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东方Project人妖名鉴 常世篇/第1部分/中日对照

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 东方Project人妖名鉴 常世篇   第2部分 >

本书的读法

本書の見方
本书的读法
①右ページ、もしくは該当ページに掲載しているキャラクター名です。
①右页,或是该页所登载角色的名字。
②東方Projectの作者・ZUN氏による、キャラを制作した際の経緯などについてのコメントです。
②关于创作该角色时的各种细节等话题,来自东方Project的作者ZUN氏的评论。
③キャラクターのイラストを執筆したイラストレーター名と、そのイラストレーターによる制作についてのコメントです。一部コメントが無い方もいますが仕様です。
③执笔该角色插画的插画师的名字,以及该插画师对创作的评论。有时也存在无评论的情况。
④キャラクターの簡単なプロフィールです。
④简单的角色资料。
⑤キャラクターが使用する代表的なスペルカードを掲載しています。
⑤该角色所使用的代表性符卡也有登载。
⑥キャラクターについての簡単な紹介文です。
⑥关于该角色的简单介绍。

蕾蒂·霍瓦特洛克

レティ・ホワイトロック
ZUN
ZUN
 こいつもかなり謎の妖怪です。「紅魔郷」では意外性が出るような1面ボスにしましたが、「妖々夢」ではちょっと変えて、ストーリーの肩すかし感を出すために用意したキャラです。
  这家伙同样是个谜团非常多的妖怪。在设计《红魔乡》的第一关头目时,我追求的是要出乎人们的意料,但在设计《妖妖梦》第一关头目时我稍微改变了思路,为了在剧情上有一些“误导性”,将她创造了出来。
 冬が終わらないっていうお話の導入だから、こいつが悪いことしてるんだろうって。「雪の女王」が居るかと思ったらそうじゃなかったと。こんな感じで「妖々夢」の冬要素は1面で終わる(笑)。
  因为在故事的开头提到“冬天无法结束”,所以我希望能让玩家觉得是这家伙在作怪。本以为会有个“雪之女王”,结果却并非如此——就这样,《妖妖梦》的“冬”的元素在第一关结束后便消失了(笑)。
葉庭 (illustrator)
叶庭 (插画师)
 「冬」「寒い」という特徴を持っていますが、チルノという同じようなイメージを持つキャラがいるので、レティはそれとは対象的に「お姉さん」「クール」というイメージを出すようにしています。
  “冬季”与“寒冷”是蕾蒂带给人的独特印象,因为有了琪露诺这个和她有着相似印象的角色在前,所以我便让蕾蒂相比起琪露诺展现出一种更像“大姐姐”、“更酷”的感觉。
 それにより動きがあまリないポーズになるので、今回背景をダイヤモンドダストに、朝日、逆光と頑張ってみました。
  不过,若按照上面所说的感觉描绘,她的姿势就会比较缺乏动感,所以我努力绘制了“朝阳中的‘钻石星辰’”这一逆光背景来配合她。
Character Data
角色资料
種族:妖怪
活動場所:不明
主な能力:寒気を操る程度の能力
种族:妖怪
活动场所:不明
主要能力:操纵寒冷这种程度的能力
Spell Cards
符卡
寒符「リンガリングコールド」
怪符「テープルターニング」
寒符「Lingering Cold」(延长的冬日)
怪符「Table Turning」(桌灵转)
Personality
个人资料
 レティ・ホワイトロックは、「妖々夢」1面にポスとして登場する妖怪。冬になるとどこからともなく現れるが、それ以外の季節はどこかに隱れ、眠ったリして休んでいるらしい。「妖々夢」では、霊夢たちが異変を解決し長い冬を終わらせようとしていたので、ちょっかいをかけたところ懲らしめられた。彼女は冬がずっと続けはいいと考えているものの、一方で春がくることは(憂鬱たが)当然のこととも思っている。
  蕾蒂·霍瓦特洛克是作为《妖妖梦》第一关头目登场的妖怪,她一到冬天便会不知从哪里冒出来,在其他季节则似乎会藏身在某处熟睡,安心歇息。在《妖妖梦》一作中想要解决异变从而结束漫长冬天的灵梦一行,将前来滋扰的蕾蒂教训了一番。虽然蕾蒂希望冬天能够永远持续下去,但也认为春天的到来是理所当然的(即便这会让她感到郁闷)。
 自然の寒気を操る能力を持っており、冬の寒気を強めて気温を下げることなどが可能だ。この能力は妖精のチルノが持つ「冷気を操る程度の能力」とは異なリ、氷などの冷たいものを作リ出すことはできない。しかし自然のカそのものを利用し操ることができるため、実は強力な能力であるといえる。気温を下けることで、かなリ広い範囲に影響を及ほすことができるのも強みである。半面自然頼みであるため、冬以外では力を発揮できないようた。
  她拥有操纵大自然的寒冷这一能力,能够做到“强化冬季的寒冷程度,从而降低气温”之类的事情。她这一能力与妖精琪露诺拥有的“操纵冷气这种程度的能力”不同,无法创造出像“冰”等具体的寒冷事物。不过,她的能力让她能够操纵并利用大自然本身的力量,所以可以说是十分强大的。通过降低气温,她能够对相当一片大的地区施加影响,这是其能力之强大的体现之一。但于此相对因为该能力仰仗的是自然之力,所以似乎不是冬天她就无法发挥这份力量。

露娜萨/梅露兰/莉莉卡

ルナサ/メルラン/リリカ・プリズムリバー
ZUN
ZUN
 ポルターガイストは霊というよリも超能力現象のようなイメージがあるので、独立した幽霊キャラとして見せたかった。そんなポルターガイストが楽器を演奏してるっていいよね? って。当時はいろいろな音が出せるようにって担当楽器を考えていたけど、今になって冷静に考えると打楽器を入れとけばよかったなあ(笑)。あとは弾幕を作るのが辛かった制作中にバグを生み易くてね。
  在印象中,与其说骚灵是某种“灵”,不如说它更像是一种由超能力引起的现象,所以我便想着把骚灵设计为独立的幽灵角色展现给大家。如果有这样一个骚灵在演奏乐器,应该会很不错吧——我是这么想的。当时我为了让她们演奏出各种不同的音色,给她们分配了乐器,但现在冷静下来想一想,应该加一些打击乐器进去的(笑)。另外,制作她们的弹幕时非常辛苦,经常在制作的过程中遇到系统错误。
葉庭 (illustrator)
叶庭 (插画师)
 単純に三人いるので大変(笑)。でもその分、情報量が多くなり自然と画面は埋まります。キャラクターのイメージがやはり「音楽」なので、形のない音というもをどう表現するかにいつも気をかけます。わかりやすいので五線譜いれがち。あとは虹色をいれがち。
  以为要在一个图里塞三个角色,所以难度自然而然就上去了(笑)。但从另一个角度说,书中承载的信息量会随之增加,画面空间会自然地充实起来。这三个角色的核心印象当然是“音乐”,所以我在作画的整个过程中都在思考着该如何表现“无形之音”这一概念像五线谱这种元素简明易懂,我总想着往图上放。还有,我特别想用彩虹的颜色。
Character Data
角色资料
種族:騒霊
活動場所:幻想郷全域
主な能力:手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力(全員)、鬱の音を演奏する程度の能力(ルナサ)、躁の音を演奏する程度の能力(メルラン)、幻想の音を演奏する程度の能力(リリカ)
种族:骚灵
活动场所:幻想乡全境
主要能力:不用手就能演奏乐器这种程度的能力(全员)
演奏忧郁之音这种程度的能力(露娜萨)
演奏躁动之音这种程度的能力(梅露兰)
演奏幻想之音这种程度的能力(莉莉卡)
Spell Cards
符卡
騒符「ファントムディニング」
合葬「プリズムコンチェルト」
骚符「Phantom Dinning」(幽灵絮语)
合葬「Prism Concerto」(棱镜协奏曲)
Personality
个人资料
 長女ルナサ、次女メルラン、三女リリカの騒霊(ポルターガイスト)三姉妹は幽霊楽団として活動していて、「妖々夢」4面のボス。主に妖経にお呼ばれして演奏を披露するが、このときは西行寺家から花見での演奏を依頼されていた。
  骚灵(吵闹灵)三姐妹——大姐露娜萨、二姐梅露兰、三妹莉莉卡——以“幽灵乐团”的名义开展活动,是《妖妖梦》第四关的头目。她们平时里主要应妖怪之邀进行演出,但在妖妖梦的剧情中却是受西行寺家的委托为赏花会奏乐。
 三人を生み出したのは、“人間の”彼女たちの妹、四女のレイラだ。レイラはプリズムリバー伯爵という貴族の娘だったが、ある事故で家族を失った。残された四姉妹は散り散りになったが、レイラはお屋敷から離れられず、あるとき姉たちの姿をした騒霊を作リ出した。やがて人間の姉妹たちは亡くなったが、今も騒霊三姉妹は幻想郷にある廃洋館で暮らしているらしい。
  创造出这三姐妹是她们“身为人类”的妹妹,原四人姐妹中的小妹——蕾拉。蕾拉与她的姐妹是贵族普莉兹姆利巴伯爵的女儿,她们因为一次事故失去了至亲。幸存的四姐妹在事故之后天各一方,没能离开宅邸的蕾拉,在某一天创造出了有着姐姐们样貌的骚灵。最终,身为人类的四姐妹均逝去,骚灵三姐妹则似乎至今仍在幻想乡的某座废弃洋馆中生活着。
 彼女たちはみなポルターガイストであるため、手を使わずに楽器が演奏できる。楽団での担当はルナサガヴァイオリン、メルランがトランペット、リリカがキーボードおよびパーカッションだ。彼女たちが出す音は、音の幽霊である。耳ではなく直接精神に響くため、肉体を持たないものにも好評だが、やる気がなくなったり、ハイになりすぎたりと、副作用もあるようだ。
  因为她们都是骚灵,所以不用动手也能够演奏乐器。在她们的乐团中,露娜萨负责演奏小提琴,梅露兰负责演奏小号,莉莉卡则负责演奏键盘和打击乐。她们奏出的乐音,其实是“声音的幽灵”。这种乐音并非通过肉耳接收,而是直接在精神世界回想,所以在没有肉身的群体中也广受好评。不过,倾听她们的演奏,似乎也会有变得怠惰消沉或过于亢奋之类的副作用。

爱丽丝·玛格特洛依德

アリス・マーガトロイド
ZUN
ZUN
 体験版が3面までなわけですが、そこまでではこれ以降のステージとラスボスを予想させたくなかったんです。それで、わざと過去のキャラクターを出して、そっちと繋がりがあるんじゃないかと思わせようとしたんです(笑)。この「体験版は3面まで」というのはゲームにもキャラクターにも大きく影響していて、それで設定や見せ方が変わってくるわけです。
 《妖妖梦》的体验版到第三关就结束了,我不想让玩家在玩完体验版后就能猜出后续关卡的内容以及最终头目是谁,于是特意让曾在之前的作品中登场的角色再次出现,试图引导玩家往之前的作品联想(笑)。我认为“体验版只到第三关”这件事对游戏本身和角色都有很大影响,会改变游戏的设定与表现方式。
あずまあや (illustrator)
AZUMA AYA (插画师)
 姿はお人形さんのようだけれどしっかりしたお姉さんっぽくなるようにしています。人形と一緒だと、操り糸と合わせて動きのあるポーズにするのが楽しいです。
  爱丽丝拥有像人偶一样精致的外表,但我着重表现的还是她如可靠大姐姐般的气质。既然要把她和人偶画在一起,就要画出她仿佛在牵丝引线操纵人偶的动态,绘制时我还挺开心的。
Character Data
角色资料
種族:魔法使い
活動場所:魔法の森
主な能力:主に魔法を使う程度の能力
种族:魔法使
活动场所:魔法森林
主要能力:主要是使用魔法这种程度的能力
Spell Cards
符卡
蒼符「博愛の仏蘭西人形」
魔符「アーティフルサクリファイス」
Personality
个人资料
 アリスは魔法使いである。「妖々夢」の3面で登場し、春の流れを調べていたところ主人公と出会ったので、とりあえず倒された。彼女は元人間の魔法使いで、修行の果てに人間をやめたものの、妖怪になってから日が浅いので人間時の習慣――食事や睡眠などをまだ続けているようだ。魔理沙同様、普段は魔法の森の何処かに住んでおり、研究に励んでいる。
 爱丽丝是一位魔法使。于《妖妖梦》第三关登场的她,在调查春天春天气息流向的过程中与主人公相遇,结果被主人公不由分说的击败了。爱丽丝是人类出身的魔法使,她在修行后放弃了人类身份,但由于成为妖怪的时日尚短,她至今仍保留着一些身为人类时养成的习惯——进食和睡眠等。和魔理沙一样,她平时也住在魔法森林中的某处,专心致志地进行研究
 彼女は魔法で人形を操るのが得意で、多数の人形を同時に操ることができる。本稿見出しのように、「妖々夢」登場時には「七色の人形使い」という二つ名を引っ提げ、霊夢や魔理沙との会話においても紅白や白黒である二人よりも七色を操る自分の方が上、という主張を繰り広げている。確かにスペルカードでは毎回異なる人形を駆使した攻撃をしているようである。
 爱丽丝非常擅长用魔法操纵人偶,能同时操纵多个对象。《妖妖梦》中,她伴随着“七色的人偶师”这一称号登场,在与灵梦、魔理沙的对话中,她坚持声称比起红白、黑白配色的两人,操纵“七色”的自己更胜一筹。
 ちなみに人形はすべて彼女のお手製で、家には所狭しと大量の人形が置かれている。家事の一切を人形にやらせているが、その人形を動かしているのがアリス本人なので、疲れることには変わりない。
 顺带一提,她所拥有的人偶都是自己亲手制作的。她的家中摆放着数量众多的人偶。以至于空间都显得局促了起来。虽然一切家务都由人偶代劳,但那些人偶都是在爱丽丝本人的驱使下行动的,所以爱丽丝依然会感到劳累。

魂魄妖梦/西行寺幽幽子

(こん) (ぱく) (よう) () /西 (さい) (ぎょ) (うじ) () ()
ZUN
ZUN
 人間と幽霊のハーフっていう設定はすごく好きなんです。でも、妖怪や悪魔とのハーフは沢山ありますけど、この設定はいまだに他で聞かないと思うんですが、どうでしょう? 実際は昔からあるシンプルな発想だけど、時代が進むにつれて幽霊や死者がどういうものかという定義がはっきりしていってしまうと、付けにくい設定になりますよね。
 妖梦是“人类与幽灵的混血儿”,这个设定我非常喜欢。人类与妖怪或恶魔的混血比较常见,但人类与幽灵混血这个设定我似乎从来没听过,不知道有没有别的例子呢?实际上,我很早就有了这个简单的想法,但随着时代进步,人类对于幽灵与死者的定义越来越明确。这种设定反而很难采用了。
 最近では幽霊には実体が無い、という話が普通になってきているかもしれないですが、幽々子は実態をもった幽霊みたいなものですからね。いつから幽霊に足が無いと思っていた?
 最近大家可能都觉得幽灵是没有实体的,但幽幽子就是个如拥有实体的幽灵般的角色。从什么时候开始幽灵被认为是没有脚的呢?
(illustrator)
匡吉 (插画师)
 「妖々夢」初出のお二人な訳ですが、主に次作「永夜抄」でのやりとりからイメージしました。この二人の関係性は結構好きです。
  她们两位是在《妖妖梦》初次登场的,但我对她们的印象主要还是来自于她们在下一作《永夜抄》里的互动。我相当喜欢她们两人的关系。
Character Data
角色资料
種族:半人半霊(妖夢)、亡霊(幽々子)
活動場所:冥界
主な能力:剣術を扱う程度の能力(妖夢)、死を操る程度の能力(幽々子)
种族:半人半灵(妖梦)、亡灵(幽幽子)
活动场所:冥界
主要能力:使用剑术这种程度的能力(妖梦)
     操纵死亡这种程度的能力(幽幽子)
Spell Cards
符卡
獄神剣「業風神閃斬」(妖夢)
天神剣「三魂七魄」(妖夢)
死蝶「華胥の永眠」(幽々子)
「反魂蝶 ‐八分咲‐」(幽々子)
Personality
个人资料
 魂魄妖夢は、「妖々夢」5面のボスとして初登場した半人半霊だ。冥界の西行寺家に仕える庭師であり、剣術指南役も兼ねている。幽々子の意向で幻想郷中から「春」を集めていたが、その影響でいつまでも冬のままだったことから異変が発覚、春を取り返しに生身のまま冥界までやってきた主人公に懲らしめられた。見た目は幼い女の子だが、半分は幽霊なので半分だけ寿命が無いことから、彼女の主同様長く半人半霊をやっていると思われる。基本的に素直でまじめなしっかり者だが、掴みどころの難しい人間の世話をしている影響か、やや騙されやすい傾向がある。
 魂魄妖梦是半人半灵,作为《妖妖梦》第五关的头目初次登场。她是侍奉冥界西行寺家的园艺师,同时兼任剑术指导一职。她遵照幽幽子的想法把“春”从幻想乡中收集了起来,幻想乡则受此影响,一直停滞在冬天。异变因冬天一直没离去而败露,主人公们因此闯进冥界把妖梦教训了一顿,妖梦看上去是一个年幼的女孩子,但其实有一半是幽灵。从她有一半属于幽灵,而幽灵没有寿命一说来考虑,可以推测她成为半人半灵的时日,与她主人成为亡灵的年月一样久。妖梦大体上可以说是一位既坦率又认真的可靠之人,但不知是不是因为长年服侍捉摸不透的主人,她略微有些容易上当。
 西行寺家は冥界で幽霊の管理を任されていることからか、妖夢が所持しているふた振りの剣も、基本的には幽霊に関係する能力があるようだ。長い方が楼観剣で、妖夢がいうには「幽霊十匹分の殺傷力」があり、短い白楼剣の方は斬られた者の迷いを断つのだとか。幽霊は成仏し、人間は出血する。
 或许是因为西行寺家被任命在冥界管理幽灵,妖梦所配的两把剑都带有与幽灵相关的能力。长的那把剑是楼观剑,据妖梦所说,它拥有“一挥便可杀伤十只幽灵”的威力;短的那把剑是白楼剑,据说此剑能斩断“目标”的迷惘,幽灵被砍中就会成佛,人类被砍中则会流血。
 西行寺幽々子は「東方妖々夢」のラスボスである。庭師の妖夢に命じて幻想郷中から春を集める異変、通称「春雪異変」を起こしたが、奪われた春の気配をたどってきた巫女に懲らしめられた。性格は非常に暢気で常にとぼけたところがあり、亡霊――幽霊とは異なる非常に危険な存在であるにもかかわらず、人間に対しても極めて友好的だ。ただし、とぼけているのはあくまでもフリであり、実際には鋭い思考と観察眼を備えているようだ。従者の妖夢では、まだまだ彼女の思考を推し量るところまで到達していない。普段は冥界にある広大な屋敷・白玉楼に住んでいて、成仏や転生を待つ幽霊たちの管理を仕事としている。ちなみに幽霊の統制が取れる能力があるからという理由で勝手にやっているわけではなく、ちゃんと閻魔様(のうちの幻想郷担当)から依頼されてのことらしい。
 西行寺幽幽子是《妖妖梦》的最终头目。她命令园艺师妖梦从幻想乡中收集“春”,从而引发了异变,这也就是通常所说的“春雪异变”。她漫不经心,总是一副迷迷糊糊的样子,虽然身为亡灵——与幽灵不同,是极其危险的种族——但对人类十分友好。然而,幽幽子迷糊的样子不过是表面上的伪装,她实际具有敏锐的头脑与洞察力。幽幽子平常住在位于冥界的宽广宅邸——白玉楼中,管理着那些等待成佛或转世的幽灵。顺带一提,这似乎并非是她仗着自己拥有统管幽灵的能力在肆意妄为,而是真的在受阎魔大人(负责管理幻想乡的那一位)的委托办事。
 静謐だが四季がはっきり存在している冥界で、いつまでも咲かない白玉楼の妖怪桜「西行妖」。それに関する文献をふとした折に読み、幽々子が興味本位で考えを実行に移したことで春雪異変は起こった。桜の根元には何者かが封印されていて、花が咲けば封印が解かれるのではないか、そして何者かが復活するのではないか、と。だが、実際には「桜が封印している」のではなく「根元に埋まった何かが桜を封印」しているので、桜を咲かせて封印を解いたところでどうにもならない(※いろいろと不味いことにはなる)。
 静谧的冥界四季分明,坐落其中的白玉楼内生长着一株永远不会盛开的妖怪樱花树——“西行妖”。偶然读到相关文献的幽幽子,将自己的好奇心付诸行动,从而引发了春雪异变。据说有什么东西被封印在了那棵樱花树的根下,若樱花绽放,封印或许便会打开,某人或许也会随之复活。然而,实际上并不是“樱花树封印着什么”,而是“樱花树根下埋藏的某种东西封印着樱花树”。因此,试图通过让樱花盛开从而解开封印是徒劳的(不过,解开封印确实会造成许多不妙的后果)。

八云紫/八云蓝/橙

() (くも) (ゆかり) / () (くも) (らん) / (チェン)
ZUN
ZUN
 紫は完全にメタ視点で会話ができるキャラが欲しかったから登場しました。「妖々夢」に限らず、話の全体に深みを持たせるために。
 我之所以让紫登场,是因为想要一个能完全以游戏外的视角来进行对话的角色。不仅限于《妖妖梦》一作,这样做还能让这个系列更有深度。
 もちろん「紅魔郷」の赤から始まって、『橙』が来て、いきなり飛んで間はどうしたんだって話ですが『藍』が来て、そのまま『紫』というふうに、少しずつ色を変えていくという作り方のキャラなんです。ストーリーともあまり関係ないですし。
 从《红魔乡》的“红”开始,然后就有了“橙”——中间可能跳过的比较多——接着是“蓝”,然后是“紫”,这些名字就是像这样根据彩虹颜色的顺序一路排下来的。值得一提的是,这一点与剧情并没有什么关系。
(illustrator)
匡吉 (插画师)
 胡散臭いと評判の幻想郷きっての大妖怪と、その式と式の式というお三方。紫さんは原作寄りの少女感も良いとは思いつつ、3人の関係性のわかりやすさから少し大人びていただきました。
 这三位分别是身处幻想乡的顶点而又行迹可疑的大妖怪、大妖怪的式神,以及式神的式神。我觉得以贴近原作的少女感来绘制紫小姐也不错,但为了更凸显三位角色的关系,我把她画的更成熟一点。
 この方はどんな年齢の姿にもなれそうな気がします。3人並ぶと普段のやりとりや立ち居振る舞いが想像されて面白いですね。
 我猜她应该能够随意改变自己的外观年龄。看到这三位角色待在一起,我就会开始在脑海中想象她们的日常互动,以及各自的言行举止,并乐在其中。
Character Data
角色资料
種族:妖怪(紫)、妖獣(藍・橙)
活動場所:あらゆる場所(紫)、幻想郷全般(藍)、妖怪の山(橙)
主な能力:境界を操る程度の能力(紫)、式神を使う程度の能力(藍)、妖術を使う程度の能力(橙)
种族:妖怪(紫)、妖兽(蓝、橙)
活动场所:各种地方(紫)、幻想乡全境(蓝)、妖怪之山(橙)
主要能力:操纵界线这种程度的能力(紫)
     役使式神这种程度的能力(蓝)
     使用妖术这种程度的能力(橙)
Spell Cards
符卡
紫奥義「弾幕結界」(紫)
幻神「飯綱権現降臨」(藍)
仙符「屍解永遠」(橙)
Personality
个人资料
 八雲紫は「妖々夢」の「Phantasm」ステージのボス。旧知の仲である幽々子の頼みを聞いて、幽々子が幻想郷から春を集めるために幽明の境界を緩めていたが、異変が落ち着いたので結界を再度引き直すよう頼まれていた。だが紫が寝てばかりだったので幻想郷が幽霊だらけになり、しびれを切らした霊夢に懲らしめられることとなる。
 八云紫是《妖妖梦》“幻影”关卡的头目。她听从了旧友幽幽子的请求,为了让幽幽子从幻想乡中收集“春”而模糊了幽明的界线,异变平息后又受托将结界重新复原。因为紫总在睡觉,幻想乡变得到处都是幽灵,结果她就被忍无可忍的灵梦惩戒了一番。
 性格は胡散臭いの一言で、見た目だけは人間と変わらないが、行動原理はまるで異なり、何を考えているか常人には理解が難しい。昼間は寝て夜起きるので、大抵のことは式神に任せている。普段は博麗神社とは反対側に位置する、幻想郷の端に住んでいるらしいが、とにかく神出鬼没なのであまり住処などは意味がない情報といえる。あえて言えば幻想郷全域で活動しているのだが、紫に限ってはそうとも限らないのが恐ろしいところだ。
 她的特点可用“形迹可疑”一言以蔽之。她单从外表看和人类没有什么区别,但行动原则与人类大相径庭,常人难以理解她的想法。紫过着昼夜颠倒的生活,将大部分事务都交由式神打理。她平时似乎居住在与博丽神社位置正相反的幻想乡边缘处,却会在幻想乡的任何一个角落现身。非但如此,全幻想乡甚至只有这个妖怪留下了频繁来往“外面世界”的行迹。
 紫の能力は「境界を操る」こと。論理的にあらゆるものに干渉できる、強大すぎる能力だ。もちろんそんな能力を戦いに転用されればゲームが成立しなくなってしまうので、作中では紫もあくまでスペルカードルールの中で戦う。もっとも、そのルールの制定にすら一枚噛んでいるらしいのだが……。
 紫的能力是“操纵界线”,按理论说这是一种能够干涉任何事物的强大力量,游戏当中的紫不过是遵从“符卡规则”进行战斗而已。说到底,就连“符卡规则”的制定也与紫有着千丝万缕的联系......
 式神を操ることも、紫の主な能力として挙げられる。外の世界で言うところのプログラミングのようなものらしく、式は主人の命令の通りのことをこなす。知能が高く、特に数字を扱うことに長けていて、計算や分析能力に優れている。その一方で応用力には難があるらしい。紫は普段寝ているので式神が代わりに行動しているが、その用事とは主に雑用のようだ。
 “操纵式神”常常也被列为紫的主要能力之一。式神会遵照主人的命令执行任务,他们智力极高,计算,分析的能力尤为出色,但应用能力似乎不强。紫役使着多个式神,其中最具代表性的是八云蓝。不过,“八云蓝”指的只是式神的那部分,蓝所凭依的妖兽——九尾狐是另一个妖怪。被式神凭依时,狐狸本身的意志绝不会表露半分。
 「妖々夢」のエキストラステージのボスで、寝ていた紫の代わりに結界を調べに白玉楼を訪れていたところ。性格は温厚で、本体が狐ということもあってか油揚げが好き。基本的な行動原理が「紫の行動を遂行する」ことにあるので、襲われない限りは勝手に戦ったりもしない。ただ、主人である紫は藍に対して単に言いつけどおり命令を遂行すること以外を望んだりするので、難儀していることもある模様。
 蓝是《妖妖梦》额外关卡的头目,剧情中她代替睡觉的紫造访白玉楼,调查结界。蓝性格温和,大概是因为她凭依的是狐狸,所以她也喜欢炸豆腐。她的行动基本上都是为了“完成紫的命令”,只要不遭到袭击,她便不会随意挑起战斗。不过,比起能够单纯地执行命令,身为主人的紫对蓝有着更高的期待,这似乎让蓝有些为难。
 藍くらい強力な式神となると、自分が式神であるにもかかわらず、式神を使役することができる。藍が使役している式神が橙である。「妖々夢」2面ボスとして、マヨヒガにいたところを通りすがりの主人公に退治された。さまざまな妖術を使い、身体能力も高いが、藍のような高度な式神と違い、数字に強かったりはしないようだ。藍と同様、橙もまた「化け猫に憑りついた式神」のことであり、とり憑かれている化け猫とは明確には別の存在だ。式神が憑いているときも素の状態の時も水に弱く、水をかぶると式神が外れてしまうという。
 身为式神的蓝,同样也能够役使其他式神。蓝役使的式神叫橙。橙是《妖妖梦》第二关的头目,待在迷途之家的她,被途径的主人公降服了。橙能够运用各种各样的妖术,身体能力也十分优秀,但是与蓝那样的高级式神不同,她似乎并不擅长应付数字。与蓝类似,橙是“依附在猫妖身上的式神”,与凭依的猫妖本身是两回事。不论是否处于凭依的状态,她都害怕水,而且对木天蓼毫无抵抗力。

注释


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