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妖精小迷宮 ~ Fairies Odyssey./游戏设定与剧情/关卡/Stage 2

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1F

     ここは紅魔館。湖畔に聳える荘厳な屋敷。
   かの地にもまた、妖精達の息遣いが幽かに聞こえる。


    ある妖精は、遊び半分にメイドとして館に仕え
    別のある妖精は、今日も忍び込んで悪戯を企てる。


         だけど、気をつけなさい。
  館の名に冠された「魔」、それはすなわち悪魔の「魔」。


  妖精達にそのように忠告したファフニールはもう居ない。
     そして、その言葉を覚えている妖精も――。

         第二迷宮 紅キ文庫
         -AKA KI FUMIKURA-


     1F 夢幻の別天地、誘うは本と云う名の扉
     这里是红魔馆。耸立在湖畔的庄严的深屋。
     此地也同样,能够些微听到妖精的呼吸声。


     有的妖精,抱着一半玩闹的心态去当了女仆。
     也有的妖精,今天也偷偷潜入,尝试恶作剧。


           但是,务必小心。
     馆名中的「魔」字,自然是恶魔的「魔」。


     对妖精们做出这样忠告的法芙娜,已经不在了。
       还记得这句话的妖精,也是一样——

        第二迷宫 赤红的文库
         -AKA KI FUMIKURA-


    1F 梦幻的另一处天地,导引是名为书的门扉


???
ほうほう、この子が記者殿の言っていた
妖精界の超新星ね!
喔喔,她就是记者阁下所说的,
妖精界的超新星吧!
法塔赫得拉
そうでふ!
エインさん、このお二人こそが先ほど紹介した
外の世界からやって来たレア妖精さんですよ~!
没错㕹!
埃因,这两位就是我刚刚介绍的,
从外面世界来的稀有妖精哦~!
普丽姆洛克
確かに、妖精なのに強そう!
あ、私はサクラソウの妖精プリムロック
空間をワープできるこの鍵の力で、なんと異国
ドイツの伝承にも残っていると言われている!

それからこっちが相棒のアクアクライネ
二人で世界旅行を楽しんでるの。
幻想郷にもしばらく滞在させてもらうから
こっちの妖精界のみんなによろしくね!
确实,明明是妖精,却好强的样子!
啊,我是报春花的妖精普丽姆洛克
我的钥匙有能够瞬移的能力,可是在异国
德意志的传说中留有记载的哦!

然后这边是我的好伙伴爱夸克莱妮
我们两个在全世界旅行呢。
这段时间都会住在幻想乡,
所以向这边妖精界的大家问好啦!
爱夸克莱妮
…よろしく。
……你们好。
君、つまりエインセリアは
無言のままプリムロック・アクアクライネの両名と
目線で挨拶を交わした。

言葉を発しなかったのは、単に君がコミュ障だからという
わけではない。この二人が、これまでに出会った妖精達とは
何か異なるという違和感を感じたからである。

だが、違和感の正体が何なのかは分からない。
⑨で能天気な幻想郷の妖精と、本場ヨーロッパの伝承に残ると
言われるような妖精では、単純に格が違うからと言われれば
それまでである。
法塔赫得拉
ふぁえ…?
も、もう会話とか無いんですか…?
これだけじゃ記事が作れないのでふぁ…。
普丽姆洛克
じゃあいっちょ妖精大戦争ごっこでもするか~!
長年コンビを組んで来た私達二人と
最強を超えし妖精剣士とかいう君たちに分かれて
幻想郷の運命を賭けた戦いを…
爱夸克莱妮
…今は…無益…。
法塔赫得拉
大戦争はまずいですよ!
でも実力を競い合うのは、記事の見栄え的にも
大変面白そうでふね~。
そうだ~、ではこういうのにしませんか!?

今居るこの建物「紅魔館」では、我々妖精が
メイドとして多く雇われています!
今の就職氷河期でも、妖精界隈の就職先として
唯一無二の安定した場所として有名でふ!

ところが近年では、外国から来た
ゴブリンとかいう安価な労働力が重宝されて
格式高い妖精メイドの需要が、嘆かわしくも
減っているというのが、私の調べた所でふ。

そこでプリムさん達とエインさん達で対抗し
奴らゴブリンの長であるゴブリンクイーン
どちらが早く駆逐できるか勝負!
というのはどうでしょう!?
埃因塞丽阿
(それは妖精メイドが真面目に仕事しない
 からというだけでは…)
普丽姆洛克
……………………!
なるほど! あいつら幻想郷の妖精並みに
倒してもすぐ復活するから、罪悪感なく
ボコせるし良い案だね!

ううむ…。
とは言っても、私とアクアは戦いが得意な
妖精じゃないからね。
ゴブリンクイーンを倒すのは君たちに任せよう。

その代わり、空間を飛び越える私の能力で
館の中に、壁の向こうにワープできるポータルを
沢山設置してあげよう!
爱夸克莱妮
…青いポータル…
乗ると5歩分、乗った方向へワープする…。
法塔赫得拉
おぉ~!
外の世界の妖精達が、力を合わせて
幻想郷妖精の雇用を守る為に立ち向かう!
いいでふね! それでふぁイナルアンサー!
普丽姆洛克
決まりね! それじゃ私たちは先へ飛んで
どんどんポータルを作って行くから
邪魔な魔物の相手は君たちに任せた!
ファタヘデラとプリムロックで勝手に盛り上がり
君は勝手にゴブリンクイーン討伐のミッションを
背負わされる事になってしまった。

アクアクライネもまた、殆ど意思と関係なく
この展開に巻き込まれた苦労人のように思えたが、
君がちらりと送った同情の視線にも、彼女は一切
表情を変える事は無かった。

二人は先に行くとの事であるが、君たちはエルフハイムで
十分に探索準備を整えてからで構わない。
道具屋や鍛冶屋・ギフト屋に新たな商品が入荷したし
食事は同時に二食まで注文できるようになっている。


なお食事効果は、同じものを重ねて食べても
効果は一回分なので、バランスの良い食生活を心がけよう。


アーカイ部に
「プリムロック①:基本データ」
「アクアクライネ①:基本データ」
のテキストが追加された!

2F

      2F 金の光は更なる彼方へ妖精を運ぶ
      2F 金光将妖精送向更远的地方

3F

        3F 限りなく絶望に近い書庫
        3F 无限接近绝望的书库


普丽姆洛克
来たか君たち!
早速だけどこのフロアはやばいよやばいよ!
爱夸克莱妮
…向こうを…。
君たちがプリムロック&アクアクライネの指示に従い
物陰に身を潜めて様子を伺うと、赤絨毯の敷かれた
回廊の向こうには、恐ろしい威圧感を放つメイドが
無数のナイフを携え、鋭い目を光らせている!

プリムロックが、その辺のメイド妖精から得た情報として
色々と教えてくれたが、君はそのくらいの知識は
既に転生前から知っている! 彼女は紅魔館の誇る
完全で瀟洒なスーパーメイド・十六夜咲夜である!

恐らくは、君たちが書庫に侵入した事が知られてしまい
彼女が警備に乗り出したのだろう。
光速より速く動ける咲夜に捕捉されたならば、今の君たちには
勝ち目は万に一つすら無い!
普丽姆洛克
いやーやばいね、まじやばすぎ語彙力なくなる。
あの赤絨毯、このフロアを縦に貫通してるから
赤絨毯の上に出た瞬間にあいつの視界に入る。
すると一瞬で時間ごと凍結されて死ぬ。
彼女の背中には、投擲されたと思しき咲夜のナイフが
既に何本も刺さっている。あの距離から命中させる咲夜も
恐るべきものだが、この状態で平然としている
プリムロックのギャグ補正も別の意味で恐ろしい。
普丽姆洛克
おまけに次のフロアへ進むには、あいつの
目の前を横切らないといけないと来てる!
ワープを使って強行突破しようにも、あの辺だけ
壁が厚くて飛び越えるのが難しい!
爱夸克莱妮
一か八か…でワープしても良いが…
ワープ先が「いしのなか」だった場合
お前たちは死ぬ…。
法塔赫得拉
ふぁえぇ…メイド妖精たちの情報によると
ゴブリンが居るのはファイナルフロアの筈…
我々が二手に分かれて陽動作戦をしようにも
囮になった方がほぼ死ぬのはちょっと^^;
普丽姆洛克
落ち着きたまえ。私に良い考えがある。
これまで使ってきたワープポータルは私の能力で
設置したものだが、次はアクアの能力で
この困難を突破できるかも知れない。
プリムロックが言うには、まずはワープを駆使して
何とか咲夜の背後の小部屋へ回り込みたいらしい。
作戦はそこに着いてからだという。
普丽姆洛克
乗ると見つかって即死する赤絨毯を避けながら
進む必要があるけど、絨毯の横幅は5歩分!
青いワープだとギリ乗っちゃって横切れないし、
オレンジのワープだとぶっ飛びすぎてしまう。

そこで絨毯の横幅をギリ飛び越えられるよう
出力を調整した、6歩分ワープする紫のポータル
新たに用意した! いしのなかに飛ぶと死ぬ
君たちはこれをうまく使いたまえ!
君たちに助言を残した後、二人は作戦の準備をすると言って
またも先に行ってしまった。こちらと違って少人数ゆえに
身軽に動けて、更にプリムの能力でワープも使えるあの二人は
敵との遭遇を最低限に抑えて進めるらしい。
法塔赫得拉
ぐぬぬ…妖精界最速の私が遅れを取るとふぁ…
いえいえ、あちらは長距離ワープという
非合法手段を使っていますので、純粋な速さは
私こそ最強でファイナルアンサー…ぶつぶつ…
ファタヘデラがジェラシーを感じているので
君が勝手に話をまとめておいた。
まずはワープを駆使し、咲夜の背後の部屋へ
無事に辿り着きたまえ。


複雑にフロアに張り巡らされたワープを辿り
君たちは咲夜の見張り位置の背後に回り込める場所で
ようやくプリムロックとアクアクライネに追いついた。
二人は咲夜に発見されないよう、声を潜めて話しかけて来る。
普丽姆洛克
よくぞ無事に辿り着いた!
ここから奴の背後を取れるけど、まあ私ら妖精が
奇襲に成功した所で勝てるわけが無い!
そこでさっき言った通り、ある作戦を実行しよう!
爱夸克莱妮
こっそりと…見てみるが良い…。
促された君たちが、咲夜の背後の部屋を覗き込むと
部屋の中央付近に、火のついていない燭台が見える。
このゲームでは、普段色々な描写が省略されているが
本来、そこに燭台があるなど珍しい事ではない。
爱夸克莱妮
…例えばあの燭台に何かが起これば
あやつの目線と注意がそちらに向く…すると
その間…我々は今まで避けて来た
赤絨毯の上を通り、先へ進む事が出来るのだ…。
なるほど確かに、例えば燭台がひとりでに宙に浮いたり
火がついたりすれば、咲夜の注意を一時的に逸らし
その隙にこの警戒を突破できるかも知れない。

そして都合の良い事に、君はエルフハイムの妖精達の中でも
姿や音、気配を消す事ができる三人組に悪戯を頼む事が出来る
…が、あれほど咲夜の至近距離に迫るのでは、仮に失敗し
存在が発覚した場合、三妖精はほぼ確実に死ぬだろう。

君がそのように思考を巡らせたのを見通したかのように
アクアクライネは「…心配は無用」と言葉を繋いだ。
爱夸克莱妮
私の力を使えば、奴に近付かずして
怪奇現象を起こす事ができよう…。
普丽姆洛克
アクアの力は、ここっぽく言うと
「生命を吹き込む程度の能力」
アクアは何にでも生命を宿らせて
物だって生きているように動かせるのだ!
爱夸克莱妮
…私の言うべき台詞を…かなり奪われた。
しかし、そういう事だ。
勿論、与えられる生命は無限ではなく、それらが
全て私の意のままに動くとも限らない。
「新たな生命を生み出すなんて…そんな大人な…!」
と一人で勝手に顔を赤くするファタヘデラをよそに
アクアクライネが指先から光球のような物を飛ばし
離れた燭台にそれを宿らせる。
普丽姆洛克
よっしゃ! あっちを向いたぞ!
さあ今のうちに↓の通路から絨毯を横切って
次のフロアへ走るのだ!
爱夸克莱妮
燭台に与えた生命は…後で呼び戻せる。
情報によると次の階がゴブリンクイーンの玉座…
そこでまた落ち合おう…。
君たちを促した後、咲夜が再び振り返らないうちにと
二人は足早に先へ行ってしまい、後には君たちだけが残った。
法塔赫得拉
ふぁえ~…
二人ともなんかこう凄い能力を持っていますね…
エインさんも何かこう、光と闇を操ったり
そういう凄いアレとかもっとあるのでふぁ?
外の世界の人間から転生した規格外の妖精であり、
雷光の剣さばきを誇る、よくわからない程の才能を誇る自分に
これ以上何を求めるのかと心の中で突っ込みつつも
君は適当な相槌を打ち、通路の先に視線をやった。

先ほどの二人の言葉を思い出して欲しい。
あの階段の先が、討伐ミッションの対象である
ゴブリンクイーンの居場所に通じている事はほぼ間違いない。

君たちは第一迷宮の4Fで、鋼鉄の巨躯を誇るゴーレムと
死闘を繰り広げた時の事を覚えているだろうか?
奇しくも、次のフロアもまた、この第二迷宮の4F。
4は死を表す不吉の数字なのだ。

…と考えた所で、よく考えるとそれより恐ろしそうな
咲夜の居るこのフロアは3Fなので、多分ただの偶然だろうと
思い直し、君はとにかく先を急ぐ事にした。

例え背後から奇襲をかけた所で、今の君たちが咲夜に
勝利できる可能性は極めて低い。
下手に手出しをせず、大人しく次のフロアへ進みたまえ。


如果想背刺咲夜
例え背後から奇襲をかけた所で、今の君たちが咲夜に
勝利できる可能性は極めて低い。
下手に手出しをせず、大人しく次のフロアへ進みたまえ。


如果故意想走到咲夜眼前
これより前へ進むと、咲夜の視界に入ってしまう。

君たちは知恵を巧みに使い、今まで接触を回避して来たのだ。
ここに来てわざわざ危険を冒す必要性は限りなく薄い。
よく考えた上で、確実に生き残る道を選びたまえ。

4F

   4F 妖精と小鬼が見苦しくまみえる果て無き戦場
   4F 妖精与小鬼丑陋交锋的无尽战场


普丽姆洛克
万難を排しついに来たか!
妖精メイド達の証言によると、ここが噂の
ゴブリンクイーンの玉座らしい!

紅魔館に雇われているゴブリン達は皆まとめて
この大広間に押し込められて生活しているとか。
扱いが良いのか悪いのかわからんねぇ。

我々妖精軍が攻めて来るという情報が何処からか
漏れたようで、奴ら大広間の入口にバリケードを
作ってあるが、なあに、私のポータルを使えば
問題ない。それにしても何処から情報漏洩が…。
法塔赫得拉
(ふぁえ~…エルフハイムでの休憩中に
 新聞に書いて紅魔館の妖精メイドさんにも
 配ったなんて言ってはまずい雰囲気でふ…)
爱夸克莱妮
とにかくだ…
我々は…道を開くという役目を全うした…
あとはお前たちに任せる…。
普丽姆洛克
これまでの迷宮のように入り組んだ構造に
なっていなくて、クイーンの玉座まで一直線に
行けるけど、ただちょっと直行する前に
大広間をよく見渡して欲しい。

クィーンだけではなく、F.O.Eとして
手下のゴブリンが何匹か居るから、できるだけ
先に倒してから向かった方が良い気がするよ。
法塔赫得拉
なるほろ~…雑魚ゴブリンはF.O.Eとしては
かなり弱いので、決戦の前に最強妖精勲章を
荒稼ぎできるという…なるほろ~…。
埃因塞丽阿
(なるほろ~…はお前の台詞じゃないだろう)
普丽姆洛克
まあつまりアレだね。
「君は一直線にクイーンの玉座へ突き進んでも
 良いし、周囲から一匹ずつ仕留めて
 回るのも自由だ」って奴だ。
爱夸克莱妮
熟練の戦士にとって…ゴブリンなど取るに足らぬ。
しかし…非力な我々妖精にとっては強敵…
お前たちの戦いぶり、見せて貰おう…。


普丽姆洛克
強き妖精、それは我々が長年夢見てきた事。
我々は力を合わせれば何だってできる!
さあ、それを今証明してくれ!
埃因塞丽阿
(力を合わせてやる事が、殆ど言いがかりで
 ゴブリン退治とかしょぼすぎる…)


爱夸克莱妮
我々が協力できるのは…恐らくここまでだ…
しかし、お前たち幻想郷の妖精達ならば
如何なる困難も乗り越えられる…そう願う。

哥布林女王战

哥布林女王战斗前

行く手を阻む者たちを力ずくで叩き伏せ、ついに君たちは
赤絨毯の先、安っぽい玉座に鎮座する、女王と思しき
ゴブリンの姿を捉えた。彼女が討伐ミッションの
最終ターゲットであるゴブリンクイーンであろう。

クイーンはドヤ顔で、小柄な体格に不釣り合いな
大斧を担ぎ上げると、手下のゴブリン達の上に
騎馬戦のようにまたがる戦闘体制(多分)を取り
余裕ぶってこちらを睥睨した。

「ふぁ…カッコいい…!」
そのポーズにファタヘデラが感動しているが
生憎これから始まる事は、運動会の騎馬戦などではない!

さあ勇者たちよ! 覚悟が出来たなら剣を取り
紅炎猛り白刃舞う戦場に身を投じたまえ!

哥布林女王击破后

ゴブリンクイーンは理不尽に吹っ掛けられた戦闘に
手下と共に果敢に応戦するも、何度増援を呼ばれても
決して諦めない君たちを前に、ついに根負けしたらしく
小柄な身を素早く翻して逃げて行った。

幻想郷と異国の妖精達による、住む世界を越えての
感動の共闘達成に、ファタヘデラやプリムロックが
惜しみない賛辞を送るが、君たちは何故か素直に喜ぶ気には
なれない者ばかりだ。

兜塚守桔梗は、この為に大した理由なく
退治されたゴブリン達に心を痛め、生けとし生きる者は
皆エゴの中で生きている…と哲学的な空気に浸っているが
君の表情が浮かない理由はそれではない筈だ。

そう、ゴブリン達は紅魔館に雇われている!
あの十六夜咲夜を含む、恐るべき雇い主達に
侵入者の報告に行った事は全く想像に難くない!

驚愕の事実に気付いたファタヘデラがふぁーっと慌て回り
釣られてプリムロックもはわわと騒ぐ!
君とアクアクライネは無言のまま互いに目線を交わし
「最初から気付けよ…なぁ」と心で会話した。

そういえば、とプリムロックがクイーンの玉座に目をやる。
君たちもここまでの道中のどこかで、ゴブリンクイーンの
玉座の後ろに隠し階段があり、それを使えば紅魔館から
脱出できる
という情報を聞いていないだろうか?

紅魔館の悪魔やメイド長たちに見つかっては命は無い!
速やかに隠し階段を下り、地下よりこの館を脱出したまえ!


如果尚未击破哥布林女王就触发密道
君たちの目の前にある玉座の背面には、不自然な蓋があり
何と開けると、地下への隠し階段が続いている。

しかし、今はまだこの先へ進むよりも
優先すべきミッションが残っているはずだ。
意を決して玉座の主と戦い、そして勝利したまえ!
如果已击破哥布林女王
君たちの目の前にある玉座の背面には、不自然な蓋があり
何と開けると、地下への隠し階段が続いている。
先へ進みますか?

4.5F

    4.5F 妖精達の反撃の狼煙は地底より燃ゆ
    4.5F 妖精们反击的狼烟自地底燃起


君たちは地下に掘られた秘密の抜け道を使い
命からがら紅魔館からの脱出に成功した。
君たちの無事を確認すると、先に脱出していたあの二人が
遠くから声をかけて来るのが見える。
普丽姆洛克
本当にゴブリン達を打ち負かすとは…
私もアクアも驚いて、つまり二倍驚いたよ!
幻想郷の妖精達は予想以上に強いね…感動した!
爱夸克莱妮
そこでなのだが…
お前達には…頼みがある…。
法塔赫得拉
まさか…ついに外の世界に進出して
スーパー妖精ランドを作るとか…ゴクリッ!
普丽姆洛克
それも良いが、君たちはこれから、ゴブリンより
遥かに強大な敵と戦わなければならない。
まずは話を落ち着いて聞いてくれ。
爱夸克莱妮
今まで黙っていたが…そもそも私とプリムが
世界を放浪しているのは…呑気に旅行をしている
わけではない…。

滅ぼされたのだ…故郷を。
そう…「妖精を喰らう鉄の暴神」に…な。
法塔赫得拉
ふぁ…!…?
普丽姆洛克
説明しよう…!
「妖精を喰らう鉄の暴神」とは
人と自然と妖精が豊かに共存する妖精ランドに
理不尽にやって来る脅威なのだ…!

私たちの故郷は…奴のせいで滅茶苦茶になった!
そこで私たちは、世界各地の妖精ランドを
守る為、こうして活動を続けているのさ!
埃因塞丽阿
(なるほど…鉄の暴神とやらがどのような奴かは
 分からないが、現代日本から失われたものが
 集まる幻想郷は、世界的に見ても有数の規模の
 妖精ランドである事は想像に難くない…)
普丽姆洛克
私たちは考えたのさ。
これまでは、奴からは逃げ回るしかなかったが
幻想郷の妖精たちなら、力を合わせて立ち向かう
事で、鉄の暴神に対抗できるかも知れないと。
爱夸克莱妮
その為に…お前たち幻想郷の妖精の力を…
計りたかった。
そしてゴブリン退治の様子を見て
信頼するに足る実力であると確信した…。
法塔赫得拉
ファッ!? そうか…!
だから妖精界に素早く情報を広められるように
自称新聞記者である私をいち早く引き込んで…。
そういえばゴブリンの知識を私に吹き込んだのもお二人だ…!
埃因塞丽阿
(さては新聞を作れるよう、彼女に読み書きを
 教えたとか、フェアリープリンターを与えたり
 したのもこの二人の手回しか…?
 どう見てもあれは幻想郷の技術じゃない…)
普丽姆洛克
おっと、ここで話を戻すのだが、情報によると
鉄の暴神は、この地下水脈を更に下りた所にある
妖精祭祀殿に既に来ているらしい!
法塔赫得拉
妖精祭祀殿…! 私たち妖精の為に力を尽くした
伝説の超妖精・ファフニールさんを称える為に
作られたと言われる…! 噂は聞いていましたが
実在していたのでふね!
爱夸克莱妮
弱く儚い、名も無き妖精たちにとって…かつて
ファフニールの存在は心の支えであったと聞く…
ゆえに、その象徴を…まず破壊したいのでは
あるまいか…。
普丽姆洛克
こりゃもはや猶予は無い!
君たちが奴とも戦いうる実力を供えているのは
もう十分に分かった!
あとは一刻も早く妖精祭祀殿に向かおう!

今回も我々が先行し、道中にワープを設置する。
ただし無くても問題ないならしない。
エルフハイムで体勢を整えるのも良いが
なるべく急いでついて来てくれ!
君たちに助言を残した後、二人はやはり先に行ってしまった。
法塔赫得拉
ふぁ…ファファファ…!
驚きましたが、これは考えようによっては
面白くなって来ましたね!

妖精界を揺るがす危機に
みんなで力を合わせて立ち向かうなんて…!
大丈夫ですよ! 私はエインさんやあのお二方が
居れば絶対に負けないと信じていまふので!

それに、戦いの舞台は妖精祭祀殿…
なら、伝説の超妖精ことファフニールさんの
加護もきっとある筈で! で!
埃因塞丽阿
(…ファフニールとは一体どんな妖精なのだろう。
 ここまでに何度か噂は聞いた気がしたが
 転生する前に持っていた知識の中には
 そんな妖精は居なかった筈…。)

(それに幻想郷の妖精の個体名としては
 ファフニール…は物凄く不自然だ。
 本当にその人物は妖精なのだろうか…?)
法塔赫得拉
…そうでふね。私も直接会った事はありません
ので、噂で聞いた話しか知らないのですが
何でも妖精達の地位向上の為に、色々な活動を
して下さったとか…。

魔法の森に道を作って通りやすくしたり
妖精達が固まって暮らせる集落を作ったり…
あ、それが我々の拠点エルフハイムらしいでふ。

けれど、ある時からファフニールさんは
突然行方不明になり、それからは誰も
その姿を見た事は無い…と言われています。

…とにかく、ふわ~っとジャンプして
下へ降りてみましょう!
もしかしたら妖精祭祀殿で、ファフニールさんの
手がかりも掴めるかも知れませんので!
確かに、ここで考えていても何も始まらないだろう。
それに、紅魔館からの追手がここまで来ないとも限らない。
君たちは互いに頷き合い、この地下水脈を下り
妖精祭祀殿への道を探す事にする。

触发机关开启妖精祭祀殿

扉は固く閉ざされており、力任せにこじ開ける事は
不可能のようだ。
君は周囲を更に探索し、この扉を開ける為の手がかりを
探す必要がある。


君たちの足元には、何らかの人工的な仕掛けを作動させる
装置のような物があるが、硬く錆びついているのか
普通に踏んだだけでは作動する気配は無い。


高所から皆で勢いをつけて飛び乗ってみると
錆びついた仕掛けはようやく作動したようだ。

どこからか重い扉が開くような音が聞こえる。
君に心当たりがあるなら、その場所に向かい確認したまえ。


高所から着地と同時に妖精キックを地面に打ち込むと
錆びついた仕掛けはようやく作動したようだ。

軽率な行為により君は足を少し痛めてしまったが
どこからか重い扉が開くような音が聞こえる。
君に心当たりがあるなら、その場所に向かい確認したまえ。

哥布林女王再战

君たちが行き止まりと思しき暗がりを覗き込むと
何とあのゴブリンクイーンが、手下たちと共に
連携スキルの練習をしているではないか。
君たちに敗れたことに余程の屈辱を覚えていたようだ。

クイーンと手下たちは、君たちが見ていることに気が付くと
素早く戦闘態勢を取り、ゴブリン語で勢いよく何かを
話しかけて来た。恐らくは再戦の申し込みであろう。

君たちがその気ならば、この場でもう一度
クイーンと刃を交えることができる。
君たちがその気ならば、この場でもう一度
ゴブリンクイーンと刃を交えることができる。
如果选择 战斗
进入战斗:哥布林女王
騎馬から落下したクイーンは、地団太を踏みながら手下たちに
何かを命令している。ゴブリン語は分からないが、直感的に
「メイガスを連れて来い」と言っていると予想した君たちは
素早くこの場を離れて勝ち逃げとする事にした。

注释

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