东方文花帖（书籍）/蕾米莉亚·斯卡蕾特/中日对照

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露米娅

东方文花帖（书籍）

三月精

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报纸

第百十八季　長月の五	第百十八季　长月之五
地上に架かる紅い虹と天使の翼	悬于地面的赤色彩虹和天使翅膀
幻想郷が紅い霧で包まれてから既に半月は経とうとしている。一向に解決されないこの異変は、既に近年まれに見る大異変と言えよう。今回は独自の視点からこの異変にメスを入れて行きたいと思う。	自幻想乡被红雾包围以来，已经过去了半个月。至今情况也没有丝毫改善，就算说这是近年来少见的大异变也不为过吧。本次，我决定选取一个独特的视角，把这场异变彻底剖析。
紅霧異変とはご存じの通り、幻想郷自体が非常に濃い霧で包まれ地表まで日の光が届かなくなったという、現在進行中の異変の事である。その霧がほんのりと紅い事から一般に紅霧異変と呼ばれている。	所谓红雾异变，如各位所知，是整个幻想乡被非常浓厚的雾包围着，致使日光无法照射到地表，截至当前，仍在发展中的奇怪现象。因为那雾略呈红色，所以一般称作红雾异变。
非常に濃い霧の為、地表近くに居ては何も見ることが出来ないので、今回は我々天狗という種族の能力を生かし霧が無くなる超上空から異変を観察した。写真はその時の模様である。	因为雾非常地浓，在地表附近什么都看不清，所以这次，赖于我们天狗族的特长，我得以从没有雾的超高空观察异变。照片展现了当时的情况。
超上空から見た紅霧異変	从超高空俯瞰的红雾异变
その結果、紅い霧は思ったより不規則であり濃淡の差が激しいことが判明した。紅色の濃い部分は光が完全に遮断され、地表の様子を伺うことが不可能だった。ただ不思議なことに、その霧の濃淡は一つの模様を描いていたのだ。	根据观察，红雾的浓度并不如想象中那般均匀，反而相差甚远。红色比较浓重的部分完全地隔断了光线，从上空根本看不清地表。但不可思议的是，雾的浓淡似乎是在描绘着某个图案。
その模様は一カ所から何本もの筋が幻想郷を包み込むように走っていて、それはまるで天使の翼の様であった。その筋の中心となる発信源は山の湖辺りの様ではあるが、地表が殆ど見えない状態なので確実なことは言えない。	那图案是从一处延展出的数条纤维，要把幻想乡包住似的，如同天使的翅膀一般。位于纤维束中心的源头似乎是山边的湖畔附近，但因为无法看清地表，所以还不能下断言。
またこの翼とは別に、時折地上で強い光が発せられることがある事にも気づいた。上空から見ると、光が発生する度に円形の紅い虹が架かるのである。光が何なのかは上空からではうかがい知れないが、こちらも普段見ることが出来ない怪現象と言えるだろう。地表からは決して見ることの出来ない不思議な模様と円形の虹、異変を起こした者が意図していたのか判らないが犯人を突き止めるヒントになることは間違いないだろう。	除了这翅膀之外，我还注意到，地面上偶尔会有强光放射出来。从上空看起来，每当发光时，地上都会悬浮起圆形的赤色彩虹。这光究竟是什么，在上空的我无法弄清楚，但可以说这也是平常所看不到的怪现象吧。虽然不知道这是不是异变的肇事者有意为之的，但这从地表绝对看不到的不可思议的图案和圆形的彩虹，一定能成为查明犯人的线索吧。
光の当たらない夏はまだ続く。寒気のするような霧に包まれた幻想郷にうんざりする思いであるが、空を飛ぶことに長けた妖怪ならば霧の上からこの様な不思議な光景を眺めながら夏を満喫してみてはいかがだろうか。	照不到阳光的夏天还在继续。虽然令人不快的雾包围着幻想乡，让人有些厌烦，但如果是擅长飞行的妖怪的话，一边在雾之上眺望这不可思议的光景，一边享受夏天的风情，也是不错的选择喔。
（射命丸　文）	（射命丸文）
（二面に関連記事）	（二版有相关报道）

采访

レ「こんな古新聞を私に見せてどうしようってのよ」	蕾「给我看这旧报纸，是想干什么呀」
文「意図していたのかどうか疑問に思いまして」	文「做出这图案是不是有意图的行为？关于这个疑问，请回忆一下」
レ「霧の模様？紅い虹？そんなの知ったこっちゃ無いわよ。それによく判ったわね、私が霧を出していた犯人だって」	蕾「雾的图案？赤色彩虹？我可不知道那种东西。你倒是知道得很清楚呢，我就是放出红雾的犯人的事」
文「判らない方が不思議です。紅霧異変の直後から貴方の屋敷に魔理沙が良く出入りする様になったり、貴方が神社に出掛けたりする様になったのですから」	文「不知道才奇怪吧。因为红雾异变之后，魔理沙就经常出入你的公馆，你也经常出门到神社去」
レ「確かに霧は私が出した物だわ。でも模様なんて知らない」	蕾「雾确实是我放出来的。但是我不知道图案什么的」
文「……意図してやっていた事ではないのですか?　こんなにはっきりしているのに?」	文「……不是有意为之的事吗？明明显示得如此清楚的说？」
レ「そう言ってるじゃない。原因の心当たりも全く無いわね。未知の自然現象かもしれないとも思うわ」	蕾「不是说过了吗？完全没有头绪。说不定是未知的自然现象呢」
文「では、この写真の中の光と虹はどうです？」	文「蕾「那么，这照片中的光和彩虹是怎么回事？」
レ「うーんそうねぇ。光は人間達が暴れた時の光じゃ無いかしら？　上から見るとこんな感じっぽいし」	蕾「嗯……这个啊。不是那些人类乱闯时发出的光吗？从上面看的话，就是这种感觉」
文「異変が起きるといつも暴れますものね、あの人達は」	文「一有异变，就经常乱闯呢，那些人类」
レ「迷惑千万」	蕾「真是给人添麻烦」
文「貴方が言うのもどうかと思いますが。それで、話を例の霧の方へと戻しますけれども」	文「这话由你来说，让人觉得有些奇怪呢。那么，把话题回到先前的雾上」
レ「霧の正体は、高い密度の気を細かくした物だから……　光は屈折をして虹の様なものも見せるかもしれないわね。本物と同じ原理で」	蕾「雾的实质，是高密度的气凝细而成的东西……所以折射了光线，看起来大概就和彩虹一样吧。真的彩虹也是同样的原理」
文「だとすると、虹が紅かった理由は何ですか？」	文「那样的话，彩虹为什么是红色的？」
レ「私の霧は細かい水滴より細かい宝石のような物。だからうやむやの内に紅くなるのよ」	蕾「我的雾是比细小的水滴更细小的宝石似的东西。所以自然而然地就变红了嘛」
文「はあ」	文「是这样吗」
パ「レミィの霧は水滴より密度も高く宝石に近い、だから水滴より光を強く曲げるの。　だからレミィの霧は妖霧と呼ばれるのよ。紅より波長が短くより屈折する光は全て乱反射を繰り返し、その多くは霧に吸収されるの。だから一番ストレートな紅だけが多めに残って紅色に見えるのね」	帕「蕾米的雾比起水滴在密度上更接近宝石，所以能比水滴更强地扭曲光线。所以蕾米的雾被称作妖雾哦。波长比红光短的光更容易被折射，在多次不规则反射后，大多数光都被雾吸收了。只有最纯粹的红光留下来了不少，所以看起来是红色」
レ「そうそう私の言った通りね。って珍しいわね、もうお茶の時間？」	蕾「对对，就像我说的那样。不过帕琪，在这时候露面可真少见啊，难道已经是下午茶时间了？」
パ「咲夜が、珍しい来客が来ているって言ってたので見に来た」	帕「因为咲夜她说有稀客到访，我才来看看的」
文「あ、お邪魔してます。ちょっと新聞のネタにならないかなと取材に参りました」	文「啊，打扰了。先前稍微觉得，作为报纸的素材还不太充足，所以就冒昧前来拜访了」
レ「そう。　あと私の霧を上空から見ると天使の羽根みたいだってさ。　パチェならなんか判らない？」	蕾「对了。那个，我的雾从上空看起来，似乎像是天使的翅膀呢。是帕琪的话应该知道原因吧？」
パ「ちょっと新聞見せて……」	帕「请让我看一下报纸……」
文「どうぞ」	文「请」
レ「天使だってさ。そう言われると悪い気はしないけど」	蕾「天使呢。虽然被说成那样也不怎么难受」
文「変な悪魔です」	文「奇怪的恶魔」
パ「こんなの、何も不思議は無いじゃないの」	帕「这个，并不是什么不可思议的现象」
文「え、判りますか？　流石ですね」	文「诶？你知道吗？不愧是你啊」
パ「レミィの指 」	帕「蕾米的手指」
レ「ああなるほど。確かに霧を出すときの手の形。こうかな？」	蕾「啊啊原来如此。确实是放出雾的那个手势。是这样？」
パ「こうですね」	帕「就是这样」
文「指先から霧が出るのですね……」	文「是从指尖放出雾的啊……」

简介

レミリア・スカーレット	蕾米莉亚·斯卡蕾特
紅魔館の主。	红魔馆的主人。
５００年ほど生きているヴァンパイアで、運命を操る能力を持つ。	据说是存活了有500年之久的吸血鬼，拥有操纵命运的程度的能力。
日光を遮断するために幻想郷を霧で覆い隠したことも。	为了遮蔽日光而将幻想乡用雾彻底覆盖隐藏。
出演作：『東方紅魔郷』『東方妖々夢』（エンディングのみ）『東方萃夢想』『東方永夜抄』『東方花映塚	出场作品：『东方红魔乡』『东方妖妖梦』（仅结局）『东方萃梦想』『东方永夜抄』『东方花映塚』』

注释

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