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东方文花帖(书籍)/帕秋莉·诺蕾姬/中日对照

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报纸

第百十九季 文月の四
第百十九季 文月1之四
紅魔館にて季節外れの大節分大会
红魔馆不合时宜的节分祭典
ところで節分って何? とメイド達
可是节分是什么?女仆们问
  ○月○日、もうすぐ夏だというのに湖の畔にある紅魔館で季節外れの節分大会が行われた。節分の行事は、幻想郷に鬼が居なくなってから長い間行われていなかった。その為、メイド達の中には節分という行事を知らない者も居た。今回、突然節分大会を行おうと考えた経緯を取材したので、盛り上がっている様子と共にお伝えしたいと思う。
  ○月○日,尽管夏日快要来临,在湖边的红魔馆,仍然举行了一场不合时宜的节分祭典。由于幻想乡里没有鬼,这一祭典已经很久没有举行过了。因此,女仆中有些不知道被称为节分的仪式存在的人。为了查明这次突然举行节分祭典的原委,我想在报道祭典热烈的气氛的同时,传达祭典的原委。
  紅魔館は既に炒った豆だらけであり、人陰を見つけると取りあえず豆を投げつけると言った混沌とした節分が行われていた。紅魔館の主であるレミリア・スカーレット(吸血鬼)は、豆まきには参加せず恵方巻きを口にくわえていた。
  红魔馆已经遍地都是炒豆了,有人说要把炒豆投向人们的影子,于是节分祭典就在这混乱中进行了。红魔馆的大小姐,蕾米莉亚·斯卡蕾特(吸血鬼),并不参加撒豆的行列,只是吃起了惠方卷。2
  「どうも炒った豆は駄目っぽいわ。掴んでみたら手を火傷しちゃったし……。だからみんなが豆をぶつけ合う様にして、それを見て楽しもうと。後、私にぶつけるのは禁止ね。どうも豆が当たると火傷するみたいなのよね」(レミリア)
  「总觉得这些炒豆毫无用处。捡起来还会烫到手……因此,我就打算看大家撒豆子,以此为乐了。另外,我禁止她们向我撒豆子。被一枚豆子击中就像被烧到一样呢」(蕾米莉亚)
  このイベントを企画したのは、パチュリー・ノーレッジ(魔女)。何故突然この様な季節外れの節分を行おうと思ったのか聞いてみた。
  策划这场祭典的是帕秋莉·诺蕾姬(魔女)。我向她询问为何她会安排这样一项搞错了季节的节分活动。
  「季節外れ? 何を言っているのよ。節分ってのは季節の分け目の事よ? 春が終わり夏になる今の時期こそ節分じゃないの。今年は鬼の対策強化を行おうと決めたので、節分はその強化対策第一弾。節分に対しての資料が少ないので、ちょっと細かいところは怪しいんだけど、基本的には豆をぶつけ合えば良いみたいなんでメイド達にやらせてみたの」(パチュリー)
  「弄错了季节?您在说什么啊。所谓节分不就是在季节之交进行的活动吗?春夏相交之时,不正是节分的时期吗。今年我们决定要加强对付鬼的手段,而节分只是强化对策的第一项而已。虽然关于节分的资料并不充足,某些细节也有点奇怪,但基本上,互相撒豆子看起来还是不错,所以我吩咐女仆这样做的」(帕秋莉)
  何故突然鬼の対策強化を行おうと決めたのかと訊ねた。
  随后我询问起她,为何要突然决定强化对付鬼的手段。
  「転ばぬ先の何とやら、悪魔の館が、平和ボケの間に鬼に侵略された、って事になったら洒落にもならないでしょう?」
  「有备无患什么的。恶魔之馆在和平的日子因为放松警惕而被鬼侵略了,如果变成这种情况了可就不是开玩笑了吧?」
  紅魔館は十分に平和ボケしていた。鬼達が幻想郷を完全に撤退してから既にかなりの時間が過ぎている。この様な不思議な節分が行われている現在、鬼はもう幻想郷には戻ってこないだろう。その事は我々天狗が言うのだから間違いない。現在、鬼の事を最も良く知る者は、我々天狗だけなのである。
  红魔馆确实和平得以至于麻痹了。自从鬼们离开幻想乡,已经过去了很长一段时间。现在举行这样不可思议的节分祭典,众鬼大概也不会回到幻想乡吧。这件事情我们天狗说了就一定不会错了。目前,对鬼的事情最了解的,就是我们天狗了。
(射命丸 文)
(射命丸文)

采访

パ「鬼は確かに居たのよ」
帕「鬼确实存在呢」
文「そうなんですか? それはきっとはぐれ者か幻ですね」
文「真的吗?那一定只是流浪汉或者幻觉吧」
パ「きっとはぐれ者」
帕「一定是流浪汉」
文「豆まきの効果はありましたか?」
文「撒豆子真的有效果吗?」
パ「あの後掃除が大変だったのよ」
帕「过后的打扫会很伤脑筋的」
文「それはそうでしょうね」
文「当然会这样」
パ「最初からそうなることが判っていたので図書館でまくのは禁止したけど」
帕「一开始我就知道会这样了,所以禁止她们在图书馆撒豆子」
文「正直まき過ぎだと思いました。本当は、鬼は外、って言って2~3回まけば十分なんですよ」
文「说真的我觉得撒过头了。实际上,只要喊2~3遍“鬼在外”就已经很足够了」
パ「ふーん。でも多いに越したことは無いわ」
帕「嗯。不过还是越多越好」
文「それにぶつけ合うのも何か間違っている気がします」
文「而且撒豆子本身就感觉哪里不对」
パ「あれで良いはずよ。だってメイド達に鬼が混じっていたらすぐに判るでしょう? 事実、レミィは豆に触れることが出来なかったみたいだし」
帕「那个应该还好。要是有鬼混入了女仆中很快就会发现的吧?实际上,蕾米似乎不能碰豆子呢」
文「吸血鬼も炒った豆に弱いんですね」
文「吸血鬼很怕炒豆呢」
パ「レミィはつまんなそうにしてたので、太巻きを食べて貰ってた」
帕「蕾米一副很无聊的样子,所以让她去吃寿司卷了」
文「それは鬼とはあまり関係無さそうですが……」
文「那倒真的和鬼没什么关系……」
パ「貴方は節分に詳しそうね。それは何故かしら?」
帕「您似乎对节分了解得很多。为什么呢?」
文「その昔、天狗は鬼とは仲が良かったですから。だから節分に限らず鬼に関する事だったら幻想郷で最も詳しいのです」
文「很久以前,天狗和鬼的关系很好。所以不仅限于节分,幻想乡里对鬼的事情了解最多的就是我们了」
パ「そう、なら鬼を追い払うのに何故豆をまくのか判る?」
帕「这样啊,那您知道为什么要用撒豆子来驱鬼吗?」
文「五行がどうだとか、鬼門がどうだとか聞いたことがありますが」
文「听说好像是五行还是鬼门什么的」
パ「違う違う。貴方も人間のこじつけみたいな事を言うのね。本当は物凄く単純」
帕「不对,不对。您也被人类牵强附会的解释误导了啊。其实是特别简单的事情」
文「はあ」
文「哈啊」
パ「あれは鬼が決めたお遊びというか、人間に対する皮肉なの。鬼は人間が嘘吐きである事を一番嫌ったから、炒った豆を持たせた」
帕「那是鬼定下的游戏,用来讥讽人类的。因为鬼是最恨人类撒谎的,于是就让人类带了炒豆」
文「そうなんですか」
文「就因为这个缘故?
パ「豆をまくという行為は、本来は芽が出てそのまま農作に繋がるの。その豆に火を加えてしまうと芽が出なくなってしまう。つまり人間は偽りの農作を演じることになる……と」
帕「撒豆子的行为,本来应该是和豆子发芽,再耕种相关的。但是如果豆子是事先烘烤过的就没法发芽了。也就是说变成了人类装作在耕种的情况……这样」
文「人間は知らないうちに、自分は嘘吐きですよ~、って豆を蒔いているのですね」
文「人类在不知道的情况下,自己已经撒谎了~,在种豆的时候呢」
パ「最初は恐らく、人間が自分を退治出来る様に鬼の方が決めた弱点だったんでしょう」
帕「最初大概是,为了使人类能够降伏自己,所以鬼们决定了这么一个弱点吧」
文「何でそんな事をする必要があるのですか?」
文「他们为何要这么做?」
パ「それは……力が強すぎるから。本当は致命的な弱点も持っているけど、それを見つけられる前に代わりの弱点を作る。強い物ほど、変な弱点を持っているのよ」
帕「大概是……鬼的力量过于强大了吧。虽然有着致命的弱点,在那个被发现之前编了一个弱点去代替它吧。虽然是很强大的存在,却有着奇怪的弱点呢」
文「吸血鬼も炒った豆に弱かったのは、日光に弱いことを隠すためって事ですか?」
文「吸血鬼害怕炒豆,或许是为了掩盖害怕阳光这个弱点吧?」
パ「日光に弱いのもカモフラージュかも知れない。日傘一つで外を出歩いてるし」
帕「也许害怕阳光也是幌子。只带着一把阳伞就外出走动」
文「案外貴方の方が日光に弱いってこともありそうですね。なんだかずっと日光に当たって居ない様に見えますよ?」
文「您看起来也出人意料地怕阳光呢。没有看到过您长时间待在阳光下吧?」
パ「日光は本と髪が傷むから嫌」
帕「阳光会对我的书和头发产生损害,所以我讨厌它」

简介

パチュリー・ノーレッジ
帕秋莉·诺蕾姬
百年ほど魔女をしているレミリアの友人。
作为魔女活了上百年的蕾米莉亚的友人。
喘息持ちで、普段は図書館に引きこもっている。
因患有哮喘病,平时就一直呆在图书馆不走动。
おもに精霊魔法を得意とする。
主要擅长精灵魔法
出演作:『東方紅魔郷』『東方萃夢想』『東方永夜抄』(エンディングのみ)『東方花映塚』
出场作品:『东方红魔乡』『东方萃梦想』『东方永夜抄』(仅结局)『东方花映塚』3

注释

  1. 文月:日本历七月。
  2. 惠方卷:在节分日,向着吉利方向吃的寿司卷。
  3. 初刷后的版本删掉“(エンディングのみ)”,增加“『東方花映塚』”。
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