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东方文花帖(书籍)/三月精/中日对照
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报纸
第百二十季 葉月の三 | 第百二十季 叶月1之三 |
夏の真昼に謎の逆さ虹 | 夏日正午神秘的逆向彩虹 |
○月○日、雨が止んでから半日以上経ったのに神社上空に虹が現れ、目撃者を驚かせた。しかもその虹はただの虹ではなく、弧の向きが上下逆になった逆さ虹だったことに二重に驚かされたのだ。 | ○月○日,雨明明已经停了半天以上,可是博丽神社的上空却出现了彩虹,让目击者大吃一惊。更让人惊讶的是,那并不是普通的彩虹,而是弧形上下颠倒的逆向彩虹。 |
雨が止んでから随分経つのに…… | 明明雨已经停了很久…… |
雨が降っていないのに虹が出ること訝しく思った神社の巫女は、この虹の正体を突き止めたところ、三人の妖精達の仕業だと言うことが判った。 | 明明没有在下雨,却出现了彩虹,疑惑不已的博丽神社的巫女,动身查清了这彩虹的真相。随后记者被告知,这是三只妖精干的好事。 |
そのお騒がせな妖精達は、サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイア(共に妖精)。何のために虹を出し、またどうやって虹を出したのかを聞いてみた。 | 惹出麻烦的妖精是桑尼米尔克、露娜切露德、斯塔萨菲雅(都是妖精)。于是记者就造出这彩虹的原因和手法,对她们进行了采访。 |
「あれ?あれはサニーが日の光を集めて怪我の治療をしているところよ。日の光が自分に集まるように光を屈折させてるから、サニーの周りに虹が出来るの」(スターサファイア) | 「啊?那是桑尼在集中光线治疗伤口啦。像这样把阳光扭曲,聚集到自己身上的话,光的周围就会出现彩虹哦」(斯塔萨菲雅) |
「全く、怪我が酷いのは私の方だって言うのに……。雷は私に落ちたのよねぇ。あいたたた! あーあ、早く夜にならないかなぁ」(ルナチャイルド) | 「真是的,明明我的伤比较重……雷可是打在我身上的。哎呀,好痛!啊啊,还不快点到晚上啊」(露娜切露德) |
事の起こりは、昨日の雷雨に空を飛んでいたところ、雷の直撃を受けたのだと言う。その怪我を癒す為に日の光を集めていたところ、それが逆さ虹に見えた。その治療中のサニーミルクはこう述べた。 | 事情的起因好像是,在昨天下雷雨时,飞行中的三人被雷电直接命中。为了疗伤而聚集光线,就会出现逆向的彩虹。治疗中的桑尼米尔克这么说道。 |
「あー気持ちいいわね。二人には悪いけど、やっぱり晴れた日は日光浴に限るわ~。私は、日の光で傷を癒せるの。昨日はスターのお陰でちょっと怪我をしちゃってね。だから今は治療中よ」(サニーミルク) | 「啊~真舒服啊。虽然对不起她们俩,但果然还是晴天的日光浴最舒服了。我呀,能够靠阳光愈合伤口。昨天因为斯塔干的好事稍微受了点伤,所以现在正在治疗」(桑尼米尔克) |
サニーの近くは異常に眩しく、夏を凝縮した様に暑かった。落雷の直撃を受けるとは妖精らしい間抜けさではあるが、虹を生み出して治癒を行う辺りは、その辺の妖精にはないダイナミックさを感じられた。 | 桑尼米尔克的周围,凝聚着异常耀眼的夏日热量。被落雷击中像是妖精会干的傻事,但造出彩虹来治疗,就不太符合妖精的形象呢。 |
ただ、どう見てもサニーミルクの怪我は浅く、むしろ一緒にいたルナチャイルドの方が大怪我に見えた。その所為か、治療中のサニーミルクはただの昼寝にしか見えなかった。 | 只是,怎么看桑尼米尔克的伤都很浅,还是在一旁的露娜切露德的伤比较重。大概是因为如此吧,治疗中的桑尼米尔克看起来好像只是在睡午觉而已。 |
(射命丸 文) | (射命丸文) |
采访
サ「暑いわねぇ。ほんと、夏って感じね」 | 桑「好热呀。真是,有夏天的感觉呢」 |
文「暑いですね。例の怪我はもう完治しましたか?」 | 文「是很热呢。上次的伤口已经痊愈了吗?」 |
サ「お陰様でね。日の光も、梅雨中まともに浴びれなかった分を取り戻すくらいは浴びられたし」 | 桑「托你的福。充分地吸收了阳光,连梅雨季里没晒到的份都补回来了」 |
ル「そうね。私もようやく快復したわ」 | 露「是呀,我也终于康复了呢」 |
文「ルナチャイルドさんはどうやって快復するのですか?」 | 文「露娜切露德小姐是如何康复的呢?」 |
ル「私は月の光さえあれば快復できるの」 | 露「我只要有月光就会恢复的」 |
ス「二人とも、どっちにしたって雨が降ってると弱いもんね」 | 斯「两个人,都是一到雨天就不行了呢」 |
サ「もう梅雨明けしたから全く問題無し!」 | 桑「梅雨季都已经过了,所以没问题啦!」 |
文「それにしても落雷直撃は災難でしたね。確か傘に落ちたのでしたか?」 | 文「说起来被雷劈到还真是场灾难呢。雷好像是打在伞上的吧?」 |
ル「そう思い出した! アレに当たったのはスターの所為よ!」 | 露「啊,想起来了!被雷劈到全是斯塔的缘故!」 |
サ「そうよそうよ! スターは雷が落ちそうだって事に気づいてたんでしょ?」 | 桑「没错没错!斯塔察觉到了会打雷不是吗?」 |
ス「あら? 何言ってるのかしら。だって、まだ悪戯を続けるって言い張ったのはサニーじゃないの。私は黒いのを騙した時点で満足だったし」 | 斯「哎呀,在说什么呢。要继续恶作剧的不是桑尼吗?我在骗到黑色的家伙之后就很满足了」 |
ル「そうだ! サニーの所為よ! 私が痛い目に遭うのは大体いつだってサニーの所為」 | 露「没错!都是桑尼不好!我每次吃苦头都是桑尼的缘故」 |
サ「もう夏だから良いじゃないのよ~」 | 桑「都已经到夏天了,不是很好吗~」 |
ル「まぁ良いけどさぁ。いつも言ってるでしょう? あの巫女の勘が一番危険だって」 | 露「算了,也不错。我不是常说吗?那个巫女的直觉是最危险的」 |
ス「やられたのは雷にだけどねー」 | 斯「明明是被雷打到的说~」 |
文「すみません。少し話が良く判らないのですが、私にも判りやすい様に説明していただけませんか?」 | 文「不好意思。我听得不太明白呢,能说明的容易理解一点吗?」 |
サ「もう済んだことだし良いじゃないの。それに面白かったでしょう?」 | 桑「反正已经完成了,不是很好吗?而且很有趣吧?」 |
ス「面白かったわー」 | 斯「很有趣呢~」 |
ル「まぁ良いけどさ。結局痛い目に遭うのは私だけじゃないの」 | 露「好吧好吧。虽然到最后只有我一个人吃苦头」 |
ス「あんたは鈍くさいだけ」 | 斯「只有你最迟钝啦」 |
サ「快復したし。さーて、そろそろ次の悪戯でも考えようかー」 | 桑「不是康复了吗。来来,快点想想下一个恶作剧吧~」 |
ス「いいねいいね。その意気ね」 | 斯「好好。就要这样才有劲嘛」 |
文「三人とも、私のことを完全に無視してませんか?」 | 文「被这三个家伙完全无视了?」 |
ル「次はもっと上手くやるわよ!」 | 露「下次要做得更高明一些哦!」 |
文「これだから妖精は困るよ。いつも自分の事しか考えていない」 | 文「就因为这样妖精才让人头疼。总是只想着自己的事情」 |
サ「何よ。なんなら貴方も次の悪戯に参加する?」 | 桑「什么呀。那你要不要也参加下次的恶作剧?」 |
ス「そう。巫女を何とかこてんぱんにする悪戯に」 | 斯「没错。搞得巫女落花流水的恶作剧哦」 |
文「自分の力量も知らず無謀な悪戯を続けるのですね。本当に妖精らしいというかアレと言うか……」 | 文「没有自知之明,还要继续鲁莽的恶作剧呢。该说是真像妖精呢还是有点那个呢……」 |
サ「ま、貴方の力を借りなくても面白いことなら出来るからいいや」 | 桑「算了,不靠你的力量,我也会搞得很有趣的」 |
ル「サニー一人じゃ大したこと出来ない癖に」 | 露「明明只靠桑尼一个什么都干不了」 |
ス「サニーとルナの二人じゃ大したこ と出来ない癖に」 | 斯「明明只靠桑尼和露娜两个什么都干不了呢」 |
サ「きー!って怒ると思った? 頼りにしてるわよ二人の力には」 | 桑「巫女一定会生气的吧?那时就靠你们俩的力量了哦」 |
ス「うふふ。次は巫女をこてんぱんにしましょうね」 | 斯「嗯哼哼。下次要把巫女弄得落花流水呢」 |
ル「今度は失敗しないわよ」 | 露「下次可别再失败了哦」 |
文「もう……。人の話を全く聞かないし、言っていることはよく判らないし。ここは妖精園ですか……」 | 文「真是的,完全不听别人说话,说的话也听不懂。这就像是妖精的幼儿园吧……」 |
简介
サニーミルク ルナチャイルド スターサファイア | 桑尼米尔克 露娜切露德 斯塔萨菲雅 |
それぞれ日の光、月の光、星の光の妖精。 | 各自身为日光、月光、星光的妖精。 |
3人で協力して悪戯をしかけてくる。 | 三人经常一起合力对他人进行恶作剧。 |
出演作『東方三月精』(角川書店刊『コンプエース』連載中) | 出场作品:『东方三月精』(角川书店刊物『Comp-Ace』连载中) |
注释
- ↑ 叶月:日本历八月。
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