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东方文花帖(书籍)/伊吹萃香/中日对照
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报纸
第百二十季 如月の一 | 第百二十季 如月1之一 |
真冬の満月、大爆発 | 隆冬时节满月的大爆炸 |
○月○日、夜空に浮かぶ満月が音もなく大爆発していた事が判った。大きな事件だが、夜遅くだったので意外と気が付いていない人が多い。 | ○月○日,我注意到夜空中飘浮的月亮无声无息地大爆炸了。尽管这是一件大事,但由于在夜深时发生,并没有多少人知道。 |
満月は静かに拡散し、月の光を蓄えたまま無数の欠片が地上に降り注いだ。しばらくして欠片は霧のように細かくなり、再び集まって元通りの満月となった。それほど長い時間ではなかった上に、真夜中で音もなかった為、その非現実的で幻想的な光景を見ることが出来た人は幸運である。一体何が起こったのかを調べるべく、情報を集めたところ、月を爆発させた者に接触することが出来た。 | 满月静静地在天空扩散,数不尽的闪闪发亮的碎片降落到地上。没过多久,这些碎片像雾气一样弥散开来,聚集在一起,重新形成了满月的样子。因为这件事在半夜里很短一段时间内悄无声息地进行着,能够亲眼目睹这脱离现实、如虚似幻的情景真的是非常的幸运。为了寻个究竟,我出发去搜集消息,并找到了这次月亮爆炸事件的引发者。 |
雪のように月の欠片降り注ぐ | 月亮的碎片雪一般地撒落 |
事件を起こした者は、伊吹萃香(鬼)。彼女は非常に酔っぱらっている様に見えたが、今回の事件について質問をすると流暢に話し始めた。 | 制造此次事件的是,伊吹萃香(鬼)。她看上去喝得烂醉,然而当我向她询问此次事件的时候却对答如流。 |
「月? あぁあれは単なる脅しよ脅し。みんなで面白がって、鬼は外、鬼は外って言うもんだから、ちょっと脅かしてみただけよ。流石に驚いてたみたいだけどねぇ」 | 「月亮?啊,那是个警告,一个警告而已。看到每个人都乐在其中地喊着“鬼在外,鬼在外”,一遍遍地喊,于是我就回来小小吓他们一下。不过呢,你看起来的确很吃惊」 |
私も驚いたので一緒にいた人も驚いたに違いない。また、どうやって月を爆発させたのかも聞いてみた。 | 我确实惊住了,其他的人一定也是。随后我问她是如何使月亮爆炸开来的。 |
「目に映る空に浮かぶ月って、一体なんだと思う? みんな、まあるいアレを見て丸い何かがそこにあると思っているでしょう? そこが愚かなのよ。本物はもっと畏れ多いもの。直截その姿を見せることは殆ど無いし、人間にも毒にもなる。月は何かに映った姿しか見せないのよ。映った姿は湖に映る月、硝子に映る月、全て砕くことが出来るでしょう?空の月も天蓋に映って居るだけだから、天を割れば幾らでも砕くことが出来るのよ~」 | 「你认为呈现在眼里的天空中的月亮是什么?所有人看着那个圆圆的发光的物体,就认为在上面一定有个圆滚滚的东西对吧?那是愚蠢的想法。真实要比那可怕得多。你几乎看不到真实的月亮,因为它的出现对于普通人类是有害的。你只能看到月亮在物体中反射的影子,就像在湖中映出的月亮,在玻璃中映出的月亮,都是可以打碎的吧?因为你所看到的天上的月亮只是真实之月在天穹中的倒影,当你打碎了天穹月亮也就轻松被打碎了~」 |
どうやって月を砕いたかは判ったが、どうやって天蓋を割ったのかは不明のままだった。ただ、鬼の力は想像を絶するものである。天蓋を割る事くらい朝飯前なのかもしれない。 | 我懂了她是怎样击碎月亮的了,但仍然不明白她如何打碎了天穹。只是,鬼的力量真是超乎想象。打碎天穹也是轻而易举的事。 |
(射命丸 文) | (射命丸文) |
其他内容
天狗ノ麦飯 | 天狗的麦饭 |
滋養強壮・疲労回復・大人ノオヤツニ | 滋养强壮·消除疲劳·大人们的零食 |
采访
萃「お酒~」 | 萃「酒哇~」 |
文「さっきから呑んでばっかりですね」 | 文「从刚才开始你一直在喝着啊」 |
萃「さっきから? もう何百年も前から呑み続けているわよ。素面だったのは遠い時代の物語~」 | 萃「刚才开始?从几百年前我这样不停顿的喝了。上一次我清醒的时候还是远古的传说~」 |
文「そこまで呑んでいると、体に悪いとか言う気も起きませんが……」 | 文「喝到这个程度,就连贪杯对身体不好这样的话都不想跟你说了啊……」 |
萃「呑み比べする?」 | 萃「来拼拼酒量如何?」 |
文「鬼の貴方と呑み比べするほど私も馬鹿ではないですわ」 | 文「我还没有蠢到和您这样的鬼拼酒的程度」 |
萃「とか言っちゃって~。あんたは天狗でしょう? 天狗も呑兵衛の癖に~」 | 萃「哦来吧~。你是天狗吧?天狗也都很能喝的~」 |
文「うふふ、今は仕事中なのです。でも良い屋台を見つけたの、この後呑みに行きません?」 | 文「呵呵,我还在工作中。不过我最近找到一家小摊,之后要去喝一杯吗?」 |
萃「屋台? 焼鳥屋か~」 | 萃「小摊?烤鸟店吗~」 |
文「焼き八つ目鰻屋ですけど。串揚げがおつまみに最高ですよ」 | 文「我说是烤八目鳗的店。那儿的小菜和烤串是最好的下酒菜」 |
萃「良いねぇ。宴会も良いけど、たまには静かに呑むのも良いかもしれない」 | 萃「听起来不错。开宴会虽然好,偶尔静静地喝酒也不错」 |
文「残念、その屋台は結構うるさいんですよ……。店主の歌が、ね」 | 文「可惜,那个摊子不是什么安静的场所……店主总是在唱歌,呐」 |
萃「呑めない位五月蠅かったら、私が黙らせるさ」 | 萃「如果她吵得我喝不下去,我会让她安静下来的」 |
文「鬼の貴方に脅かされたら……夜雀も可哀想にね。それにしても驚きました。月の件もそうですが、幻想郷にまだ鬼が居たとは思わなかったです」 | 文「被作为鬼的您这么威胁的话……那夜雀还真可怜啊。不过让我感到吃惊的事情,月亮的那回是其中一件,还有就是我不知道幻想乡里竟还有鬼留下来」 |
萃「久しぶりに戻ってきたの。私一人だけだけど~」 | 萃「我是久违地回来了哦。虽然只有我一个就是啦~」 |
文「鬼が居たら、元々騒々しい幻想郷ももっと騒々しくなるでしょう」 | 文「有鬼住在这里,幻想乡的气氛会更加活跃的」 |
萃「天狗の天下が終わってがっかりした~?」 | 萃「天狗的天下完了,感到失望了~?」 |
文「何を仰います。天狗なんかに天下が取れるわけが無いじゃないですか。天下は常に鬼の手にあるのですよ」 | 文「您在开什么玩笑。天狗永远不会要掌握什么天下。天下总是握在你们鬼手里的吧」 |
萃「相変わらず口だけで生きているんだなぁ。天狗は昔っから強い者には下手に出て、弱い者には強気に出る。本当はもの凄く強い癖に適度に手を抜く、頭が切れる筈なのに惚ける。本当、やたらと狡猾だなぁ。まるで蝙蝠」 | 萃「还是那样只有嘴上功夫毫不减退啊。你们总是在强者面前显得很卑微,而在弱者面前表现专横。你们毫无疑问有着强大的力量,却留了一手,即便很聪明却装糊涂。其实,你们非常狡猾呐。像蝙蝠一样」 |
文「そこまで言わなくても良いじゃないですか。実は、今の天狗はそこまで強くなくなったのですよ。今ではしがない情報屋みたいなもんです」 | 文「您不必那么讲。实际上我们天狗并不像从前那样强大了,现在仅仅是作为传递消息的角色」 |
萃「何処まで本気かなぁ。まぁ天狗がゴシップ好きだったのは昔と全然変わらないね」 | 萃「我怀疑你说的是不是真的。不过你们还是像从前一样爱传小道消息」 |
文「鬼も相変わらずで何よりです。天蓋を割ってしまうなんて尋常でない力ですから」 | 文「鬼也没有变是最好了。能打碎天穹真的不寻常」 |
萃「えへへー昼飯前だけどねぇ、私は砕いたり萃めたりするのが得意なのよ」 | 萃「呵呵,那些只是小伎俩。我擅长的就是疏散和萃集事物」 |
文「って事は、ネタを集めたりも夕飯前ですか?」 | 文「那么说你也很擅长收集新闻喽?」 |
萃「え?ネ、ネタ? も、もちろん、お茶の子さいさいよ」 | 萃「呃?新、新闻?当、当然,对我来说是小菜一碟」 |
文「それは凄いです~。その辺の話も含めて、そろそろ屋台に行ってから呑みながら話しましょう? きっと面白いお話が聞けるに違いないですし」 | 文「那还真是厉害啊~。我们为何不去那家小摊,一边喝一边接着聊呢?我知道您会有许多有趣的事情告诉我的」 |
萃「そうね。今夜は話が出来なくなるくらい呑もう」 | 萃「好啊,今晚我们就喝到说不出话来为止!」 |
文「うふふ、そうは言っても私は天狗ですよ? 私が酔い潰れて貴方からネタが聞けなくなる位まで呑むとなれば…… ふふふふふ」 | 文「呵呵,虽然这么说,但我是天狗啊!如果喝得烂醉我就听不见你讲什么了……哈哈哈哈哈」 |
萃「これだから天狗とは関わりを持たない方が良いって言われるんだよ」 | 萃「这就是为什么他们都在说“别跟天狗靠得太近”」 |
简介
伊吹萃香(いぶきすいか) | 伊吹萃香 |
幻想郷からは居なくなったとされる鬼。 | 离开幻想乡的鬼族之一。 |
陽気で酒が大好き。 | 性格开朗,嗜酒。 |
幽々子のせいで宴会が減ったことを不満に思い、魔理沙たちに三日おきに宴会を行わせた。 | 因为幽幽子的缘故而宴会不常开了,对此不满的她让魔理沙等人每三天开一次宴会。 |
出演作:『東方萃夢想』 | 出场作品:『东方萃梦想』 |
注释
- ↑ 如月:日本历二月。
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