15秒吗。好可惜啊」 |
結論は一つしかなかった。メリーが言っていた夢の世界。 美しき自然とほんのちょっぴりのミステリアス。 | 结论只有一个。梅莉所说的梦境世界。 美丽的自然和那细微的神秘。 |
人里離れた山奥の神社、 楽しそうにはしゃぐ子供達、 | 远离人烟的深山中的神社、 看起来很高兴地在玩耍着的孩子们、 |
……メリーだけが見ているなんてずるい! | ……只有梅莉一个人能看的话太不公平了! |
「勿論、別の世界の入り口だったら見つけられるわよ。 ほらこんなに手掛かりだってあるんだからね」 | 「当然,其他世界的入口的话的确已经被我发现了哦。 你看看因为有了这么多的线索呢」 |
「?」 | 「?」 |
「貴方みたいな考えの学者の所為で、 夢と現を同じ物として見るようになったからよ。 | 「是因为像你这样想的学者, 让他们把梦与现看成了同一种东西的缘故哦。 |
注释