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东方文花帖(书籍)/露米娅/中日对照
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报纸
第百十六季 葉月の二 | 第百十六季 叶月1之二 |
白昼堂々、暗闇に潜む魔物 | 光天化日之下潜藏于黑暗中的魔物 |
最近、真夏の白昼に小さな闇が現れることがある。その小さな闇は光を通すことなくただ黒色に染まり、幻想郷の野を横切ると言う。小さな闇の塊はただ光が届かないだけで、触れた物に物理的な影響を与えることはない。 | 最近,在白天的盛夏天空中会出现一小团黑色物体。那个小小的连光都无法通过的黑色物体出现在幻想乡的野地里。这个小小的黑暗物体只是不透光而已,接触的话在物理上是不会造成影响的。 |
その闇の正体は、闇の妖怪ルーミア(妖怪)だ。彼女は自分の身の回りの光を打ち消し、自分の姿を見せることも外の世界を見ることも拒絶している。何故そんな事をしているのかルーミア本人に質問してみた。 | 那个黑暗的真面目是,暗的妖怪露米娅(妖怪)。她能让自己周围的光线全部消失,使自己看不见外界的情况同样也不让外界看到自己。但究竟为什么要做这样的事,就此向露米娅本人提出了疑问。 |
「だってほら、夏の日差しって暑くて嫌じゃない。こうして日差しを避けるだけで暑さを回避できるのよー。闇に包まれればいつでも夏の夜。夏の夜は気持ちが良いのよ? 知ってた?」 | 「嘛,你想啊,夏天的阳光照在身上很热不是很让人讨厌的吗?像这样躲开日光只是为了想要能回避掉炎热啦~。总是被黑暗包围着的是夏夜啊。夏天的夜里不是很舒服吗?所以明白了吗?」 |
夏の植物に悪影響が、と専門家 | 给夏天的植物造成坏影响,专家说 |
また、一日中闇の中にいるとどういう影響が考えられるのか、日光を避けて暮らす事に詳しい専門家に聞いてみた。 | 此外,考虑到一整天都呆在黑暗中到底会有怎样的影响,我们又请教了避光居住的专家。 |
「あー。それは一緒に闇の中に入っている植物には良い影響を与えるはずがないな。例え一日だけだとしてもその影響は出るだろう。中の妖怪? そうだなぁ妖怪には大して影響は無い。むしろ妖怪は日の光が苦手な者の方が多いんだ。日の光に当たらなくて済むのなら当たりたくはない。今日みたいな晴れた日は家で本を読むのが一番良いんだ」(香霖堂店主) | 「啊—。那个对一起进入黑暗中的植物要说带来好的影响是不可能的。哪怕仅仅是一天那个影响也会是有的。在那里面的妖怪?这样啊,对妖怪肯定是没有影响的啦。倒不如说多数的妖怪对日光是很不适应啊。如果是对日光不适应的话,做出这样的事也是理所当然的啦,就像今天这样的大好天气,选择在家中看书的也是有很多的呢。」(香霖堂店主) |
植物に悪影響を与えるため、闇の妖怪には一か所に留まらないように警告した方が良いのかも知れない。またルーミアは闇を生み出す事に、暑さ回避以外の理由は持っていないとのこと。日の光が苦手な者は、草原を移動する闇を見かけたら中で休憩しているのも良いかもしれない。 | 香霖堂店主考虑到给植物带来不好的影响,应该告诉暗的妖怪不要在一个地方停留太久也许较好呢。而且露米娅这次弄出黑暗的事情也似乎除了避暑之外没有别的理由了。对于日光感到棘手的妖怪们,如果在草原中见到了移动着的黑暗,进去里面稍稍休息一下也许是个不错的选择吧。 |
(射命丸 文) | (射命丸文) |
(※森近氏については第百十五季の特集記事に詳しい) | (※有关于森近氏的事在第百十五季的专刊有详细记载) |
騒動の発生源であるルーミア氏(妖怪) 日光を避けて暮らす専門家、森近氏(人間) | 骚动的发生源露米娅氏(妖怪) 避光居住的专家,森近氏(人类) |
其他内容
紙面から | 版面 |
17 | 17 |
風で音を奏でる夜 風鈴コンサート体験レポート | 演奏风之音的夜晚 风铃音乐会体验报告 |
21 | 21 |
異変が近い?幻想郷上空に地震雲 | 异变接近?幻想乡上空出现地震云 |
33 | 33 |
幻想郷史上最大の巨大西瓜出現 | 幻想乡史上最大的巨大西瓜出现 |
采访
ル「何? この紙切れは」 | 露「嗯?这张纸上写的是啥?」 |
文「貴方を客観的に見た記事です」 | 文「是对你客观的报道啊」 |
ル「それで最近私の避暑楽園に変な妖怪達が入ってくる事があったのねー。今までそんなことなかったのに」 | 露「这么说来最近我的避暑乐园里面躲进来了不少奇怪的妖怪呢~。之前都没有过这样的事情的」 |
文「あのままふよふよ動いていたら、危険な物と判断されて攻撃されていたかもしれないから記事にしたのです」 | 文「因为你那样忽悠忽悠地飘来飘去,很可能会被当做是危险的东西而遭到攻击,所以我才写了这样的采访啊」 |
ル「でもー。闇の中に入る人数が増えれば暑いじゃないの」 | 露「但是——黑暗里面进来的人多了就变得热起来啦」 |
文「氷の妖精でも入れておけば涼しいかも知れない」 | 文「如果让冰之妖精也进去不知道会不会凉快一点呢」 |
ル「寒そう……」 | 露「估计会冷吧……」 |
文「ところで、さっきから暗くて良く見えないのですが。もう少し明るくならないのでしょうか?」 | 文「说起来,刚才开始就变得很暗了看不太清楚东西,你能弄得稍微明亮一些吗?」 |
ル「何言ってるの、この変な紙切れを読むために少し光を取り入れてるじゃないのよ」 | 露「你在说什么啊。我可是为了读奇怪的纸而特意弄进来了点光线的哟」 |
文「私の手元は暗くて手帳が読めません。メモも取れません」 | 文「但是因为手边太暗了所以看不到笔记本啊,也写不了」 |
ル「あーもー、少しでも光が差し込むと眩しいなー」 | 露「啊~真是的~,就算只是弄进来了一点光线也觉得好刺眼啊~」 |
文「それにしても、何にも外が見えないのですね。これで何処を飛んでいるのかよく判りますね」 | 文「这么说来,这里还真是什么都看不见啊。真亏你还知道现在在往哪里飞呢」 |
ル「判るわけがないわー。見えないんだから」 | 露「当然不知道啦~。因为看不见嘛」 |
文「え?」 | 文「诶?」 |
ル「しょっちゅう木にぶつかったりするけど、それも闇の風物詩」 | 露「虽然也经常会撞到树上,但是这也是暗夜的风景诗啊」 |
文「何処へって事も無く、ただふらふらと移動しているだけなのですか?」 | 文「原来你不是为了要去哪里,只是随便飞来飞去而已吗?」 |
ル「当たり前じゃないの。暗くて何にも見えないんだから何処に行ったって同じだもん」 | 露「当然啦。因为黑暗里什么都看不见所以飞到哪里不都是无所谓的嘛」 |
文「暗くて何も見えないのは貴方の所為です」 | 文「那黑到哪里都看不到还不是你自己搞的」 |
ル「へーそーなのかー」 | 露「诶~是这样吗~」 |
文「そーうです。ところで何でそんなに日の光を嫌うのですか?」 | 文「就是那样啊。不过你为什么这么讨厌阳光啊?」 |
ル「あんたは嫌いじゃないの?」 | 露「你不讨厌吗?」 |
文「私は人間が活動的な昼間も、妖怪が活動的な夜もどちらも好きです。記事に困りません」 | 文「我既喜欢人类活动的白天,也喜欢妖怪出没的夜晚。因为都有报道可写」 |
ル「珍しいなぁ。私なんか日の光に当たると肌は荒れるわ何も考えられなくなるわ、髪の毛はカサカサになって枝毛も増えるわ、挙げ句の果てに眠くなるわで」 | 露「真少见啊。我只要被阳光晒到了,就会皮肤觉得烧得慌然后就脑袋空空了,甚至头发都会开始分叉,最后还会发困呢」 |
文「それは何かが足りないと思います」 | 文「那我觉得只是有什么东西摄取不足罢了」 |
ル「でも、月の光は大丈夫。夜は闇を出す必要が無くて明るいわ」 | 露「但是月光就完全没问题。所以夜间因为没必要放出黑暗反而很亮呢」 |
文「貴方は昼間はふらふら飛んでいるだけみたいですが、夜はどういった活動を行っているのですか?」 | 文「你在白天就盯着黑暗四处飞来飞去,那你晚上一般做些什么呢?」 |
ル「別にー? 夜もふよふよ飛んでいるだけだけど」 | 露「没什么,晚上也在飞来飞去啊」 |
文「目的意識の無い生き方をしているのですね? 最近、学ぶ意欲も働く意欲も無い妖怪が増えてきた様な気がします。嘆かわしいことです」 | 文「真是毫无目标的生活呢。最近,毫无进取心也不想干活的妖怪好像变多了。真是让人遗憾的事情啊」 |
ル「妖怪は人を襲うのが仕事だもん」 | 露「袭击人类就是妖怪的工作啊」 |
文「だから、貴方は人を襲うために何か努力したりしましたか?」 | 文「所以,你不为了好好袭击人类而努力努力吗?」 |
ル「最近人間が私に襲われてくれないのようー。こないだなんか人間に返り討ちにされちゃったし」 | 露「最近都没有袭击人类了啊~。反而是被那些人类大喊着“别过来”然后就被讨伐了呢」 |
文「そんなんだから妖怪としての威厳が保てないのです。せめて夜くらいは、闇に紛れて夜道で待ちかまえる位の努力をするのです」 | 文「真是毫无妖怪的威严啊。至少在夜间找个比较漆黑的夜路好好蹲守着等待袭击人类吧」 |
ル「えー、面倒くさーい」 | 露「诶~,好麻烦」 |
简介
ルーミア | 露米娅 |
闇を操る程度の能力を持った妖怪。 | 拥有操纵黑暗程度的能力的妖怪。 |
彼女の周囲は常に真っ暗である。 | 她的身边一直是一片漆黑。 |
出演作:『東方紅魔郷』 | 出场作品:『东方红魔乡』 |
注释
- ↑ 叶月:日本历八月。
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